一級建築士試験対策|アルファベット指標の大小問題を楽に解く。
一級建築士試験では、BEE、BEI、BPI、PAL*、ERR、COP、APFなど、アルファベットで表される指標が出てきます。
この分野でまず押さえるべきなのは、英語の正式名称を完璧に覚えることではありません。
大事なのは、
その数値が何を表しているのか
を整理することです。
特に本試験では、これらの指標について、
大きい方が良いのか
小さい方が良いのか
という大小判定が問われます。
この記事では、まず各指標の定義を整理します。
各指標の定義
BEE
BEEは、CASBEEで用いられる建築物の環境効率を表す指標です。
建築物の環境品質・性能と、建築物の環境負荷の関係から、建築物の環境性能を評価します。
ざっくり言えば、
建築物が、どれだけ環境性能を効率よく実現しているか
を見る指標です。
BEI
BEIは、建築物の一次エネルギー消費性能を表す指標です。
設計一次エネルギー消費量が、基準一次エネルギー消費量に対してどの程度かを示します。
ざっくり言えば、
基準に対して、その建築物がどれくらい一次エネルギーを使う計画なのか
を見る指標です。
BPI
BPIは、建築物の外皮性能に関する指標です。
非住宅建築物の外皮性能を評価する際に用いられます。
ざっくり言えば、
建築物の外皮が、熱負荷に対してどのような性能を持つか
を見る指標です。
PAL*
PAL*は、年間熱負荷係数です。
建築物の外皮を通じて発生する熱負荷を評価する指標で、空調負荷に関係します。
ざっくり言えば、
建築物の外皮まわりで、年間どれくらい熱負荷が発生するか
を見る指標です。
ERR
ERRは、省エネルギー効果やエネルギー削減率に関係する指標です。
ざっくり言えば、
どれくらいエネルギー消費を削減できているか
を見る指標です。
COP
COPは、成績係数です。
空調設備、ヒートポンプ、冷凍機などの効率を表す指標として出題されます。
ざっくり言えば、
機器が投入したエネルギーに対して、どれだけの能力を発揮するか
を見る指標です。
APF
APFは、通年エネルギー消費効率です。
空調機器などについて、年間を通じた運転効率を評価する指標です。
ざっくり言えば、
一年を通して見たときの空調機器の効率
を表します。
ここまでが無料部分です。
ここから先では、これらの指標を試験中に一瞬で大小判定する覚え方と、本試験形式の演習問題を整理します。
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