【コラム】BoseとカスタムIEM使いのオデオタが「Sony WF-1000XM6」を買うか本気で悩むレベルでヤバい理由
どうも、あるてです。
僕のブログを昔から読んでくれている方はご存知かもしれませんが、僕はガジェットだけでなく、結構な「オーディオ沼」の住人です。
イヤホンもガジェットだろと言われれば、まぁそうなのですが(笑)。
普段、ヘッドホンはSonyの「WH-1000XM4」をいまだに愛用し、イヤホンはノイキャン最強の「Bose QuietComfort Earbuds」と、音質極振りの「カスタムIEM(イヤモニ)」を用途によって使い分けています。
そんな「うるさ型」の僕ですが、今年発売されたばかりのソニーの最新完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM6」を店頭で試聴してきまして……。
結論から言います。
久々にSonyの”イヤホン”で、マジで良いものに出会った感覚があって鳥肌が立ちました。
本気でメイン機の入れ替えを悩むレベルでヤバいです。
今回は、約2年半ぶりに沈黙を破って登場したソニーの新型フラッグシップが、オデオタ目線でどれほど「エグい進化」を遂げているのか。そして、僕が抱えている「たった一つの悩み」について、熱量全開で語っていきたいと思います!
熟成された「ソニーのドライバー」と、ついに完璧になったノイキャン
個人的な好みの話をすると、僕は元々、Sonyの大型スピーカーやヘッドホンに搭載されているドライバーの「鳴り方(音のスケール感や響き)」がすごく好きなんです。
ただ、イヤホン(完全ワイヤレス)に関しては、どうしても「Boseの圧倒的なノイキャンの静寂」に一歩及ばない感があり、外出時のメインはBoseに譲っていました。ノイキャンがあと一歩いけば完璧なのに……とずっと思っていたんです。
それが今回、WF-1000XM6でついに「完璧」になりました。
前モデル(M5)からマイクの数が片側4基、左右合計で「8基」へと物理的に増強されました。これにより、ノイキャン性能が約25%も底上げされています。
店頭で耳に入れた瞬間、Boseに匹敵、あるいは超えるレベルの「上質な無音」が訪れました。
そして、その完璧な静寂の中で鳴り響く、マスタリングエンジニアと共創したというフラットで解像度の高いサウンド。ソニー特有のドライバーの心地よい響きが、ノイズの一切ない空間でフルに発揮されるんです。試聴機の前で思わず「おぉ……」と声が出ました。
驚異の「体内ノイズ」対策。ベンチレーション(通気構造)の採用
さらに感動したのが、筐体設計の進化です。
カナル型(耳栓型)のイヤホンを使っていると、歩くときの「ドスッ、ドスッ」という足音や、自分の咀嚼音が頭の中でボワボワ響いて不快になること、ありませんか?(オクルージョン効果と呼びます)。
WF-1000XM6は、この問題に対して筐体に微細な「通気孔(ベンチレーション)」を設けることで、イヤホン内部の過剰な空気圧を外に逃がす構造を採用しました。
外のノイズは強力なANCで完全に遮断しつつ、自分自身の体から発生するノイズ(空気圧)は外に逃がす。これにより、長時間着けて歩いても耳の中が圧迫される不快感が劇的に軽減されています。これ、日常使いにおいてめちゃくちゃデカい進化です。
【最大の悩み】イヤピ問題。俺の「スパド++」は着くのか!?
さて、ここまでベタ褒めしてきましたが、オデオタとしてどうしても避けて通れない「悩み」が一つあります。
それが「イヤーピース(イヤピ)」です。
ソニーのXMシリーズといえば、純正で付いてくるフォームタイプ(発泡ポリウレタン素材)のノイズアイソレーションイヤーピースがお馴染みですよね。遮音性は高いんですが、個人的には高音が少しスポイルされる感覚があって苦手なんです。
で、オデオタの皆さんはそれぞれ「自分の最強イヤピ」を持っていると思うんですが、僕の場合はJVCの「スパイラルドット++(スパド++)」が絶対的至上主義なんです。
歴代、色んなイヤモニを使ってきて、アホみたいに色んなイヤピを試してきましたが、今のところスパド++を超えるイヤピに出会ったことがありません。
ただ、今回は店頭で「試聴」しただけなので、イヤーピースを引っこ抜いてノズルの形状(太さや長さ)を確認することができませんでした。
聞く所によると、ノズル直下にフィルター無しでマイクもあるため、フィルター付きのイヤーピースじゃないと…と伺ったので、そもそも相性的に芳しくないのかな…などと考えたりもします。
WF-1000XM6のノズルに、果たして愛しのスパド++は無事に装着できるのか? そしてケースには干渉せずに収まるのか……? これが唯一、購入の最後のボタンを押すのを躊躇わせている要因です。
読者の皆さんにお願いです!
もしすでにWF-1000XM6を買って、イヤピ交換(特にスパド++)を試した猛者がいたら、ぜひコメント欄やSNSでフィット感を教えてください!
あるいは、「スパド++至上主義なら、このイヤピも試してみ飛ぶぞ」というガチのおすすめがあれば、それもぜひコメントで教えてほしいです。試してみたいです(笑)。
バッテリーおばけと、通話ミュートの神UI
最後に実用面にも触れておきます。
Bose QC Ultra 2の実測バッテリー駆動時間が「5時間半」程度なのに対し、WF-1000XM6の実測値は、ノイキャンONでなんと「9時間41分」。ほぼ2倍のスタミナです。
そして、ビジネスパーソンにぶっ刺さるのが、「イヤホン本体のタッチ操作で、マイクのミュート/ミュート解除ができる」という新機能。
TeamsやZoomの会議中、自分が喋る時だけサッと耳元をタップしてミュート解除し、終わったらまたタップ。わざわざPCの画面を操作しなくていいこのUI、控えめに言って神です。
結論:44,550円の価値は十二分にある
8基のマイクによる最強のノイキャン、体内ノイズを逃がす通気構造、マスタリングエンジニア監修の音質、そして約10時間もつバッテリー。
44,550円という価格は安くありませんが、個人的には「久々にソニーが本気で全部乗せしてきた名機」だと確信しています。
ノズル形状とスパド++の相性だけが気になりますが……おそらく我慢できずに買ってしまう未来が見えます(笑)。
イヤピ情報、お待ちしてます!
それでは、また次回のコラムでお会いしましょう!
