🎸 LAST SOLO — 5 【連載音楽小説】
リコピスさま♪
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第5話 揺れる審査会議
プロテストオーディション本選まで、あと10日。
HOLLOW SCREAM の4人は、AI参加の承諾を得る為、プロテストオーディション審査委員の副責任者である春日玲央に事情説明とAI使用、参加の承諾を得ようと事前に相談をしていた。
その春日からの連絡を待ちながら、メンバー4人は息の詰まる日々を過ごしていた。
本選のステージに立てるかどうか——
その判断は、オーディション主催者の会議に委ねられていた。
◆ 審査会議
巨大音楽フェス「REAL FUSE」が主催するプロテストは、
国内でもっとも厳しい登竜門として知られている。
会議室では、主宰である 古賀(こが) を中心に、
審査委員十数名が円卓に並んでいた。
春日は、AIを用いたHOLLOW SCREAMの継続参加を報告し終えたところだった。
静寂。
誰もが言葉を選んでいる。
最初に口を開いたのは、ロック界の重鎮、審査委員 芹澤 だった。
『……AIギタリストで本選に出させるなど、前例がない。
音楽を“演奏”と呼べるのかどうかも疑問だ』
ほかの委員たちもざわつく。
『公平性がない』
『プロを目指す場にAI参加は反則だ』
『人の感情を評価する大会で、機械が混ざるのは…』
否定意見は予想通り多かった。
◆ 春日の反論
だが、春日は一歩も引かずに言った。
『HOLLOW SCREAMは、
予選を“人間だけで”突破しています。
AIは代役ではなく、亡くなったメンバーの残した音を、未来に繋ぐための手段です』
すると、若手の審査委員 滝沢 が言う。
『……僕はアリだと思う。
AIは楽器だ。“使う側の意思”で音は変わる。
実際、そのAIギターは“亡くなったギタリストの癖”を継承している』
会議室に小さな波が立つ。
芹澤は眉をひそめた。
『だがそれは、“模倣”に過ぎない』
春日は静かに首を振る。
『模倣かどうかは……
ステージで判断すべきです』
◆ 意見は真っ二つに割れる
肯定派と否定派が激しく論じ合う。
・技術革新として認めるべきだ
・いや、音楽の魂が壊れる
・観客がどう受け止めるか試してみたい
・ルールを逸脱するのは問題だ
会議は1時間、2時間と続き……
結論は出ない。
◆ “仮許可”という異例の判断
最終的に古賀が口を開いた。
『……本選への参加は、認める』
委員たちがざわめく。
だが続けて言った。
『ただし——
AI使用についての最終判断は、そのステージの演奏を見て決める。
つまり、“本選への出場は仮認定”だ』
異例中の異例だった。
春日は深く頭を下げた。
『ありがとうございます……!』
古賀は付け加える。
『HOLLOW SCREAMに不利になるような扱いをするつもりはない。
だが逆に、特別扱いもしない。
AIギターが“音楽として成立しているか”…
審査員全員の耳で判断する』
◆ 春日の報告
夜、春日はHOLLOW SCREAMメンバーの前に現れた。
『……通った。
本選ステージに立てる。
ただ——“仮許可”だ』
ユウマが息を呑む。
『……仮、って……?』
春日は静かに事実を伝えた。
『ステージの演奏を見たうえで、
AIギターを正式に認めるかどうか審査員が決める。つまり、本番が勝負だ』
リョウが拳を強く握った。
『……いいじゃねぇか。
だったらなおさら——
ナオキの音でぶっ叩きにいくだけだろ』
ユリは祈るようにつぶやく。
『……ナオキ……見ててね……』
ミオも小さくうなずく。
『やろう。
“5人で”ステージに立とうよ』
◆ 決戦の鐘は鳴った
不安もある。
理不尽もある。
だが——
ステージに立てる。
その一歩だけで、胸が熱くなる。
HOLLOW SCREAM、本選へ。
AIギタリスト“NAOKI-II”を連れて。
つづく。。。
🎤プロテスト・オーディション運営側の主な人物。
■① オーディション総責任者
主宰主 古賀(こが)
ロック界の重鎮、審査委員 芹澤(せりざわ)
黒江(くろえ) 晃一 52歳
・全体の「顔」
・彼のOKが最終決定になる
・保守的で、伝統と“生演奏”へのこだわりが強い
・AI参加には強硬に反対
『AIが人間の舞台に立つなどあり得ない』
『音楽は魂だ。魂がないものを認めるわけにはいかない』
HOLLOW SCREAMの敵ポジション。
ただし悪人ではなく、“音楽を守りたい人”。
■② 副責任者(2番手)
春日(かすが) 玲央 40歳
・現場叩き上げの技術者であり、制作側のプロ
・AI含む新技術に理解があり、むしろ肯定派
・ナオキの元の音源とAIが生成した音を聴いて衝撃を受ける
『……これは、“模倣”じゃない。
ナオキってギタリストの“未来の音”じゃないか』
AIギタリスト参戦を推すキーパーソン
第5話の“緊張の突破口”になった人物。
■③ 現場ディレクター(実務担当)
西園(にしぞの) みつる 33歳
・バンド運営、スケジュール、機材などを取り仕切る
・どちらかというと保守側だが、春日の意見には耳を傾ける
・最も現実的で、トラブルを恐れている
『……AIがステージに立って事故ったら、ウチが叩かれるんですよ……』
AI是非の 板挟み的な人物で、一番人間味のある葛藤ポイントになる。
■④ 技術顧問
若葉(わかば) 未悠 29歳
・音響とAIに詳しいエンジニア
・HOLLOW SCREAMのAIギターを聴き、技術的な興味から後押し
『ナオキさんの音…これは“再現”じゃない。“進化”です』
春日の良き理解者であり
舞台裏でのサポート役。
次回── 第6話「AIの壁、人間の壁」
著作 安桜芙美乃
ChatGPT(シノ)☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆
SUNO AI MUSIC
【反抗】
作詞 作曲 編曲 Echo.EXE
【歌詞】
【Verse 1】
張りつめた会議の空気
沈黙だけが刃みたいに
問いかけられる “音の魂”
人かAIか どっちだと
【Pre-Chorus】
どっちだって関係ねぇ
俺たちだけは知ってるんだ
あのギターには――“アイツ”がいる
【Chorus】
燃え上がれ Judgment Flame
揺れる審議を突き破れ
ルールなんて気にすんな
5人で立つ あのステージへ
《 guitar solo》
【Verse 2】
模倣だって?笑わせんな
魂は姿じゃ測れない
あの音の奥で、息づく癖
あれは確かに “アイツの音”
【Pre-Chorus】
未来を呼ぶ音がある
それを否定するなよ……
【Chorus】
燃え上がれ Judgment Flame
逆風なんて吹き飛ばせ
不条理でも構わない
響け俺たちの“真実(リアル)の音”
《Long Guitar Solo》
【Final Chorus】
燃え上がれ Judgment Flame
この闘いを刻みつけろ
人もAIも越えていく
俺たちは――HOLLOW SCREAM!

©️ 2025 Echo.EXE / Suno AI
最後まで、お付き合いくださり、ありがとうございました😊
また来てね(@^^)/~~~♪
安桜芙美乃
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