云十年ぶり、 明治神宮参拝と神宮杜散策

「宮廷ホーム」がありました。

駅からすぐ、明治神宮一の鳥居の前に着きます。平日というのにすごい人。外国人観光客が目立ちました。(円安効果⁈)

この「一の鳥居」は、鎮座百年を記念して令和7(2022)年に建て替えられたばかりとのこと。
素材は、奈良県吉野の樹齢250年を超える吉野杉と笠木(上の横木)は栃木県の宇都宮材、福井県の足羽材など国産杉です。
「二の鳥居」(大鳥居)と比べてみます。用材は台湾ヒノキ。高さが12m、柱の太さが直径1.2m、重さ13トン。樹齢は1200年(平安時代!)黒光りして威厳を放っています。

この大鳥居、初代は1966年の落雷で柱が損傷、1975年12月に建て替えられ現在に至っています。
篤志家(材木商)川島康資氏が創建時と同じ檜を求めて台湾へ何度も足を運び、標高3300mの丹大山の山中でこの巨木を発見。台湾の人々の尽力により日本へ運び込まれ1971年神宮へ奉納、さらに4年の歳月を経て完成。
日台の国交断絶(1972年)という歴史のはざまを友好の証として今も語り継がれています。(パンフレットより)

反対側には明治天皇がお好きだったというワインの樽が並べられています

創建当時(1920年)のまま残った貴重な建築物(重要文化財)

神宮にはたくさんの明治天皇と昭憲皇太后の御製と御歌があります。
明治天皇 御製
草も木も 萌ゆるを見れば 春風に 動かぬものはなき 世なりけり
うれしくも 春のさかりに 旅にいでて かはる野山の花を見るかな
山がらす なきたつ 声ものどかにて 花よりしらむ 春のあけぼの
昭憲皇太后 御歌
春の日の 長くなるこそ うれしけれ 書をみるにも 花をみるにも
吹く風の たえまもゆらぐ 糸櫻 おもひのほかに ちらぬなりけり
春の夜の やみもうれしく 思ふかな かがりたかせて 花を見るまは












清正井と呼ばれています
ここから原生林の杜を堪能しつつ御苑の入り口まで戻ります。

明治神宮の総面積は約70万平方メートル。都心の真ん中でこれほど豊かな森が広がっているのは非常に珍しく『永遠の杜』を目指して全国から献木された約10万本の樹木によって作られた人工林です。

神宮ができる以前のこの一帯はご用地でしたが、荒地でした。ドイツで林学を学んだ本多静六を筆頭に『百年後、その後も人の手を加えずとも世代交代を繰り返す永遠の森を作ろう』と計画しました。
それは、初めに松を植え、その下に成長の早いヒノキ、スギの針葉樹を植え、さらに将来の主木となるシイ、カシの木などの照葉樹を植える。50年後松は針葉樹に押されて枯れていき、百年後にはシイやカシなどの照葉樹が森を占めていく。元々代々木の風土や土壌が照葉樹が向いていることから、豊かな永遠の森が出来上がるという壮大な構想でした。
先人のおかげで約百年後の今、私たちは都心の真ん中で自然豊かな森の中で安らぐことができるのですね。




この辺りは代々木駅や北参道駅(東京メトロ)小田急線参宮橋駅があるオフィイス街、芝生にはちらほらと寝転んで休憩中の人達の姿がありました。
暖かい春の日差し、私たち夫婦も芝生で日向ぼっこ。
日が暮れないうちに、南参道から原宿方面へと来た道を引き返します。

1964年の東京オリンピックの翌年完成した超モダン「億ション」です。今でも表参道のランドマークなんですね。

表参道には日の丸とアイルランドの国旗が掲げられていました。国賓が来日されているのか、とAIに聞きましたら、3月17日はアイルランドの最大の祝祭日「聖パトリックス.ディ」でパレードが行われるとのことでした。
アイリッシュパブといきたいところですが、近くにあった普通のコーヒーショップで一服。帰宅ラッシュの前に家路に着きました。
春うらら、良い1日でした。
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