ハッピーライティングマラソン#30|もし1日だけ魔法が使えたら、何をしますか?
本田健さんの素敵な企画「ハッピーライティングマラソン」に、今週も参加させていただきます。
今回のお題は、 『もし1日だけ魔法が使えたら、何をしますか?』 です。
空を飛びたい、
大金持ちになりたい、
過去をやり直したい。
魔法と聞けば、誰もがそんな「便利な結果」を思い浮かべるかもしれません。
しかし、あえて私はこう答えます。
「魔法は使わない」 と。
将棋界の至宝、藤井聡太竜王・名人の有名なエピソードをご存知でしょうか。 まだ彼が七段だった頃、イベントで「将棋の神様にお願いするなら?」と問われた際、彼はこう答えました。
「せっかく神様がいるのなら一局、お手合わせをお願いしたい」
多くの人が「強くなりたい」「勝ちたい」という「結果」を願う中で、彼は神様という究極の存在との対局という「プロセス」を望んだのです。
もし魔法で願いを叶え、苦労せずに結果だけを手に入れてしまったら、そこには何の物語も残りません。
悩み、もがき、試行錯誤する泥臭いプロセスの中にこそ、人を成長させ、人生を彩る「楽しさ」の本質が詰まっているからです。
私自身、不登校やキャリアの挫折といった、魔法で消し去りたいような過去もありました。
しかし、その苦しいプロセスがあったからこそ、今の思考力や価値観という「武器」が手に入ったのです。
結果だけをショートカットする人生は、きっと味気ないものでしょう。
目の前の現実という難問に、自分の頭と足で挑み続けること。
それこそが、私たちが使える唯一にして最高の魔法なのかもしれません。

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