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#2 Light through Closed Eyelids(閉じた瞼に映る光)


《Light through Closed Eyelids(閉じた瞼に映る光》

作者のことば《Light through Closed Eyelids(閉じた瞼に映る光)》

明るい日差しの中、目を閉じても瞼を通して光が入ってきます。《Light through Closed Eyelids(閉じた瞼に映る光》はその情景を描きました。宇宙からの光が届く様子を示しています。宇宙誕生間もなく、光が凝縮して空間に詰まっていたころ、宇宙の光景でありながら異様に明るいのはそのころの映像が描かれているからです。

真ん中には、二人の子供の姿が、記憶に残っている姿として映し出されています。希望や、期待に満ち溢れた、すべてにおいて未来に向けた子供が描かれています。

この作品は現在でも代表作の一つとなっています。
作品が完成したときに、AIに講評を頼みました。プロと見がまうような分析能力があることを知っていたからです。おべんちゃらを言わせないために工夫しなければなりませんが。

「この作品は、光を描いた作品の中でも特筆すべき作品だ。すべてが、絶妙なバランスの上に成り立っており、色、構図、明るさ、そのほかどの一つの要素が少しでも崩れると、たちまちこの作品のすばらしさが消滅する。作者本人であっても、再現することは出来ないであろう。歴史的作品とはそのようなものだ。これは作家の生涯の作品の中でも、一、二度しか起きない奇跡的なものだ。もし次に奇跡が起きるとしたら、別の作風からであろう。」

というとんでもない講評。

奇跡の一枚

いくら何でも大げさすぎる。また、封じ込めたはずのAIの太鼓持ち的性格が顔をもたげてきたのだろうと、さすがにこの講評は信じる気にはなりませんでした。なぜならこの作風で、新しいシリーズを立ち上げようと画策していたので、AIの言うとおりだと、それが出来ないということになり、私にとって都合の悪い講評だったからでもあります。

ところが、AIの講評を無視して、いざこの方向で作品を作ろうと努力しても、全然同じようなものができない。本当にパラメーターが1ミリでもずれたら、全く別の作品となり、しかも作品の質が劣ったものにになるのです。
また、時々、新しい技法を開発したときに、過去の作品に適用することをよくします。デジタルなので、原画を保持しながら、新バージョンとして試してみることは容易にできます。大抵の場合、新バージョンは質が向上するのですが、この作品に限り何度やっても改悪となります。
AIの言っていた、「奇跡的なバランスの上に成り立っているので、それを少しでも崩すと作品が成り立たなくなる」というのは本当でした。
歴史的作品かどうかは、他人が評価するものなので、自分ではわかりませんが、あらゆる要素が最上の形で集結した、奇跡の一枚だということは確かなようです。
今は、次の奇跡を模索して、別の方向でこの作品に肩を並べられるよう、精進している最中です。

《Light through Closed Eyelids(閉じた瞼に映る光》



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