「第5次見附市総合計画後期基本計画」(再編集)
【令和2年12月定例会】の一般質問
コロナ社会と見附市の未来
こんにちは、浅野千紘です。
令和2年12月定例会にて、議員として一般質問に立ちました。
今回のテーマは、**「第5次見附市総合計画後期基本計画はコロナ社会に対応できるのか」**です。
6月議会でも同様のテーマで質問しましたが、当時はまだ前期計画の評価や審議会の議論が十分ではありませんでした。今回は、それらの進捗を踏まえ、見附市の「持続可能性」と「デジタル化」に焦点を当てて切り込みました。
Q1:前期計画の評価とコロナの影響
浅野:
前期基本計画の進捗は「順調」と分析されていますが、令和2年は新型コロナの影響で指標が悪化する懸念があります。具体的にどのような分野で影響を想定していますか?
田伏企画調整課長:
特に観光、雇用、そしてコミュニティバスやまちなか賑わい施設といった「外出を促す施策」の指標については、実績が悪化することを想定しています。
一方で、9月の市民アンケートでは「働き場所の豊富さ」への満足度が大幅に低下することなく維持されており、現段階では計画全体として順調に推移していると評価しています。
Q2:なぜ今「SDGs」と「Society 5.0」なのか
浅野:
後期計画の新たな視点として「SDGs(持続可能性)」と「Society 5.0(デジタルテクノロジー)」が追加されました。このタイミングで重視した理由は何でしょうか。
田伏企画調整課長:
これまで進めてきた「スマートウエルネスみつけ」を継続・発展させるためには、社会環境の変化、特にSDGsへの意識の高まりとデジタル技術の進歩を無視できないと考えたからです。すべての施策にこの3つの視点を取り入れることで、都市の将来像の実現を目指します。
Q3 & Q4:SDGsの「優先順位」と「捉え方」
浅野:
見附市が最優先するゴールは「3. すべての人に健康と福祉を」ですが、他のゴールにも優先順位はありますか?また、特定のゴール達成を目指すのか、それとも17の視点すべてを各施策に盛り込むのでしょうか。
田伏企画調整課長:
総合計画は市の全政策を網羅するため、17のゴールに順位をつける考えはありません。SDGsの理念は「誰一人取り残さない」ことです。各課題は密接に関連しているため、特定のゴールに絞るのではなく、より広い分野で複合的に課題解決を図っていく方針です。
Q5 & Q6:なぜ「地域包括ケア」にICTなのか
浅野:
地域包括ケアシステムの項目に「ICTの活用」が明記されています。農業など他分野でも活用可能ですが、あえてこの分野をピックアップした特別な理由はありますか?また、具体的な活用イメージは?
田伏企画調整課長:
2025年には「団塊の世代」が後期高齢者となり、介護ニーズが急増する一方で、担い手となる生産年齢人口は減少します。この課題を乗り越えるには人間の力だけでなく、ICTの力が不可欠だと考えています。
具体的には、医療・介護のデータベース構築、対話型ロボット「newme(ニューミー)」の実証実験、高齢者世帯へのネット環境整備支援などを進めています。
Q7:遠隔診療の可能性
浅野:
後期計画の5年間で、医療現場での「遠隔診療」などは実現可能でしょうか。
田伏企画調整課長:
Withコロナを乗り越えるためにも、実現すべき目標だと考えています。市内の医療機関でも一部導入が始まっていますが、今後専門家の意見を聞きながら検討を進めます。
Q8:自主財源45%への挑戦
浅野:
行政経営計画において、自主財源比率を38.8%から45%へ引き上げる目標が掲げられています。コロナ禍での景気悪化が懸念される中、どのように確保する計画ですか?
田伏企画調整課長:
産業団地進出企業への減免措置が終了することによる固定資産税の増加を見込んでいます。また、移住・定住促進による税収増や、市内企業の活動支援による地域経済の活性化を通じ、目標達成に取り組んでいきます。
【再質問】
コロナ対策をどう「肉付け」するか
浅野:
コロナの影響で悪化した外出関連の指標は、後期5ヵ年で改善できる見込みでしょうか。また、総合戦略に盛り込む「コロナ対策」は、単なる継続なのか、それとも「新しい生活様式」を取り入れた新機軸なのでしょうか。
田伏企画調整課長 / 健康福祉課長:
ワクチンの普及次第ではありますが、市民生活が回復すれば目標達成は可能と考えています。具体的な施策としては、ICT活用の目標設定に加え、子育ての経済的負担軽減や、交流人口を増やすための定住施策を強化していきます。
最後に:検証と次の一手への要望
浅野:
後期基本計画の5年間は、健幸ポイントプログラムなどのプロジェクトが区切りを迎え、これまでの施策の効果がはっきりと見える時期になります。
社会が激変する今だからこそ、単に「何をやったか(アウトプット)」だけでなく、それによって「市民の生活がどう変わったか(アウトカム)」の検証を重点的に行い、次の計画へつなげていただくよう強く要望いたします。
初めての質問を通して、市の計画が私たちの暮らしにどう直結するのか、改めてその責任の重さを実感しました。これからも市民の皆さんの声を市政に届けていきます。
見附市の未来、一緒に考えていきましょう!
この内容について、さらに深掘りしてほしいポイントなどはありますか?
