【建設業手続き完全ガイド 第5回】経審が7月からこう変わった!変更届・電子申請の最新事情
作成日:2026年07月27日 | アジアノア法務事務所
はじめに:「また様式が変わったの?」と思ったあなたへ
経営事項審査(経審)や許可の変更届、気づいたら様式が変わっていて「あれ、これで合ってたっけ」と手が止まった経験、ありませんか。今回は建設業手続き完全ガイドの第5回として、2026年7月に施行された経審の改正ポイントと、申請・変更届をラクにしてくれる電子申請の最新事情をまとめてお届けします。
経審が7月からガラッと変わった理由
経審というのは、公共工事の入札に参加するために必須の「会社の通信簿」のようなものです。今回の改正では、大きく3つの変化がありました。
1つ目は、「技能者を大切にする会社です」と宣言・誓約書を出すことで最大5点の加点がもらえる新制度がスタートしたこと。2つ目は、これまで社会保険に入っていないと減点されていた項目が丸ごと廃止されたこと(今は加入が当たり前になった、という国の判断ですね)。3つ目は、不整地運搬車やアスファルト・フィニッシャといった機械の保有が新たに加点対象に加わったことです。
P点は入札のランク付けに直結する大事な数字。「うちは対象になるのかな?」と思ったら、まずは自主宣言の要件だけでもチェックしてみてください。
変更届・申請も、少しずつオンラインで完結できる時代に
もう一つ知っておいてほしいのが、JCIP(建設業許可・経審電子申請システム)の話です。実は新規・更新の申請だけでなく、役員変更や決算変更届もオンラインで提出できるようになってきています。GビズIDというアカウントを一つ作っておけば、一度提出した会社情報を毎回書き直さなくて済むのも嬉しいポイント。東京都をはじめ、対応する自治体も広がっています。
窓口に行く時間、封筒に書類を詰める手間。それが少しずつ減っていくのは、日々の事務作業に追われる担当者さんにとって、地味だけどありがたい変化なんじゃないかと思います。
まとめ:制度が変わる今こそ、一度立ち止まって確認を
制度が変わるタイミングというのは、実は「今の自分の会社の状況を見直すいいきっかけ」でもあります。P点を伸ばせる余地はないか、変更届の出し忘れはないか。この機会に一度、棚卸ししてみませんか。
もし様式や手続きで「これ、うちの場合どうなるんだろう」と迷ったら、遠慮なく専門家に聞いてみてくださいね。あなたの会社の「困った」を一緒に整理するのも、私たちの仕事のひとつです。
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