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【レア経験】昔のファーストジェネレーションオイスターカードを切り替える方法ーデポジット回収まで(2024年10月)

自分、今回の留学でまだレア経験がありました。イギリス行きの飛行機攻略法の続きを書く前に、忘れそうだからこの件を投稿する。レア経験だから有料化しようかと思ったが、オイスターカードなんていくらでも買えるし、なんなら近いうちに廃止になると思うので、今回は無料にすることにした。
って、この情報はほとんどの人には要らん情報なんだけどな(笑)。

自分は14年前にこのオイスターカードをロンドンで買った。その時は「イギリスなんか二度と住むかボケ!」と思ってこのオイスターカードを使ってヒースロー空港に向かい日本に帰国したわけだが、14年経ってもまだ自分の日本の家にあった(笑)。今回の留学の際にイギリスに持ってきて最初の1週間だけ使って交通費を若干、節約することができたが、どうも自分が持っていたオイスターカードは「ファーストジェネレーションオイスターカード」という古いタイプで発行元が絶賛、無料交換中だったようだ。

今回は、そのクソ古いオイスターカードを未だに持っていた、14年ぶりに戻って来やがったアラフィフ日本人留学生の話である。

オイスターカードとは?


まずオイスターカードについて説明します。オイスターカードとは、ロンドン通勤圏で使える交通系ICカード(関東圏でいうところのスイカ、パスモ)のこと。駅の自動券売機や売店、ネット上でお金をチャージして使う。
自分が知っている限りは14年前にはすでにオイスターカードがないとロンドン市内の地下鉄は料金が倍くらいの紙の切符を買わされた、バスに至ってはオイスターカードがないと乗れなかった。

自分はスコットランドの大学院を強制卒業(この件はまたの機会に投稿する)させられた後に帰国前にロンドンのホステルで2週間くらい過ごしていたのだが、その時にこのオイスターカードを買った。当時のオイスターカードのデポジットは3ポンド。当時はリーマンショック後だったので1ポンド130円くらいだった。

ファーストジェネレーションオイスターカードとは?

この記事のタイトルにある「ファーストジェネレーション」オイスターカードというのは、自分が14年前にロンドンで3ポンドのデポジットを払って買ったオイスターカードである。どうも自分がこの国にいない間にオイスターカードの仕様が変わったようだ。2024年10月ではまだファーストジェネレーションオイスターカードは使えたが、いくつか制約があったようで、発行元のロンドン交通局が無料交換を実施していた。きっと、さっさと無くしたかったのだろう。

ファーストジェネレーションオイスターカードと現行のオイスターカードの違いは主に以下。

1 ウィークリー、マンスリーキャップが付かない

現在のオイスターカードを一部の周辺地域を含むロンドン通勤圏内(昔はロンドン市内のみだった)で使うと、1日、1週間、1ヶ月の区切りで運賃の上限が設定されており、その上限を超えて使うとその期間内ではもう運賃がかからない。だが、ファーストジェネレーションオイスターカードではデイリーキャップ(1日の上限)のみとなり、ウィークリー(1週間)、マンスリー(1ヶ月)のキャップ(上限)は適用されないということだった。

2 オンラインでトップアップができない

現在のオイスターカードではロンドン交通局にアカウントを作成してオイスターカードを登録すれば、ロンドン交通局のサイトかアプリでオンライン上でトップアップ(金額をカードにチャージ)することができる。ファーストジェネレーションオイスターカードもロンドン交通局のアカウントには登録はできるが、トップアップはできないようである。

3 シーズナルチケット(定期券)が買えない

現在のオイスターカードではシーズナルチケット(いわゆる定期券)を購入してカードに適用できるが、ファーストジェネレーションオイスターカードはできないようだ。

以上3点以外はファーストジェネレーションオイスターカードも現行のオイスターカードでも同じようである。例えば、自分はナショナルレールのStudent Railcardというロンドン市内の鉄道、地下鉄も含めたイギリス国内の鉄道運賃が3割引になるカードを買ったが、ファーストジェネレーションオイスターカードにもリンク(紐付け)することができた。このことはまた後日、記事にしたいと思う。

ファーストジェネレーションオイスターカードの見分け方

では、ファーストジェネレーションオイスターカードと現行のオイスターカードをどのように見分けるのか?
その答えは以下のサイトにある。

カード裏面の左下に「D」と記載してあれば現行カード、なければファーストジェネレーションである。

右のカードのように「D」表記がなければファーストジェネレーションオイスターカード
(ロンドン交通局のサイトより)

ファーストジェネレーションオイスターカードを無料で交換してもらう方法

では、この古いオイスターカードをどのようにして無料で交換してもらうのか?新しいオイスターカードを5ポンドくらい(購入方法によって値段は変わる)のデポジットを払って購入しても良いが、ネットで依頼すれば無料で交換してもらえるのでやってみた。

1 ロンドン交通局のアカウントを作ってオイスターカードを登録する

まずは以下のサイトでロンドン交通局のアカウントを作成する。その際にはメールアドレス、イギリスの携帯電話(SMSが受信できること)、イギリス国内の住所が必要となる。なお、携帯電話はSMS認証はあるが、住所の証明(住所に届いた手紙)は不要である。

アカウントが作成できたらファーストジェネレーションオイスターカードの背面にある番号を、アカウントページから登録する。その際、オイスターカード所有者であることの確認のために、当該カードを使って最後に出場した駅名を聞かれるので、それを忘れないようにする必要がある。

2 ロンドン交通局のアカウントページでファーストジェネレーションオイスターカードの交換依頼をする

自分はもう交換してしまったので表示されなくなったが、ファーストジェネレーションオイスターカードをロンドン交通局のアカウントに登録すると「ファーストジェネレーションオイスターカードの無料交換依頼」みたいな英語でリンクが表示されていた。そこをクリックして交換依頼をすると、アカウントに登録してある住所宛に新しいカードが7営業日以内に届くように郵送される。なお、新しいオイスターカードは自動的にアカウント上に登録されている。

3 ファーストジェネレーションオイスターカードを終了してクレジット(チャージ残高)を交換された新しいカードに移動する

新しいオイスターカードが届いても、ファーストジェネレーションオイスターカードはまだ使えるしチャージ額もそのままである。故に、新しいカードが届いたら、同じく、ロンドン交通局のアカウントページ上でファーストジェネレーションオイスターカードの終了を手続きする。
これももう手続きをしてしまったので表示されなくなったが、カードの交換依頼をした時点で「ファーストジェネレーションオイスターカードを終了(Terminate)する」みたいな英文のリンクが表示されていたと思う。

ここで気を付けることは、新しいカードが届くまではこのリンクをクリックしないことである。このリンクをクリックして終了手続きをしてしまうと、もうファーストジェネレーションオイスターカードが使えなくなってしまう。
なお、一度、ファーストジェネレーションオイスターカードを終了すると、新しいカードを駅の改札やバスの端末にタッチすれば終了したカードに残っていたクレジットが新しいカードに再チャージされる。

終了したファーストジェネレーションオイスターカードのデポジットを回収する方法

終了したカードのクレジットは新しいカードに移動できたが、自分が持っていたクソ古いファーストジェネレーションオイスターカードには見えないデポジット3ポンドが残っていた。このデポジットはロンドン交通局のアカウント上にも表示されないので忘れてしまいがちである。

比較的新しいファーストジェネレーションオイスターカードの場合は、デポジットはカード終了手続きをした時点でクレジットとして新しいカードに移動(駅やバスの端末でタッチして再チャージ)できるようだ。それができないやや古いカードについては駅の窓口に行くと返金してもらえたらしい。自分もキングスクロス駅の窓口に行ったが、自分のカードが古過ぎてできないと言われた。
では、どうすればいいか?

答えは「電話する」である(笑)。これは駅の窓口の人に言われた。
前回投稿した、「昔取ったナショナルインシュアランスナンバーを確認する方法」(有料記事)、「イギリスのeVisa切り替えで出たエラーを解決する方法」(無料)と同じパターンである。

自分が駅の窓口で教えてもらって電話した番号は0343 222 1234。以下のロンドン交通局のサイトにもある。以下のサイトには定期券に関する問い合わせ先として記載されている、この電話番号は返金業務全般を受け付けている問い合わせ窓口の番号らしい。

最初に電話した時はロンドン交通局のシステムにサイバー攻撃がったため全ての返金業務を停止していると答えられた。なので、その1週間後に再度、電話したら返金手続きをしてくれた。この電話番号は比較的待ち時間が短くて繋がったが、フリーダイヤルではなさそうなので携帯電話はかけ放題プランにしておくことをお勧めする。

電話でロンドン交通局の問い合わせ窓口に繋がったら本人確認として氏名、登録されているイギリス国内の住所の郵便番号、終了カードで最後に出場した駅名、などを聞かれたと記憶している。

本人確認が完了するとデポジットの返金方法を聞かれる。銀行振込または別のオイスターカードにチャージのどちらかということだったので、自分は別のオイスターカード(交換した新しいカード)にチャージしてもらうことにした。
これで、新しいカードを駅の改札やバスの端末にタッチすれば終了カードのデポジット額が新しいカードにチャージされてデポジット回収となる。

14年も持っていたカードだがこれでようやく廃棄可能となる。
ロンドン交通局では古いカードは回収していないため、デポジットの返金が済んだら自分で古いカードにハサミを入れて捨てましょう。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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