息子の高校受験の日に、婚活カウンセラーとして考えていたこと
― 受験と婚活は、驚くほど似ている ―
先日、息子の高校受験でした。
朝、送り出すときは
「ちゃんと力を出せるかな」
「緊張しすぎていないかな」
そんなことばかり考えていました。
親としてできることは、
もう何もないと分かっているのに、
それでも心は落ち着かない。
結果を出すのは本人。
私は代わりに受験することはできません。
ただ信じて、待つだけ。
その時間の中で、
ずっと頭に浮かんでいたのが、
**「これって婚活と同じだな…」**という感覚でした。

婚活も、受験も、
「がんばっている=結果が出る」
とは限りません。
受験ではまず、
今の実力を知るところから始まります。
できること
できないこと
得意なこと
苦手なこと
それを一度、冷静に見つめる。
婚活も同じで、
理想や願望だけではなく、
今の自分の立ち位置を知ることが必要になります。
それは決して
夢をあきらめることではなく、
自分を現実の中で大切に扱うことだと、私は思っています。

志望校を決めるとき、
名前や偏差値だけで選ぶ人は、ほとんどいません。
「この学校で、3年間どう過ごすか」
「この環境で、自分はやっていけるか」
婚活も同じで、
条件やスペックだけを追いかけていると、
本当に大切な視点が抜け落ちてしまいます。
この人と、
どんな日常を送りたいのか。
どんな結婚生活を思い描いているのか。
そこが言葉になっていない会員さまほど、
婚活は苦しくなっていきます。
受験には、必ず「戦略」があります。
情報を集め、
傾向を知り、
計画を立て、
必要な対策をする。
感覚だけで受験に臨む人が少ないように、
婚活も感覚だけでは、なかなかうまくいきません。
どこで出会うのか。
どう自分を伝えるのか。
どんな関係性を築こうとしているのか。
ここを整理できるかどうかで、
会員さまの疲労度も、結果も、大きく変わってきます。
だからこそ、
私たち婚活カウンセラーの役割は大きい。
そして、受験と婚活に共通して
とても大切だと感じるのが、
**「待っているだけでは進まない」**ということ。
願書は、自分で出さなければならない。
試験会場にも、自分で行く。
婚活も同じで、
待っているだけでは、ご縁は動かない。
主体的に動くこと。
その一歩を踏み出す勇気を支えること。
それも、カウンセラーの大切な仕事だと思っています。

受験で、実は一番重要なのは
勉強以上に「メンタル」だったりします。
模試で落ち込む日。
思うような結果が出ず、
「もう無理かもしれない」と思う日。
それでも、
「大丈夫、次があるよ」と
伴走してくれる先生がいるから、前を向ける。
婚活も同じです。
お見合いがうまくいかなかった日。
交際が終わってしまった日。
その出来事だけを見れば、
心が折れてしまいそうになる。
だからこそ、
婚活カウンセラーは、塾の先生のような存在なのだと感じています。
答えを代わりに出すのではなく、
一緒に考え、
一緒に立て直し、
また前を向く。

ここで、少し私自身の話をさせてください。
私は37歳のとき、結婚相談所に入会しました。
お見合いに行っては撃沈し、
「もう私は結婚できないんだな…」
そう思ったことも、正直何度もあります。
それでも、心の奥には
38歳の誕生日までに結婚式を挙げる
という目標がありました。
カウンセラーさんと一緒に、
「次こそは、きっといいご縁がある」
そう信じて、前を向き続けました。
その結果、
ご紹介いただいた方が、今の夫です。
38歳の誕生日の、
1か月前に結婚式を挙げることができました。
結婚生活は、もうすぐ20年になります。
あのとき、
一人で抱え込まず、
伴走してくれる人がいたからこそ、
今の人生があります。

受験のように、
計画的に、
現実を見て、
心を整えながら進めば、
婚活も、必ず「良いご縁(合格)」に繋がります。
合格通知のように、
ある日突然、人生が動く瞬間は訪れます。
その日まで、
会員さまを一人にしないこと。
信じて、支え続けること。
息子の受験を見守りながら、
改めて、婚活カウンセラーという仕事の尊さを感じました。
婚活も、人生の大切な受験。
だからこそ、
私たちは今日も、静かに、
でも確かに、伴走し続けていきましょう。
