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"こねこ"を逆から読むと"こねこ"になる?

記事を開いていただきありがとうございます_(._.)_
日本語編集部のYです!

"しんぶんし" "たけやぶやけた"  
皆さんご存じかもしれませんが、このような上から読んでも下から読んでも同じ言葉になる文句のことを回文と呼びます🐌

回文は日本語以外にもあります。
 ・英 語: " level(平らな) "
 ・韓国語: " 여보 안경 안 보여(あなた、メガネが見えない) "
 ・中国語: " 上海自来水来自海上(上海の水道水は海から来る) "

数年前の韓ドラ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」でも、主人公の名前が回文とちょっと話題になりましたね!

世の中にはなんと1,000字を超える回文もあるようです。
思いついた人は本当にすごいですね!
私もチャレンジしてみようかな…

実はこれらの回文は、音声的にみると回文になっていないという指摘ができるんです!
今回は "こねこ" を例に、回文を音声的に見てみましょう🐱


音声的視点

「逆から声に出して読んでも同じ音じゃん。回文成立しているじゃん。」と思った方、それも正解です。
" こねこ " を日本語のひらがなで逆から読んだ場合は、当然 " こねこ " となります。" みけねこ " にも " ばけねこ " にもなりません😾

では、逆再生ではどうでしょうか。
" こねこ " を録音して逆再生すると「ぉけのっ」のような音になるかと思います。
" こねこ " と発した際にくっついていた、母音と子音がばらばらになったことで、まったく別の音になってしまいました😹

「そりゃそうだろ!」と思うかもしれませんが、これが今回の音声的に見るということです。

国際音声記号

国際音声記号(以下、IPA)をご存知でしょうか。
IPAとは、世界中の全ての言語音を同定し、分類する基準を設定することを目指して、国際音声学協会が制定した記号のことです。
簡単にまとめると、「音の一番小さい単位を表すための国際的な記号」です。(あんまりまとまってないか…)

ご興味がある方は、こちらからご覧ください!

さて、本題に戻りましょう。 "こねこ" は、IPAではこう書きます🐱
IPAを書くときは通常、角括弧([  ])を使います。
[koneko]

これはラテン文字表記の koneko と同じですね。

では、このIPA表記の[koneko]逆にしてみましょう。
[okenok]

これを読み上げてみると…
IPAの[o]は、日本語の「お」でそのまま、[ke]は「け」、[no]は「の」、最後の[k]は無声子音なので、音を出すことは難しいでしょう…。つなげて発してみると「おけのっ」となり、 "こねこ" はどこかに行ってしまいました…🐈
逆再生した音と若干似てますね!

よって、"こねこ" は「音の一番小さい単位」で逆から読むと回文ではないと言えます。

音声的回文

"こねこ" はダメでしたが、音の一番小さい単位で成立する回文にはどのようなものがあるでしょうか。

例えば、ねこ関連でいうとこんなのがあります🐈
桶のこねこ[okenokoneko]

ChatGPT(DALL·E)により生成:桶のこねこ

ChatGPTに「桶に入っているこねこのイラストを描いてください」と伝えたら書いてくれました。かわいっ😻

おわりに

皆さんも、ぜひ音声学的回文を探して、録音して逆再生してみてください🎵今はアプリでもできるみたいですよ(^▽^)/
ただし、語の頭と中でIPAが異なるものや、複雑なものなどあるので、IPAを勉強してからが良いかもしれませんね。

英語とか韓国語にもあるのかな。他の編集部に聞いてみよっと…。

日本語編集部Y


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