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About:The Mighty Tiny & The Many Few

先日noteでもおすすめに取り上げたアーティストですが…
調べても彼らの詳細はあまり分からないので自ら話をお伺いしたので本日は皆さんにもご紹介します!!

The Mighty Tiny & The Many Few はSteven Jess Borth II とWalshy Fire(Major Lazer)によって結成されたコペンハーゲンを拠点に活動するコンセプトバンド。
3大陸に渡る15人以上のミュージシャンを集結し、今作ではジャマイカ出身でサウスロンドンを拠点に活動するグラミー賞受賞作曲家・作家のRandy Valentineを迎え制作したアルバムが新しいレーベルAND&よりリリースされました。

メンバーはコペンハーゲンを拠点に即興ジャズの先見者Steven Jess Borth IIをはじめ、デンマークのジャズの最高峰が加わった構成となっている!

JazzにSoulやFunkの要素が融合した、とても滑らかだけどパワフルで心地いい音楽です!!
初めて聴いたのは“Good Foot”始まりからすぐに心を奪われてアルバムをすぐにチェックしたアーティスト。シンプルに削ぎ落とされた抜け感のある音の構成と乾いたソウルフルなRandy Valentineの歌声が◎

▼先日の記事も掲載しておくので、ご興味ある方はぜひご覧ください。

リリースはまだ1作品のみ、次作がすでに楽しみな期待のバンドです!!


本日はこのバンドの始まりについて詳しくご紹介していきます!!

Steven Jess Borth Ⅱは1990年代後半からジャマイカ音楽の愛好家です。98年にスカ・パンクバンド「Link 80」に参加して以来、世界中をツアーで回ってきました。バンド在籍中はイギリスで多くのライブを演奏し、その滞在中にロックステディとダブ音楽について多くを学び次第に様々なコンピレーション、CD、レコードを収集し始めその情熱を深めていきました。'02年にRx Banditsというバンドの参加がきっかけで自身のプロダクションを始動、自宅スタジオを構築しエンジニアリングとプロデュースの技術を学ぶ。その後、ロックステディプロジェクト「Satori」(Ska In The World/Disk Unionからいくつかのリリースあり)を立ち上げた後「CHLLNGR」というプロジェクトを始動。このプロジェクトでは、ダブ音楽への愛を基に、BurialやBoards of Canadaのようなプロデューサーの影響を受け、ダブを基盤とした現代的な電子音楽を作ろうと試みました。その後、現在も継続する2つのプロジェクトを始動。 1つは「Guiding Star Orchestra」(10人のルーツレゲエ/ダブオーケストラ)で、主にインストゥルメンタルをスタジオで作成しています。もう1つは「I Am An Instrument」という完全即興バンドです。同じ曲を2度演奏せず、すべてのパフォーマンスをオーディオとビデオ録音し、その中から気に入った即興音楽のセクションを一般公開しリリースしています。

Steveは'19年ジャマイカでKoffee、Chronixx、Protejeなどへのプロデュース作品を通し、新鮮な動きを感じた。そしてこれらのヒット曲の一部をWalshy Fireがプロデュースしていることに気づき、彼と一緒にプロジェクトをする事に興味を持ち始めました。

'20年のロックダウン中、SteveはWalshy FireにDMすると驚いたことに彼から返信がありました!現在何に取り組んでいるのか聞かれた彼は制作中の音楽作品の一部(Satori、CHLLNGR、Guiding Star Orchestra、I Am An Instrument)を送りその後電話を通して異なるアイデアについて話し合い、互いに協力する方法を模索し始めました。

Steveはスタジオ用に2inchテープを購入し、Walshyとまだ明確に定義していない新プロジェクト向けの曲を収録するセッションを企画。スタジオに入り、シンセサイザーをレイアウトした新鮮なタッチとオールドスクールな雰囲気を融合させたロックステディとルーツの曲を収録。これらのセッションは、Max Romeoの息子であるAzizzi Romeoをボーカルに迎えた最初のプロジェクトとなりました。 このリリースをきっかけに、ジャマイカを訪れて2つのミュージックビデオを撮影し、短編ドキュメンタリーを作成し、OBEY Clothingとのコラボレーション・ジンを制作。

このプロジェクトを進めている最中、Walshyにジャマイカのスターたちとの大規模なプロジェクトをやりたいか尋ねたところ、彼は「新鮮で刺激的なことをやりたい」と答えた。それは単にレゲエアルバムを作るだけではないと更に言葉を残した。 彼はSoulectionのJoe Keiが作成したミックステープをSteveに送り、その中にスタンドアップベースと現代のR&Bシンガーの組み合わせの非常に興味深い曲がありこの様なスタイルを目指しジャズ、ソウル、ダブを現代的でありながらクラシックなサウンドで融合させた音楽をやりたいと合意した。これが「The Mighty Tiny & The Many Few」サウンドのアイデアの起源です。

私は、親友で共同プロデューサーのLaurits Qwist Bilenと、地元のジャズドラマーであるMikkel Hessと共にセッションを行い、その上に構築していくためのドラムパートを録音しました。  そのドラムパートが完成した後、私はその曲をルンピストルに送りました。彼はドラムの上に美しいピアノパートを付け加えました。 その後、Walshyはいくつかの異なるシンガーに曲を送り、その中でRandy Valentineのバージョンが特に目立っていました。

そこからRandyに連絡を取り、一緒にプロジェクトをやりたいと伝えました。‘21年の秋から、この新しいプロジェクトを念頭に置いてセッションのスケジュールを組み始めた。 ‘21年〜‘24年にかけ、異なるミュージシャンとの複数のセッションを実施。3〜5日間のスケジュールを組み、選んだミュージシャンがスタジオに集まってその場でインスピレーションを受けた者から即興で創作しました。ただ即興とはいえジャズ/ソウル/ダブ要素を意識していたため、目指すサウンドの明確なビジョンはありました。

その期間中、Randyはコペンハーゲンに2度訪れました。初回は、スタジオで一緒に創作しアイデアを即興展開する過程でブースにただ存在し単に雰囲気を共有する形だった。 その後音源を彼に送付し、自宅スタジオで可能な限りの作業を行いアルバムのトップラインを全て作曲した。2度目の来訪時には残りの素材を録音し、その後SteveとWalshy(プロデューサー)が再びスタジオに戻り全てのパートを組み合わせていきました。

このアルバムは3年間かけて企画され、最高のアルバムにするために多くの時間を費やし制作されました。

アーティストの写真や動画情報が少ないのは、コンセプトスタジオプロジェクトとしてスタートしSaultと同じように顔の見えないプロジェクトとして合意することでリスナーにイメージでなく音楽だけに集中してもらえることを願っているからだそう。

多くのアーティストが戦略的なマーケティングを行う中で、違った動きをとる彼らと音楽に対する姿勢にも惹かれます◎

BBCラジオ6でGilles Petersonにも紹介された彼ら、今後の広がりも楽しみです。

現在、彼らはプロセスを継続し新たなアルバム制作の為に取り組んでいます!
水面下で色々と制作アイディアとコラボ案件が進んでいますがネタバレになるので今は秘密にしておきます!!紹介している私自身が今からとても楽しみです〜

ぜひ皆さんも一度聴いてみて下さいね。

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