感謝の言葉を伝えつづけることで、新しい居場所へ「○○○」する
参考:神崎さやか(かんざき さやか)さん だから今日も娘に「ありがとう」を言う。
〖思考のヒント〗
合わないな、と感じたときは、僕は離れるのが一番いいと思っていて。
というのも、僕は社会人1、2年目のときに上司たちから二年間虐めを受け続けていたんですよね。
でも僕、耐えたんです。
当時は適応するのが大事だと思って、誰にも相談しませんでした。
だけど、限界だったのだと思います。
スーパーで買った大好きなトンカツ弁当も、まるでゴムを食べてるみたいで、味を感じませんでした。

「自分は価値のない人間だ」と、常に無力感に襲われていました。
当時、病院に行っていないのでわからないのですが、きっと鬱だったと思います。
自分のパズルのピースが、周りの環境にハマらないことってありますよね。
本人の形を無理やり変えてはめようとすると、どうしても自分の形の一部を壊さないといけません。

でも、学校や会社に通っていると、そこだけが自分の世界の限界なんだと僕らは思いがちです。
人との付き合いが苦手で不登校になった娘さんに対して、新しい居場所を見つけるまでのストーリーが描かれたこの記事では、どうすれば人が壊れずに生きていけるかのヒントが書かれています。
神崎さん、かつて不登校になった娘さんと、いっしょに自転車で買い物に行ってるんですよね。

その時いつも、買い物に付き合ってくれてありがとう。と感謝の気持ちを伝えているんです。
家のトイレ掃除や散歩に付き合ってくれたときも、「ありがとう」と言葉をなげかけています。
その感謝の気持ちを伝えることを、常に心がけています。
すると娘さん、最終的に、新しい高校で居場所を見つけることができたんです。
これは神崎さんの感謝の言葉で取り戻された自己肯定感が、新しい世界へ踏み出すための「橋渡し」になったからだと思います。

感謝の言葉で娘さんにパズルのピースを1つひとつ繋げていって、新しい居場所までの道すじをつくっていく。
すると、本人にとって居心地のいいピースの形のままで、自分の周りに新しい世界ができて広がっていく。
以前は目を背けたいと感じていたパズルの絵が、何度も見たくなるような絵に変わっていく。

必ずしも僕たちは、今いる環境のなかで、無理にパズルのピースの一部になろうとしなくてもいいのだと思います。
もし、僕があの時受けた虐めの世界で、神崎さんのように新しい居場所へ橋を架けてくれる人がいたら、どんなに救われただろうか、と感じます。
直接言葉にはしなくても、「あなたは離れてもいいんだよ」と、日々の行動や感謝の言葉で示していく人の存在は、とても心強いものだと思います。
合わないと感じたら、自分が離れる勇気をもつ一方で、もし誰かが自分を見失っていたら、ささやかな理由でもいいから、感謝の言葉をかけ続けていくと、それが誰かの新しい居場所への「橋渡し」になる。

だから今日から僕も、誰かに「ありがとう」を言いたいのです。
〖思考のヒント(まとめ)〗
感謝の言葉を伝えつづけることで、新しい居場所へ「橋渡し」する
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