「風のピアノ」
詩「静と動」
いつもの朝の散歩道
私は少し立ち止まり
空を見上げて
深呼吸した
風が木々を
葉を揺らす
木漏れ日が
きらきら
輝やいている
その下を
通り過ぎる人達
1人で歩く人
並んで歩く人
自転車に乗る学生
笑いながら
走り抜ける子供達
それぞれの
肩や背中には
ちりばめられた光か
煌めいている
こんな
何気ない日常が
奇跡ではなく
当たり前に
これからも
続けはいいと
誰かの幸せを想う時
私の心は
少し強くなれる気がする
心の中のピアノが
かすかな音をたてながら
私はまた歩きだす
「空」
