アヌデラージュ冒険戦記 11【連載小説】
お知らせ♪
たよろよろ図書館DATABASEさま。
「宙域航空母艦 信濃吠ゆ」をマガジン登録ありがとうございます。https://note.com/apytt/n/n2706377b72a1
冒険ファンタジー エンターテインメント✨️
あらすじ
ヴェルザス領地ヴュルッセオ自治区血盟ギルド 「グリードゥラ」盟主インドゥーラ • ヌルカ • ベクトル、同じくヴェルザス領地 エストランタ自治区血盟ギルド 「モズレナ」両ギルドにブルヘッド外交官を派遣。「グリードゥラ」にはヴェラックウェル自治区防衛の協力要請の書簡と、軍事憲法改正への署名をもらうために。 「モズレナ」には軍事憲法改正の署名をもらうよう「ブルヘッド」血盟主は、自軍ギルドの外交官二人に託した。
そして、その外交官護衛をブルヘッド第三剣士軍部隊に任せた。
そうしてヴェルグラーレ自治区を午前零時に出発した「ブルヘッド」血盟軍第三剣士軍部隊100名、魔導師 マジックフェロー、セルディア • モンティアル • タクミを含めた12名「ブルヘッド」外交官2名はヴェルグラーレ自治区から数十キロ離れた中立地帯メルヴィルにて暫しの休憩をとった。
そこへ第三剣士軍部隊隊長アヌグレッサ • エスタリア • ミオの元に不審な報告が入った。
それは第三剣士軍部隊の動向を探るような者たちが居て、その者たちは直ぐに中立地帯メルヴィルを出ていった。
その事に山賊か反自治区勢力であるパルチザンの待ち伏せを警戒した第三剣士軍部隊長であるミオは、少々危険ではあるが、監視者ウオッチャー • スケルトンという骸骨の化け物がいる嘆きの丘(元処刑場)の墓地を抜けるルートを選んだのである。
1時間だけの休憩の後、中立地帯「メルヴィル」を出発したブルヘッド第三剣士軍部隊、召喚獣銀狼に乗り先頭をはしる軍部隊長ミオは、二股に分かれた道を躊躇無く嘆きの丘方向へ向かった。
荒地ではパルチザンが待ち伏せしていた。そして嘆きの丘方面にもパルチザンは待ち伏せしていた。だが、暗闇の遠くに灯火がポツポツと灯るのを見たミオは、嘆きの丘にも待ち伏せがあると察した。
マジックフェローのタクミに攻防強化のエンチャントを頼んだ。タクミが他のマジックフェローに剣士達にエンチャントをかけるよう声をかけた。
エンチャントをかけ終わると、敵の挟み撃ちを警戒したミオは風下の草むらに身を隠すよう兵士達に伝えた。
案の定、身を潜めている第三剣士軍部隊の前を、黒豹や獅子、虎の召喚獣に跨るパルチザンの集団が通り過ぎて行った。
そして嘆きの丘へ続く道で、第三剣士軍部隊を待ち伏せしていたパルチザンと、ミオ達の前を通り過ぎて行ったパルチザンが暗い夜に第三剣士軍部隊と間違えて同士討ちを始めた。
ミオが一人で偵察に行くと、路上には無数のパルチザンが倒れていた。
そして、パルチザン弓兵に追いかけられたミオは、、道に溢れかえる岩石ゴーレムを直前で避け、草むらに入った。
追いかけてきたパルチザン弓兵は岩石ゴーレムの群れに突っ込みパルチザン弓兵の多数は絶命した。
その後、ミオ率いるブルヘッド第三剣士軍部隊は、ゴーレムを避けながら嘆きの丘に到着したのである。
嘆きの丘の墓地
嘆きの丘の墓地入り口で
許可証を貰った私達、
ブルヘッド第三剣士軍部隊は、
墓地に足を踏み入れた。
入り口こそ広いが、
中はそれほど広くない通路が一本あり、
朽ち果てた墓石が左右にひろがっている。
114名の集団では、
否応無しに3列で
縦長の展開となりそうなので、
外交官二人は前方列に合流してもらった。
『中列、後列、
ここには語りかけてくる
怨霊がいるそうだ。
語りかけられて返事をすると
怨念を刺される。
刺されたら誰彼構わず恨みの対象になる。
仲間同士の討ち合いにもなりかねない。
怨霊の声には耳を傾けるな!
実体のある魑魅魍魎が襲ってきたら
迷わず剣を振れ!
!皆、信号弾は持ってるな?』
『おぅっ!』
『モンスターに襲われたら、
必ず信号弾を撃て!皆で討伐する!』
『おぅっ!』
私の言葉に屈強な男達の
野太い声が墓地に響いた。
『気合十分!
その気合で怨霊を弾き飛ばせ!』
『おぅっ!』
『声が聞こえたら大きな声で歌え!』
『おぅっ!』
『出発する!』
『おぅっ!』
「ミミ、頼むね」
私は、召喚獣である
銀狼「ミミ」の首を撫でた。
『ワォーーン』と遠吠えを始める銀狼ミミ。
釣られて「白狼」「黒狼」も遠吠えを始めた。
召喚獣の狼達も気合を入れたようだ。
『一気に駆け抜ける!私に続けっ!』
『おぅっ!』
「ミミ、行くよ」
私はミミの首をもう一度撫でた。
『出発ー!』
『おぅっ!』
ミミはゆっくり走り出し、徐々にスピードを上げていった。

GeminiAI生成
ミミは体力を温存する走り方をしていた。
それでもこの狭い道を、
結構な速さで走っていて、
倒れている木は軽々と飛び越えていた。
ミミ達、狼の目に頼りながらも、
私は前方を見据えながら
月明かりだけで周りの状況を見ていた。
道はかなり荒れていて、
20分ほど走って3層ある嘆きの丘墓地の
最下層を走り抜けて開けた場所に出た。
広大な墓地だと、私は改めて感じた。
これも、
遥か昔から絶えない領地争いと
攻城戦の結果なのだと思うと
胸が痛くなる。
そんな気持ちを心の隅において、
私はすぐに、脱落者が居ないか
兵士達の確認を始めた。
『兵数を改める!皆10人ずつ並んでほしい!』
『おぅっ!』
ざざっ、という足音と共に、
たちまち10人ずつ並ぶ剣士達。
『全員揃ってるか!』
5人ずつ2列で並んで、
欠けていればすぐに分かる。
『欠けている者は居るか!』
『いません!』
『怯えている者は居るか!』
『いません!』
『屈強な男達よ!』
『おぅっ!』
『剣を抜き高々と上げよ!』
『おぅっ!』
カシャ、カシャという剣の金属音と共に、
男達は剣を抜き高々と頭上に上げた。
『我らの恐れなど、神は見抜いている!
だが恐れを抱く者こそが、
真に勇敢な者だ!
我らの大義に膝を屈するな!
刃を掲げよ!
我らの咆哮は、天すら貫く!』
私は声を上げて
皆の気持ちを奮い立たせ、
高々と剣を頭上に掲げた。
『おぅっ、おぅっ、おぅっ!』
男達の力強い咆哮は、
嘆きの丘の陰気臭い空気を揺るがした。
剣の刃が月の明かりを反射して、
暗闇に鈍い光を放っていた。
『よしっ!出発する!』
前方には、
月明かりで階段が見えていた。
やはり階段も狭く、
3人並べる程の幅しかなかった。
第三剣士軍部隊は、
再び縦長の隊列になり、
階段を駆け上がっていった。

最後尾が階段を上り始めた時、
辺りには耐え難いほどの
死臭のような匂いが漂い始めた。
『なんだこの匂いは‥‥』
思わず鼻を覆う、最後尾の剣士達。
すると、
後方からジャラジャラと
鎖を引き摺るような音がした。
月明かりに目を凝らす、
最後尾の数人の剣士達。
腐敗臭のような‥‥、
死臭のような匂いを
漂わせているであろう、
数体の人影が見て取れた。
召喚獣の狼達は、
この酷い匂いに首を振り
耐えるような素振りを見せた。
最後尾20名程の剣士達は、
召喚獣の召喚を解除して戻した。
そして剣士の一人が
照明弾を空に打ち上げた。
辺りは照明弾の閃光に照らされた。
スケルトンの身体に鎖を巻き付けている
モンスターが数十体確認できた。
第三剣士軍部隊、
最後尾の20名は剣を抜いた。
ジリジリと迫る
スケルトンを睨み付けながら
階段を後ろ向きに上がる剣士達。
それを見たマジックフェローの一人が、
「ストランディング • フィックス」と
詠唱を始めた。
白魔法の一つで、
成功すれば敵を足止めさせる事ができるが
範囲は狭く、成功率も50%と
高いとは言えない魔法だが、
マジックフェロー数人居れば
成功率も上がる。
階段付近の
スケルトンだけを足止めすれば、
それが盾となり全体を足止めできる、と
判断したマジックフェロー数人は、
階段付近のスケルトンを集中的に
「ストランディング • フィックス」をかけて、足止めに成功した。
『足止め成功した!
今のうちに皆上がれ!』
剣士達は踵を返し、
階段を上り始めた。
先頭にいた私は、
中段まで下りて様子を見守っていたが、
マジックフェローのお蔭で
難を逃れ怪我人を出すことは無かった。
『ありがとう』と私は剣士軍部隊長として
マジックフェローに感謝の意を伝えた。
『出来ることをしただけです』
そう言って恐縮するマ
ジックフェローの男数人。
『さぁ、隊長、上がりましょう。
あの魔法は数分しか持ちません。
今のうちに中段層へ!』
『分かった。皆、上がれ!中段層へ急げ!』
最後尾の剣士達を先に行かせ、
私は階段を上がっていった。
続く。。。

概要 登場人物
時はアヌデラ西暦1500年。
混沌とした戦乱の世界に、人々は平和を求めた。
世界七大陸のうちの一つ、一番大きなアヌデラージュ大陸。
アヌデラージュ大陸七領地
ヴェルザス領
ギルヌーヴ領
ティオノス領
エストギラン領
グルディア領
オレンス領
アデュスラン領
ヴェルザス領地 ヴェルグラーレ自治区
戦闘ギルドBHD (bullheaded)
最強の意味をもつ「ブルヘッド」
盟主 イクセィラ • クルフ • ガルシニア 「ヒューマン」♂️
グランデュエル OP
副盟主 アウラ • エスト • ラシュリー
「ヒューマン」♀️
グランデュエル OP
司令官 エルディック • エンソル • クラゥディ
「ヒューマン」♂️
マジックフェロー
軍師 エルドラド • ウェンツ • エリウス
「ヒューマンオーク」♂️
ブレッキャスト OP
外交 エストラダ • ヴィラーギ • アドロ
「ヒューマン」♂️
グラディエーター
外交 エスティル • フリック • ケイジー
「ダークネスエルフ」♀️
ダークネスウィッチ
ギルド 戦闘員
剣士タンカー 「防御」 500名
剣士アタッカー 「攻撃」 500名
魔法アタッカー 「攻」 300名
魔法エンチャント 「防」 300名
魔法 回復ヒーラー 「防」 300名
弓兵 「遠隔攻撃」 600名
砲兵 大砲50門「遠隔攻撃」 100名
カタパルト20基 「投石機」 100名
総兵数 2700名
予備兵 800名
第三剣士軍部隊隊長
アヌグレッサ • エスタリア • ミオ
第三剣士軍部隊副隊長
ベレジャ • ケネス • アレン
魔導師 マジックフェロー
セルディア • モンティアル • タクミ
ヴェルザス領地 エルグラーニャ自治区血盟ギルド 「エルグリラ」盟主 ヴラドゥール • オーレン • バニッシュ♂️
ヴェルザス領地 ヴェラックウェル自治区血盟ギルド 「シャルグーレ」盟主 フレイド • ケイス • アランティーノ♂️
ヴェルザス領地 ヴュルッセオ自治区血盟ギルド 「グリードゥラ」盟主 インドゥーラ • ヌルカ • ベクトル♂️
ヴェルザス領地 エストランタ自治区血盟ギルド「モズレナ」盟主 サーラント • スレッダ • エブリア♀️
ヴェルザス領地 タイグランド自治区血盟ギルド 「ブレンガッド」盟主 エルミナ • ブレン • ガトゥラ
ギルヌーヴ領地 コルデラッド自治区血盟ギルド
「ソルデランサ」盟主 サルベイジ • アルグレッド • コルシカ
