みなかみ町の総合戦略基本計画から消えた文字。見直しの時がきている
こんばんは。
先日町のとある会合に行き、昔ながらにある地域の活動について話を聞きました。
みなさん昔からある活動なので、ととりあえずやる感じですが、昭和から30年以上経ち各家庭の環境も変わっている状態で、いつまで続けるのか見守っているようにもみえました。
今回の会合に参加して改めて、この街の総合戦略や地域の活動人数のあり方と言うのを数字から見てみたいと思います。
昔の人口と現在の人口〜大人編〜
いろいろな数字を見ていたら、1980年代の数字と2020年あたりの数字が見つかったので、そちらの数字とともに比較していきたいと思います。
▼みなかみ町の生産人口(みなかみ町総合戦略後期)
1980年代の生産人口は18,913人
2020年は9,313人(50.76%減少)
▼全国の専業主婦の割合推移(総務省労働力調査)
1980年の専業主婦の世帯数が936万世帯(全国)
2021年の専業主婦の世帯数は458万世帯(全国)、48%減少
すごく雑に計算しますが、
上記数字を元に、1980年代に地域活動していた大人(ほぼ専業主婦)は18913人の半分約9500人と考えられますが、2020年になり、共働きの割合を考慮すると9313人中3100人が働けると想定できます。
※生産人口が半分になり、さらに共働きな割合を考慮し、稼働人数を9313人の三分の一としています。
※昭和時代に比べ介護や核家族、習い事などで時間が割けない人はさらに多いことを予想します。
昭和と今の人口〜子供編〜
ここからは子供の数字を見ていきたいと思います。
▼みなかみ町の子供(0から〜14歳)(みなかみ町総合戦略後期)
1980年には5974人
2020年は1453人。69.8%減少
減少率だけ見ると大人よりも多く少子化を感じますね。
さらに子供が地域活動に参加するかどうかの指標に通塾率を見つけたので当ててみます
▼全国の通塾率(ベネッセ調べ)
1980年、30%
2015年、50%
子供の人数から通塾率を差し引くと、1980年代には子供の人数の7割にあたる。4180人が子地域活動に参加していたと言うことになりますが、現在は1800人の中の半分900人が子供会に参加すると言うことになります。
1980年代はカラーテレビしか自宅になかった世代が多いですが、1990年代からテレビ以外にインターネット、ゲーム、パソコン、スマホなどが家の中の遊びとして出て来ていることを考えると、地域活動に時間を割く子の割合がさらに減るように思います。
町では、エリアに分かれて地域活動が構成されていますが、1980年代は1エリアに対して100人近い子供たちがいた計算になりますが、現在は1エリアにつき30人の子供たちがいる計算になります。減少率でいえば70%以上。
地域によって大きく異なるので、30人よりいっぱいいるエリアもあれば数人と言うところもあるようです。
また、事実すでに子供がいないく、大人の担い手がいないエリアは地域活動を閉鎖しているエリアもあると言うことでした。
現場が上記のような状況で、町はどうして行きたいのかなと、総合戦略計画を確認してみました。
総合戦略から消えた数字
みなかみ町総合戦略の前期(2018年〜2022年)と後期(2023年度〜2027年度) を見比べてみると、前期に書かれていた子供の地域活動の目標数値が、後期にはその項目自体が消えていました。
ここ数年の動きを見てこの数値を変更したのだと思います。
町の目標の変更と現場の雰囲気を見て、そろそろ子供の地域活動の終い時なのかもと思いました。目標がそのままではなく良かったです(笑)
子供の地域活動がなくなったとしても、地域自体のつながりや、インターネットによる似た趣味を持った子供たちの集まりというのは増えているので問題ないのかなとも思います。
次回は他自治体の事例を調べてみたいと思います。
ではまた。
