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ずれずれなるままに

期間:11月20日(水)~11月25日(月) 11:00 - 19:00
会場:東銀座のギャラリー「SHUTL」東京都中央区築地4丁目1−8
入場無料(観覧自由)※コンテンツ体験は要予約

東銀座のギャラリー「SHUTL」には、中銀カプセルタワー(黒川紀章設計、1972)のユニット2つが置かれている。
東銀座駅から徒歩5分ほど。銀座駅からは徒歩10分ほど。

コンセプトは「ずれずれなるままに」である。

ずれちゃった、でもそれも良い?

現代社会において私たちは心と体、自己と他者、理想と建前、理性と欲望など、多種多様かつ繊細な境界線を無意識に感じ取りながら暮らしています。ときに、「こうあるべき」「こうであるはず」と自分が思い込んでいる境界線に制御されてはいないでしょうか。この境界線の外側にこそ、くらしの豊かさを見つけ出すヒントがあると私たちは考えました。

ずれちゃった、でもそれも良い?
本展ではPanasonicとSUNTORYのデザイナーが協業し、常識や理性・羞恥心などに固定されている世界を敢えてずらすことに挑戦します。ずれから生まれる違和感や発見・笑いを通じ、日常に新たな視点をもたらす体験をぜひお楽しみください。

もともと「酔い」というコンセプトだったらしい。それが大人の事情でNGになって、「ズレ」に焦点を当てたとのこと。

ちょっとした細工が散りばめられている。ちょっとしたイラストが可愛さを引き立てている。

はじめに”Zure Thinking”というタイトルでコンセプトメイキングとアイディエーションのフェーズを紹介していた。

作品は以下のように3つある。

Experiment1 解放の壁

壁の向こうの誰かに自分を投影して、自分の境界線から体を出される体験

Experiment2 感覚ミキサー

他者や空間をミキシングして、自分のための現実をつくる体験

Experiment3 陶酔ポスター

感情や表情からポスターを生成して、自分を主役に、自己に陶酔する体験

Experiment1 解放の壁

自分ではない自分になってみる

写真撮影後、自分の顔が合成されて、動きと一緒にモニターに投影される。自分がしないような動きと服装、メイクで出てくるから最初は自分だとは感じなかった。

モニターは複数あり、どのモニターに投影されるかは鑑賞者はわからない。説明員の方がすぐ見つけてくれた。聞くと、自分は自分の顔だと認識しづらいが、他の人の方がすぐ気づく。自分の顔は見れない、他人の方がいつも見ている。何が自分たらしめているんだろうと考えさせられた。

意外とノリノリでダンスしている自分の方がすっとわかった。人の動きもその人らしさを構成する要素なのだろう。

合成の時に使用したモデルは普通にオープンリソースを用いて作成したそうだ。やや合成に時間がかかるが、本当に自分が踊っているように見えた。

Experiment2 感覚ミキサー

1つのインプットから予想外のアウトプット

操作すると照明、顔のパーツ、声のピッチ、ボリューム、匂い、なんと最後の花も激しく動く。

聞くと匂いの出し方もかなりアナログ。Arduinoを用いて、スプレーノズルボタンを物理的に押しているそうだ。
個人的には操作パネルがかっこいいと思った。これはヤマハからパーツを取り寄せて、制作会社に作ってもらったそうだ。


ズレによって受け取る感情も変わる。怒る上司も声が高いとあまり怖くない。


Experiment3 陶酔ポスター

プリクラみたいな機械の前に立って写真を撮る。撮った写真が切り取られ、装飾が施された状態で出力される。

撮影時と撮影後の感情【差】を可視化

ポイントは写真を撮っている時と撮り終わった後の感情を比較して、その違いを可視化している点だ。

記憶に残るノベルティももらえる

体験後にプリクラみたいに写真ももらえる。パソコンや家に飾っておくことでいつでもそのときの体験を思い返すことができる。記憶に残るノベルティももらえる

「ずれ」はインスピレーションの源

「ずれ」の発想はデザインのアイデア出しにも応用可能だと考える。環世界やサステナブルなデザインにおいても、今まで当たり前とされてきた価値観から脱却した、本来価値がないと思われていたものに新たな意味を与える視点は、創造性を引き出す鍵となるだろう。

「ずれちゃった、でもそれも良い?」という問いかけが示すように、固定観念からの脱却は日常やデザインプロセスの中に豊かな可能性をもたらす。本展覧会は、価値観の転換が生み出す新しい発見やインスピレーションの重要性を改めて感じさせてくれた。

ちなみに会場の東銀座のギャラリー「SHUTL」には、中銀カプセルタワー(黒川紀章設計、1972)のユニット2つが置かれている。

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