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レオス・カラックス:IT’S NOT ME -それはゴダールへのオマージュ

Iレオス・カラックス:IT’S NOT ME を考える


レオス・カラックス監督の最新作「IT'S NOT ME」(C'est pas moi)

レオス・カラックス監督の最新作「IT'S NOT ME」(イッツ・ノット・ミー)が、2025年4月26日(土)よりユーロスペースほか全国で公開される。
本作は、パリの現代美術館「ポンピドゥー・センター」からの依頼を受け、当初は展覧会として構想されたが、予算の問題により映画として実現した。
それは、ポンピドゥー・センターから、「いま君はどこにいる?」という問いに託された形で製作された。
カラックス監督自身が初めて編集を行い、記憶思考や圧倒的なビジュアルでコラージュしたセルフポートレートである。 家族や映画、20世紀の独裁者と子どもたち、死者たち、さらには哲学者ベルクソンの「エラン・ヴィタル(生の飛躍、生命の躍動)」など、多岐にわたるテーマを、ホームビデオや映画、音楽、写真をコラージュするように描いている。
本作には、ジャン=リュック・ゴダール監督の後期エッセイスタイルへのオマージュが込められており、夢の断片のような映像が観る者を魅了している。そこには、難民の子供の遺体に重なるジョナス・メカスの声や、留守電に残されたゴダールの伝言も・・・
また、公開に先駆けて 、2025年3月20日-23日に開催される「横浜フランス映画祭2025」での上映が決定しており、カラックス監督の来日した。
出演者には、いつものように、ドニ・ラヴァン(Denis Lavant/1961- )、そして、カテリーナ・ウスピナ(Katerina Uspina)、そして、監督の娘チャ・ゴルベワ・カラックス(Cha Golubeva Karax)が名を連ねている。
本作は、カラックス監督の記憶と思考の全てがまとめられた42分間の映像体験となっており、観る人の心を揺さぶる自画像的作品である。そして、それには、結論はない。

100%カラックス映画、心揺さぶる自画像- ユーロスペース

It's Not Me - Poster-引用:ユーロスペース

『It's Not Me』は、レオス・カラックスが監督・脚本/製作 レオス・カラックス・シャルル・ジリベールの2024年のフランス映画。 2024年5月18日、第77回カンヌ国際映画祭の非コンペティション部門カンヌプレミア部門でワールドプレミア上映された。2024年6月12日にレ・フィルム・デュ・ロザンジュによって劇場公開された。

この世の美はまばたきを求めている
「レオス・カラックス、いま君はどこにいる?」
彼は答えようとした・・・でも謎ばかりだ。
彼について、そして“彼”の世界について。
「分からない。でも分かれば、こう答えるだろう…

It's Not Me….

そして、その映画は、日本では、2025.4.26- ユーロスペースで公開される。

引用-公式サイト

IT'S NOT ME by Leos Carax - Official trailer 1:14min

2024年製作/本編-42分/フランス

This ‘free-form film’ spans 40 years in Leos Carax’s work life and explores its most significant chapters while questioning the evolution of the word over those decades.
With: Denis Lavant, Kateryna Yuspina, Loreta Juodkaite, Anna-Isabel Siefken, Nastya Golubeva Carax, Petr Anevskii and Bianca Maddaluno

レオス・カラックス(Leos Carax)

Leos Carax (cc)-2012

Leos Carax
1960年、パリ近郊のアレックス・デュポンに生まれる。13歳でレオス・カラックスに改名。10代前半から映画をむさぼるように観ており、イギー・ポップに憧れ、セリーヌを愛読する。
16歳でバカロレア(高卒認定・大学入学資格)に合格し、リセ(フランスの中等教育)をやめてパリへ移る。 17歳で未完の短編『夢に見た娘』を撮り、18歳で映画鑑賞誌「カイエ・デュ・シネマ」に寄稿。 1980年、初めて完成させた短編映画『絞殺のブルース』ガイエール映画祭でグランプリを受賞する。
長編映画6本とオムニバス映画1本という作品ながら、独自の映像美と革新性をもって、常に新たな世界を見つめ続ける唯一無二の映画作家である。『アネット』ではカンヌ国際映画祭監督賞、リュミエール賞監督賞、セザール賞監督賞を受賞した。

それら、すべてが、私的で詩的なメッセージだ。-Leos Carax

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