ぬかるみの世界・最終回│最後の曲「愛燦燦」に込めた思い
YouTubeに上げてくださった方のおかげで聴くことができた、平成元年放送『鶴瓶・新野のぬかるみの世界』の最終回。
この最終回で流れた曲は、番組の前半に「ポップコーンをほおばって」。これは番組の放送開始日の、最初にかかった曲です。
後半には、このnoteで昨日、僕の脳内ヘビーローテーションになっていると紹介した「最後の夜汽車」。
これら2曲はいずれも甲斐バンド。
この番組の第1回ゲストとして出演した甲斐よしひろさんが、新野新さんと放送中に激しい口論になったのは、美空ひばりさんの話題の際に甲斐さんが発した言い方がきっかけだったと言われています。
そして、番組最終回の最後の曲は、美空ひばりさんの「愛燦燦」でした。
最終回の進行の中で、最後の曲の紹介はどうだったかというと、さらっと淡々としたものでした。それは、とても納得できるし、洒落ています。
リスペクトと意味を込めた選曲だったことは間違いないと思います。
ひばりファンだった母へ
僕の母が大ファンだった美空ひばりさん。
自分より少し年上の、同世代のスターの人生に、いろんな思いを重ねていたんだろうと思います。
昭和の時代、ひばりさんが映るテレビに向かって、一緒になって大きな声で歌っていた母の姿が今でも目に浮かんでくるようです。
当時は滑稽に見えていたけど、この年になってようやく、あの姿がよく理解できるようになったよと、空に向かって母に教えてあげたいです。
「愛燦燦」の歌詞は、この年になると、今までの人生における、いろんな失敗や不始末、申し訳ないなと思うことなど、全部ひっくるめて、自分を愛して、肯定できる気持ちにさせてくれます。
すべてが、この年になってわかったこと。
この年にならないとわからないことだと思います。
