見出し画像

アヌデラージュ冒険戦記 5【連載小説】


冒険ファンタジー エンターテインメント


前回のあらすじ


エルグラーニャ自治区の血盟ギルド エルグリラからの宣戦布告を受けたヴェルグラーレ自治区血盟ギルド ブルヘッド。

しかしエルグリラとの戦を二日後に迎えて、新たな戦が始まろうとしていた。

それはアヌデラージュ大陸七領地の一つ、ヴェルザス領地の中で、平和を維持するヴェルグラーレ自治区において、タイグランド自治区 血盟ギルド 「ブレンガッド」による「ブルヘッド」への大規模な奇襲攻撃だった。

だがこの奇襲は、エルグリラの戦略であり、ブレンガッドと手を組みブルヘッドの戦力を衰退させる狙いであった。


ブルヘッド第三剣士軍部隊

ブルヘッド第三剣士軍部隊隊長である私は、剣士100人を引き連れ森を飛び出し、ブレンガッドの後衛、大砲破壊のため大砲群に突っ込んだ。

15門の砲手を召喚獣で蹴散らし砲台を6門破壊した所でギルヌーヴ領地血盟ギルド ソルデランサ剣士と魔導師が私達の妨害に入った。

『召喚獸放てー!!』

私はブルヘッド第三剣士軍部隊100名に召喚獸を降りて戦線に投入を命じた。

召喚獸、白狼、銀狼、黒狼合わせて100の狼はソルデランサ剣士の中に飛び込んでいった。

召喚獸の狼達の中には、アーマーを着けている狼もいて、ソルデランサ剣士の剣を弾きながら襲いかかる、タフな狼もいた。

ブルヘッド第三剣士軍部隊はブレンガッドの大砲、及び砲台と砲手を完膚なきまでに潰していった。

『大砲は潰したー!召喚獸呼び戻せ!ブレンガッドの後方支援部隊攻撃にかかれー!』

私たち第三剣士軍部隊は召喚獸を呼び戻し、ブレンガッドの後方支援部隊への突入を召喚獸に命じた。

白狼、銀狼、黒狼、召喚獣の活躍


ブレンガッド後方支援を追いかけるブルヘッド第三剣士軍部隊を縫うように追い越していく召喚獣の狼たちは、ブレンガッドの後方支援部隊のメイジ達に襲いかかった。

それに気づいたブレンガッドの攻撃魔方陣営が、私たち第三剣士軍部隊に反撃を始めた。

後方からも、ソルデランサの剣士が迫ってきた。

ブレンガッドの前衛は、既にブルヘッド前衛とぶつかり合っていた。

私は自分の部隊である第三剣士軍部隊を見渡した。

白狼、銀狼、黒狼の召喚獣達はエルグリラのメイジたちを相手に奮闘していた。

我々、ブルヘッド第三剣士軍部隊は二刀流の強者であり、グラディエーターの二本の刀や剣は盾となり刃となっていて、ブルヘッド第三剣士軍部隊は戦地を泳ぐ魚の如き敵の剣を交わし魔法を交わし、敵の鎧の隙間目掛けて剣を突き立ていた。

だが、ソルデランサの前衛剣士が目前に迫ってきたところで、隊長である私は第三剣士軍部隊に後退を命じた。

戦果達成

元々ブレンガッドの大砲潰しが狙いだった事で、私は目的は果したブルヘッド第三剣士軍部隊隊長として、部隊に召喚獣を呼び戻し森へ後退を命じた。

『第三剣士軍部隊召喚獣に乗り森へ後退ー!』

だが、ソルデランサの剣士がそれを許さなかった。

一足先に森への入り口を塞がれてしまった。

『隊長ー!だめだ、塞がれた!みんな召喚獣解放、戦線に戻すぞ!』

『仕方ない!召喚獣戦闘再開ー!皆は森の入り口へ近付け!』

『おぅっ!』

私はそう言って二本の剣に気を溜めていた。

私は唯一の二刀遠隔攻撃スキルである「クロスコープアウト」を使い地面を抉る作戦に出た。
二つの剣に気合いを入れ、左右の剣をクロスに振り下ろすと、二つの真空刃が高速で地面を抉りながら真空刃が突き進み対象物を切り刻む。

私は気合を込めた二つの剣を左右クロスに振り下ろした。

二つの真空刃が地面を抉り飛ばしながら、地面に二本の深い溝を作り、森の入り口を塞いだソルデランサの剣士の壁をこじ開けた。

『皆、森へ入れ!』

『隊長が退路をこじ開けた!森に入るぞ!森に入ったら召喚獣を呼び戻すんだ』

『おぅっ!』

私と副隊長は、第三剣士軍部隊が全て森に入るまで、召喚獣と共にソルデランサと剣を交えた。

シャルグーレ血盟軍

剣と剣がぶつかり合う乾いた音とは別の地響きのような重苦しい音と、ソルデランサ血盟軍が突如として慌ただしくなった。

『副隊長!どうやらシャルグーレ血盟軍が来てくれたようだ!』

私の目にソルデランサ血盟軍の間をこじ開け突き進むヴェラックウェル自治区血盟ギルド 「シャルグーレ」のギルド旗が見えていた。

豪傑盟主 フレイド • ケイス • アランティーノは馬に乗り槍を振り回して突進していた。

『サルベイジ • アルグレッド • コルシカ盟主は何処にいる!?ブレンガッドの奇襲に加担するのは覚悟の上であろう!コルシカ!出てこい!』

シャルグーレの血盟主アランティーノが叫んだ。

『もちろん覚悟の上だ!アランティーノ!何れ貴様の自治区も貰いに行くから覚悟しとくんだな!』

ソルデランサ血盟主 サルベイジ • アルグレッド • コルシカは槍を手に前に出てきた。

『ほう、コルシカ。ずいぶんとデカいこと言うな。俺はここで決着つけてもいいんだがな!』

『これはこれは!シャルグーレ血盟主フレイド • ケイス • アランティーノ様。よろしければ手をお貸し致しましょうか?』

私はそう言って、アランティーノ盟主に近付いた。

『おぉ!ブルヘッドの第三剣士軍部隊隊長のミオ殿、久しぶりですな!あっ、もしかしてこの周りの惨状はミオ殿が?』

アランティーノは大げさに辺りを見渡してから私を見た。

『その通りでございます。ルールを無視する愚か者の成敗です』

『なるほど···暴れっぷりは相変わらずですな?ミオ殿。ソルデランサ血盟軍もこうなるのを覚悟の上だそうです。このまま帰せば再び戦力整えて、今度は何食わぬ顔でエルグラーニャ自治区血盟ギルド 「エルグリラ」とブルヘッドに攻め込みそうだから、ここで完膚なきまでぶちのめすのも良いかもしれません、ミオ隊長。既に前方のブレンガッドはブルヘッドにお手上げ状態のようだ。こっちもソルデランサにお手上げさせましょう!ご一緒いただけますかな?ミオ隊長』

『もちろんですわ!アランティーノ盟主が居られれば、我々が手を出すまでもありませんが、我が部隊もウズウズしてるようなのでご一緒させていただきます』

『というわけだ。コルシカ。もうあんたらを帰すわけにはいかん』

アランティーノはそう言って、ソルデランサ血盟主サルベイジ • アルグレッド • コルシカを見てニヤリと笑った。


続く。。。

概要

時はアヌデラ西暦1500年。
世界七大陸のうちの一つ、一番大きなアヌデラージュ大陸。

アヌデラージュ大陸七領地

ヴェルザス領
ギルヌーヴ領
ティオノス領
エストギラン領
グルディア領
オレンス領
アデュスラン領


ヴェルザス領地 ヴェルグラーレ自治区
戦闘ギルドBHD (bullheaded)
最強の意味をもつ「ブルヘッド」

盟主  イクセィラ • クルフ • ガルシニア                        「ヒューマン」♂️
      グランデュエル OP 
                   

副盟主 アウラ•エスト•ラシュリー 
    「ヒューマン」♀️
    グランデュエル OP

司令官  エルディック • エンソル • クラゥディ                  「ヒューマン」♂️
                    マジックフェロー

軍師  エルドラド • ウェンツ • エリウス  
    「ヒューマンオーク」♂️
    ブレッキャスト OP

外交  エストラダ • ヴィラーギ • アドロ   
    「ヒューマン」♂️
    グラディエーター

外交  エスティル • フリック • ケイジー  
    「ダークネスエルフ」♀️
    ダークネスウィッチ


ギルド 戦闘員 
    剣士タンカー       「防御」   500名
    剣士アタッカー   「攻撃」   500名
    魔法アタッカー       「攻」   300名 
    魔法エンチャント   「防」   300名
                魔法 回復ヒーラー  「防」   300名
    弓兵              「遠隔攻撃」  600名
    砲兵 大砲50門「遠隔攻撃」 100名
              カタパルト20基   「投石機」 100名
    総兵数            2700名
    予備兵          800名


ヴェルザス領地 エルグラーニャ自治区
血盟ギルド 「エルグリラ」
盟主 ヴラドゥール • オーレン • バニッシュ♂️

ヴェルザス領地 ヴェラックウェル自治区
血盟ギルド 「シャルグーレ」
盟主 フレイド • ケイス • アランティーノ♂️

ヴェルザス領地 ヴュルッセオ自治区
血盟ギルド 「グリードゥラ」
盟主 インドゥーラ • ヌルカ • ベクトル♂️

ヴェルザス領地 エストランタ自治区
血盟ギルド 「モズレナ」
盟主 サーラント • スレッダ • エブリア♀️

ヴェルザス領地 タイグランド自治区
血盟ギルド 「ブレンガッド」
盟主 エルミナ • ブレン • ガトゥラ

ギルヌーヴ領地 コルデラッド自治区
血盟ギルド 「ソルデランサ」
盟主 サルベイジ • アルグレッド • コルシカ


いいなと思ったら応援しよう!