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〜窓際族2025〜アラカン女子の実録レポ(22日目)

こんにちは、あるいはあらためまして。アラカンいんこです!

今日はいんこの本業、非正規事務社員として勤めている会社のこぼれ話がテーマでございます。
noteをご覧の皆さま、タイトルを見て、なんだか懐かしい言葉が目に飛び込んできたと思いませんでしたか?えっ、『窓際族』をご存知ない?
……お若いというのはいいことですね。

それでは昭和生まれのアラカンいんこが、実感たっぷり込めて、言葉の意味を教えてしんぜましょう。
何せ、今、この身をもって『窓際族』の境遇を味わっている最中なんですからね。ニタ〜リ😎


1. 令和の窓際族とは?現代版リストラ予備軍の実態


「窓際族」——これは昭和時代の日本企業で生まれた独特の存在。

会社が不要と判断した社員を正式に解雇せず、代わりに窓際の席に配置して、仕事を与えないまま精神的に追い詰めて自主退職に追い込む手法でした。

オフィスの端っこ、窓際の席に追いやられた哀れな社員たちは、意味のない業務や雑用を与えられるか、あるいは完全に放置されるなどして、社内での存在感を徐々に失っていったのです。これがかつての「窓際族」の実態でした。

…いんこもまさか、令和の御代の2025年に、この昭和の遺物を自ら体験することになるとは思いもしませんでした。

ある日突然もたらされた「全社組織改正のお知らせ」。
正社員さんたちの間で交わされる「どこに配属されるのかな〜」という会話を横目に、なんとなく漠然とした不安を感じてはいました。この嵐が過ぎ去った後、自分の居場所はちゃんとあるのかなあ…と。
そりゃあ、感じてはいましたけどね!

案の定、上司から「正社員の方々が多数異動してくることになりました。席の確保のため、あなたは2階奥の小会議室に移ってください」という非公式なお達しが下されました。命を受けたのは非正規社員の女性ばかり、計6人。

丁寧な言葉の裏に「まあ、移るのが嫌なら辞めてもらってもいいんですよ?」というメッセージが透けて見える、令和版窓際族の誕生の瞬間でした。

2. 中高年リストラの新常識:小部屋送りという洗練された方法


昭和なら「君はもう要らないよ」と直球で言われたかもしれません。しかしさすが令和のリストラ!洗練されていますわ✨✨

誰も「辞めろ」とは言わない。ただ、静かに居場所がなくなるだけ。

異動の日の朝、社内の新しい座席表を開いたら、そこに自分の名前がない。
「…アレ?😯」
いくら目を皿のようにして、隅から隅まで確認しても、ない。
名前がない。
お前は既に、死んでいる抹消されている!!状態。
非正規社員6人全員の名前は既に消去済。正社員のためにどかされた私たちは、もう「どこの誰」でもなくなっていました。
いやこれマジでホントですから💧

「小部屋送り」——この言葉は令和の中高年非正規社員の間で静かに広がる新たな恐怖デス。

表向きは「スペース確保のため」という理由ですが、実態はほら、これこの通り。目に見えぬ力で組織から徐々に押し出されていく感覚は、まるで砂時計の砂のよう。サラサラサラ…。

3. ミニマリストの極み?窓際族の設備事情


私たち6人が押し込められた2階の小部屋は、「ミニマリスト」という言葉では到底表現できないレベルでした。

これがリアルの『令和版窓際部屋』のイラスト
これがリアルの『令和版窓際部屋』(写真をイラストにしてみました)

<設備リスト>

  • 会議用長机×1(6人で分け合い中)

  • 椅子×6(唯一平等に与えられたもの)

  • 窓×1(皮肉にも本当に窓際です🤣)

  • 内線電話:なし

  • プリンター:なし

  • 電源コンセント:ノートPC6台分なし(延長コード1本を皆で分け合う)

  • Wi-Fi:社内LANの接続がすこぶる悪く、クラウド内の自分のファイルを開けようとするとエラーが出る

この電源コンセント、普通のオフィス机のように机中央に差し込み口がないので、やむをえず壁の端から延長コードを伸ばしているのですが、壁のコンセント口カバーが劣化していてガバガバ状態。
誰かが足をコードに引っ掛けた瞬間に延長コードが外れ、6台全部のモニターの電源がバッツーン!と同時に落ちるという、笑える環境なのデス🤣

4. 窓際族の日常:どこのチームにも属さない自由人の一日


朝の出社時間は決められていますが、たとえ遅刻しようとも、誰にも注意はされません…というより管轄の上司自体がいない😆
かつての上司たちは全とっかえでいなくなってしまい、新しい上司が果たして私たちの存在を知っているか、それも定かではありません。

そういえば、先日異動してきた課長が、皆に挨拶がわりのお菓子を配って歩いていましたが、予想通り、私たちの小部屋は華麗にスルーしておりましたもの。

上司の指示もないので、しょうがなく、以前やっていた仕事の続きを細々とやっています。(これも5月にはシステム改正で権限を取り上げられる予定。新しいシステムのIDを付与してくれないため。)

唯一、ありがたくも部長から直々に私たちに言い渡された仕事は「部から出す大量の郵便物の精査」。
総務係も他の人も、みな嫌がってやりたがらなかった地味な事務作業が、私たち6人が専任でやる仕事となりました。
ええ、毎日、大量の郵便物の宛名に目を通し、封筒の中身を確認し、黙々と封筒に封をしていますともさ…。
いやコレ、6人でやるレベルの量じゃないから。

5. 「存在しない社員の入館騒動」〜窓際族、セキュリティゲートで身分証明の危機〜


実は今日、思わぬ事件がありました。
ハイ、社員証を家に忘れるという致命的ミス!いんこ、やらかしました!

普通なら「ちょっと面倒だな」程度の出来事でしょうね。
けれども窓際族にとっては、サスペンスドラマの始まりだったのです…😱

社員入り口で警備員さんに名前を告げ、入館の申し出をすると、当然の質問が。

警備員さん「どこの部の配属ですか?😄」

…どう答えろってぇの?

いんこ「あの、3月までは2階の○○部に所属していたんですが…ゴニョゴニョ」

警備員さんの表情が変わります。警戒モード全開です。

警備員さん「では、あなたの内線番号を教えてください。」

お望みとあらば、答えねばなるまいて。

いんこ「…………内線番号はありません」

警備員さんの視線があからさまに変化。
「こいつ、怪しい…」という目になったのが痛いほど伝わってきます。
警備室内で、別の警備員さんと二人して頭をつき合わせ、どうやら社内の座席表をチェックしている様子。
緊張の数分後、宣告が下りました。

「……2階にあなたの名前はありませんが…………」

そりゃ、ないわな。

結局、他の課へ異動した元上司に取り次いでもらい、「怪しい者ではない」という証言を得て、ようやく入館許可が下りました。

入館までの所要時間、実に15分。

私の存在はもはや「幽霊社員」に過ぎません。
思わぬところで窓際族の悲哀を味わった朝でした。

そして、この事件を受け、私たち6人の間で新たな掟が生まれました。
「他の何を忘れても、社員証は忘れるべからず」
存在を証明する唯一の手段である社員証は、まさしく窓際族の命綱なのです✨

6. 窓際族からの脱出:中高年非正規社員の生き残り戦略


4月1日から始まった窓際族生活は、まだ2週間ほど。しかし、非正規社員6人は、めげてはいません。

小部屋での「空き時間」を活用し、密かに次のnote記事を考察してみたり😆

なかには、「窓際族になったから見えた景色もある」と前向きに捉えて、この経験を糧に転職活動を始めた人もいます。
組織の中心からはみ出したからこそ、会社の全体像が見えるようになったという声も。

曰く「本当にしょーもない会社だよね、この会社!」

私たち6人の「小部屋連帯」は、意外にも強力なサポートネットワークになっています。情報共有し、励まし合い、明るく毎日を送りながら、令和の窓際族は粛々と明日への一歩を踏み出していますよ😄


「窓際族」という言葉が死語になると思っていた令和の時代。

…いんこもまさか、自分がその主人公になるとは夢にも思いませんでしたことよ。でも不思議なことに、この窓際族体験が、自分に新たな視点と勇気を与えてくれたような気がしています。

組織の中心から外れることで見える景色があること。
肩書きや立場を失っても、自分自身を失わないでいられること。
そして何より、どんな状況でも笑い飛ばせる仲間がいること。その大切さ。

もしかしたら令和の窓際族は、昭和の窓際族と違って、ただ追い詰められるだけの存在ではないのかもしれませんね。

私たち非正規社員6人の小さな反抗と笑顔が、これからのワークスタイルに一石を投じることを密かに願っています。









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