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建設事務DX 第10回|CCUSでも健康保険証が使えなくなりました。そしてお盆はシステムが止まります


作成日:2026年08月12日 | アジアノア法務事務所

建設会社の事務を担当されているあなたへ。今回は「建設事務DX」シリーズの第10回です。


8月1日から、CCUSで健康保険証が使えません


建設キャリアアップシステム(CCUS。技能者の資格や就業日数を記録する国のしくみです)の事業本部から、2026年8月3日付でお知らせが出ました。健康保険証を証明書類として使う取り扱いを、8月1日で終了する、という内容です。


理由はシンプルで、紙の保険証そのものが役目を終えつつあるからですね。世の中の流れに合わせて、CCUSも足並みをそろえた、というわけです。


では代わりに何を出すのか。技能者の健康保険を証明する書類としては、マイナポータルから出力できる「医療保険の資格情報」か、「健康保険資格確認書」などになります。そして本人確認書類として使う場合は、住所が記載されている健康保険資格確認書に限られます。ここ、地味ですが取り違えやすいところです。「保険の証明」と「本人確認」で求められるものが違うんですよ。


慌てなくていいこと、気をつけること


まず安心材料を。すでに健康保険証を登録済みの技能者さんは、登録内容に変更がなければ差し替え不要です。全員分を集め直す必要はありません。ほっとしましたよね。


気をつけたいのは申請画面のほうです。事業本部も認めているのですが、画面にはまだ「健康保険証」という表記が残っています。保険者名を入れる欄は「健康保険確認書類に記載されている保険者名を入力」と読み替え、本人確認書類の選択画面の表記も「健康保険資格確認書」と読み替えて進めてください。制度が先に変わって、画面があとから追いつく。よくある話ですが、知らないと入力の手が止まります。


そして今週、CCUSは止まります


もうひとつ、実務に直撃する話です。2026年8月13日(木)20時から17日(月)7時まで、臨時システムメンテナンスでCCUSにログインできません。お盆期間中は払込票の発送とカードの発行もお休みで、翌営業日扱いになります。


就業履歴はどうなるか。就業履歴登録アプリ「建レコ」を使っている現場は、停止中もオフラインログインで履歴をためられます。ただし復旧後に一度ログアウトして、管理者IDでログインし直さないとCCUS側へ連携されません。ここを忘れると「入れたはずの履歴が反映されていない」と青くなります。API連携のシステムを使っている場合も、連携は停止明けです。


まとめ


制度の変更は、たいてい現場ではなく事務所の机の上に降ってきます。「代わりの書類は何か」「画面の表記はどう読むか」「いつ止まるか」を先に押さえておくだけで、お盆明けの数時間が確実に浮きますよ。


新しく技能者登録をする予定があるなら、必要書類のリストを今日のうちに書き換えておいてください。判断に迷う書類が出てきたときは、遠慮なく声をかけてくださいね。一緒に整えていきましょう。


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行政書士アジアノア法務事務所
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