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初めての出産。

さて。
最初の出産について触れましょう。

同棲中はとても優しい人だったはずなのに、入籍した途端ウソみたいに自己中になってしまった旦那様。
家事をすることも、検診に付き添ってくれることもないばかりか、つわりが辛くて寝ている私の背中に舌打ちすることも。

その頃には
「妊娠って病気じゃないよね?」
事ある毎に言われたことで、まるで自分がサボってるような気さえして
家事は私が頑張らなくちゃ
と思い込んでた私。
イクメンなんて言葉もまだない時代、家事は女の仕事だとのたまう旦那様。
今の私なら顔の真ん中グーで殴ってる。

それまでは一緒だった外出も
妊娠を理由になぜかお留守番。
それまでの生活から一転、ほとんどの時間を1人で過ごすようになりました。

北海道の田舎で妊婦生活。
4月が出産予定の私は、雪の季節に大きなお腹で過ごさなければならなくて
雪の中スーパーまで徒歩で買い物に行ったり、雪かきしたりの日々。
お姑さんには「運動しないとね」と言われ、両親からも「みんなそうやって親になる」と甘えることも許されず孤軍奮闘するしかなくて。
ケータイもない時代なので簡単に誰かに愚痴や相談が出来るわけでもなかったので、不安もストレスも溜まるばかり。


すると予定日の3ヶ月ほど前のある日。
いつものようにスーパーで買い物をしていたら、キューッとお腹が痛くなる。
立ち止まってじっとしていたら痛みが落ち着いて、またショッピングカートを押し始め買い物の続き。

またしばらくするとお腹が痛む。
少し待つと痛みが引く。
それを何回か繰り返したところで

これはおかしい。

週末だったので、来週まで待つのは危険な気がして病院へ電話したら
「すぐ来てください」
と言われて病院へ。

不安は的中。
子宮口が開いてきていると言われ、即入院・絶対安静を言い渡されました。

その時の私の第一声は
「家事を済ませてからじゃないと入院できません」
でした。
もう、私のばか。

一旦帰宅して一通り家を片づけてから入院したんですが、そこからは絶対安静。
起き上がると重力で赤ちゃんが下がってきて子宮口が開いてしまうので寝たきり。
食事も歯磨きも暇つぶしの読書も
本っっっ当に可能な限り寝たままで。
妊婦なので仰向け一択。

どうやら私は子宮口が開きやすい体質だったようで、更に年齢が若いと子宮口が柔らかいので尚更動いてはいけなかったらしく、それなのに巷の「妊婦は運動せよ」に踊らされてせっせと動いてしまったんです。

他にも
小さな違和感や、たくさんの症状を「妊娠てこんなもの。きっと大丈夫」と見過ごしてしまっていました。


妊娠・出産って当たり前じゃないです。
たくさんのサインを見逃した結果、予定日より1ヶ月早く、少し小さく産まれてきた第1子。
もし入院していたタイミングで出産することになっていたら超未熟児で産まれていました。

安定期なんて言いますが、私の妊娠には安定していた時期はなかったです。
安定期に入ったあと、もう大丈夫って空気になりがちですが、決してそんなことは無いので、もし読んでいる方に妊婦さんが居たら気を抜かないでくださいね。

私の場合は
初期は重度のつわりと流産の危険があったので絶対安静。
つわりは6ヶ月過ぎまで続いて、その後は子宮が胃を圧迫するせいで常に吐き気、
口腔内の炎症で歯ぐきはいつも腫れていたり、他にもたくさんの症状が出て
お医者様からも「妊娠性のものなので出産が終われば全て落ち着きます」と言われ
本当に辛い期間を過ごしました。

何より辛かったのは味方が誰も居なかったこと。

状況は変えられなくても、パートナーが優しかったらもう少しラクに乗り越えられたんじゃないかなと思います。

子供は無事に産まれましたが、早産だったので私の方が先に退院することになり
その後の検診も経過観察のために回数が増えたり、その後の子育てでも色んなことがありましたがそれは別の機会に。

何はともあれ
妊娠も出産も本当に奇跡の連続で命懸けなんだと思い知った経験でした。

第2子、第3子の出産なんて1人でゆっくりする時間もほとんど持てないと思うと
全国のお母さん達を応援したい!
(昔の自分も重なるので余計に)

大袈裟なことじゃなくても
せめて言葉だけでも
世界が優しくなるといいな

書いててそんなことを思いました。
それではまた!

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