ドコドコ昔話 メンダコ太郎#7
前回のあらすじ
メンダコ太郎は2かいも のりものにのれず ショックをうけて、ダイエットをけつい。おじいさんうさぎをのせた エビフライといっしょに ジョギングしながらすすむと、ぜっぴんポテサラの おみやげやさんが ありました。
だい7しょう しんじつ
メンダコ太郎は、このおみやげやさんで ぜっぴんポテサラをかったといいます。
ところが、おみやげやさんのようすが おかしいです。ポテサラはみるかげもなく、モモのようにおおきなタコヤキが 1つあるだけです。
メンダコ太郎はおじいさんうさぎとエビフライを そとでまたせて、てんしゅのミミイカに はなしをききました。
「ポテサラのせいぞうもとから おおきなタコヤキがとどいたミ!ポテサラは やめて、ながねんのゆめだったタコヤキを うることにしたらしいミ!でも、これはホントにタコがはいってるのかミ?イカとして おそろしいミ!」
タコヤキをあやしんだメンダコ太郎は ミミイカにホウチョーウをかり、わってみることにしました。
メンダコ太郎は ホウチョーウをふりかざし、タコヤキをはんぶんにしようとしました。
「タコォォォォォォォォ!?」
タコヤキのさけびごえが おみやげやさんにひびきわたります。
かんいっぱつ ホウチョーウをよけたタコヤキは てんないをにげまわり、
ド、ド、ド……
ドッコイショオオオオオオオオオ!!!
なんということでしょう、タコヤキはいきおいよく 月へと とんでいってしまいました。
じぶんとおなじルーツをかんじたメンダコ太郎は まけじとじめんをけり、さいこうそくのドッコイショアタックでタコヤキをおいかけます。
タコヤキはショオオオオオオオとうちゅうをとんでにげ、月にゲキトツし、その7びょうごに月にとうちゃくしたメンダコ太郎につかまって、ちきゅうに ひきずりもどされてしまいました。
おみやげやさんに もどってきたメンダコ太郎がタコヤキをもちあげると、なかからコロンとタコさんウィンナーがころがり落ちました。
そとからいちぶしじゅうをみていた おじいさんうさぎが、かんたんのこえをあげて おみせに はいってきました。
「トッテモ イキノイーイ ウィンナー‼︎ ウチーノ コドーモ ニ シヨー‼︎」
おじいさんうさぎがウキウキしながらタコさんウィンナーをだきあげます。ところが……
「シ……シンデール……!?」
タコさんウィンナーはピクリともうごきません。エビフライがガオガオほえかけましたが、ただタコのカタチをしたウィンナーのようです。
「まるでのろいのにんぎょうミ!せいぞうもとに といあわせてみるミ!」
ミミイカはそういって、ぶあついタウンページをドシンとつくえのうえにだし、パラパラとページをめくりました。
「えっと、あいうえお……お……お ば あ さ ん……う さ ぎ……これだミ!」
なんということでしょう、おみやげやさんのタコヤキをつくったのは、おばあさんうさぎだったのです!
「さすが おばあさんうさぎだめぇ……こんなに いきのいいタコさんウィンナーいりのタコヤキをつくれるとは……!」
メンダコ太郎とおじいさんうさぎは、かおをみあわせて すこしかたをすくめ、おばあさんうさぎのぶじをよろこびました。
「おばあさんうさぎの じゅうしょが かわってるミ!タコニャ島で つくってるみたいだミ!」
「やっぱり、おばあさんうさぎは タコニャ島につれていかれたんだめぇ! “はげしくうごくタコさんウィンナーいりのタコヤキ”をつくらされているなんて、ザンコクめぇ……!」
メンダコ太郎は、いかりのあまり からだをプルプルとふるわせました。
いっぽう、ミミイカも たいへんごりっぷくのようでした。
「ポテサラでもタコヤキでもいいから つくってもらわないと、おみやげやさんは はいぎょうミ!タコニャ島まで もんくをいいにいくミ!」
こうして、メンダコ太郎、おじいさんうさぎ、エビフライ、ミミイカの4にんは、タコニャ島へ いそぐことになったのでした。
つづく
作者が個展在廊に通う電車で暇つぶしに書いた駄文を読んでいる暇があったらYouTubeを見てください!
LINE絵文字もあるよ!
