「娘を信じられなかった私が、自分を責めるのをやめたら、信じられるようになった。」
長女が不登校になったとき、私は「無理に行かなくていい」と言っていた。
でも本音は違った。
勉強についていけなくなったらどうしよう。
このままでいいのかな。
どうしたら行くようになるんだろう。
本人には言わなかった。
でも内心ずっと、焦っていた。
精神科に行くと娘が決めたとき、「逃げじゃないか」と思った。
病名がつくことで安心を得たいだけじゃないかと、信頼とは逆の感情が湧いた。
それも、本人には言わなかった。
向き合っているようで、本音を隠しながら向き合っていた。
変わったのは、自分を責めるのをやめてからだった。
心理学を学んで、色んな自分を一個一個受け入れた。
頭が悪いな。
偉そうなとこある。
できないくせにできる人を演じてる。
人に認められたい。
これが怖い。
きれいに変換しないで、そのまま認めた。
そしたら気づいたら、人のことを責めなくなっていた。
自分を責めなくなったから、だと思う。
娘のことも、同じだった。
答えを出そうとするのをやめた。
距離をとることを覚えた。
待つ時間を意識的に持つようにした。
そしたら、自分を責めなくなってきた。
今日、娘が言った。
「人に過剰に気を遣わなくなった。楽になってきた」
あ、きたね。
待ってたわけじゃない。
でも、来るってわかってた。
無理してる言葉でも、よく見せたい言葉でもない。
本当にそうなってきたんだ、ってわかった。
ここから、もっと楽になるね。
やったね。
よく頑張ったね。
ここまできたんだ。
娘を信じられるようになったのは、私が私を信じられるようになったからだと思う。
