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ジョエル・ピーター・ウィトキン:Outside Fantasy -(1564字)

ジョエル・ピーター・ウィトキン:Outside Fantasy


ジョエル・ピーター・ウィトキン(Joel-Peter Witkin)

Joel Peter Witkin, Self-Portrait, 1984

ジョエル・ピーター・ウィトキン(Joel-Peter Witkin/1939- /アメリカを代表する写真家)
その作品はシュルレアリスムやバロック美術の影響を色濃く受けている。彼の作品は、宗教的なテーマやクラシック絵画を彷彿とさせる構図とともに、奇形、身体的障害、性転換者、さらには死体といった、一般的には社会概念からの外側の人々(外在化)のタブー視される被写体を扱うことで知られている。その幻影的で、挑発的なアプローチは、観る者に衝撃を与えると同時に、深い美的感覚と哲学的な問いを投げかけるものである。- ∴ Outside Fantasy
また、このアプローチは、19世紀のダゲレオタイプや*E.J.ベロック(E. J. Bellocq,1873-1949/アメリカの写真家)の作品に影響を受けたものであり、完成されたイメージは観る者に強烈な印象を与えるだろう。

(註)*E.J.ベロック(E. J. Bellocq,1873-1949/アメリカの写真家)

Witkin-Joel-Peter Witkin

ジョエル・ピーター・ウィトキンの幼少期の体験と芸術の形成

ウィトキンは1939年、ニューヨーク市ブルックリン区に生まれた。ユダヤ人の父とローマ・カトリック教徒の母の間に生まれた彼は、幼少期から宗教的な背景や家庭環境に影響を受けている。しかし、両親は宗教上の違いから離婚し、そのことがウィトキンの人生に複雑な影響を与えた。

また、幼少期に目撃した交通事故において、少女の首が切断されるという衝撃的な体験が、ジョエル・ピーター・ウィトキンの芸術的感性に大きな影響を及ぼしたとされている。この出来事は、彼の作品における「死」や「身体」のテーマの根幹にあると考えられるかも知れない。

経歴と芸術的影響-Joel-Peter Witkin

ウィトキンはブルックリンのSt. Cecelia's Grammar Schoolおよび、Grover Cleveland High Schoolを卒業後、ベトナム戦争中には戦場写真家として従軍した。その後、ニューヨークの*クーパー・ユニオンにて彫刻を学び、美術学士号を取得。また、ニューメキシコ大学では美術修士号を取得し、シュルレアリスムやバロック美術の影響を受けつつ、自身の写真技法を確立していった。特に、マックス・エルンスト(Max Ernst, 1891 - 1976/ダダイスムを経ての超現実主義の画家と彫刻家-ドイツ)やマン・レイ(Man Ray.1890-1976/ダダイスト-写真家/画家/映画/オブジェ-アメリカ)といったシュルレアリスムの巨匠たちからの影響が顕著であり、それが彼の作品の基盤を成している。
*クーパー・ユニオン

ジョエル・ピーター・ウィトキン作「画家クールベのアトリエ」、1990年

Joel Peter Witkin's "The Studio of the Painter Courbet", 1990

Joel-Peter Witkin Unlocks his Photography 14:06min

ジョエル・ピーター・ウィトキンのアートワーク

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