"自分という枠"をあえてぐちゃぐちゃにしてみると。。。
~こどもとアートする時間が、大人に効くわけ~
私たちは、知らないうちに「自分とはこういう人間だ」という枠をつくって生きています。
そして、みかた、ききかた、感じかた、反応のしかたなど。パターンにはまってはないでしょうか?
でも、その枠の中だけでは、本当の意味での「創造」は生まれにくい。
そんなとき、こどもとアートをすると、驚かされます。
だって、こどもたちは、枠そのものを持っていない
バラエティに富んだ“今ここ”の表現者たち
こどもたちは、同じ素材を渡しても、まったく違う作品を生み出します。
・段ボールを海に見立てて船を浮かべる子
・同じ段ボールを切って「においのする壁」を作る子
・ただかじって遊んで「おいしくないね」と笑う子まで
どれも「正解」です。
そしてその自由さに触れることで、大人もふと気づきます。
「私って、もっと自由でもいいんだ」
守破離
“自分らしさ”を守るだけでは、創造は広がらない
「私はこういう人間」と決めてしまうと、
本当はやってみたいことにもフタをしてしまいます。
絵が苦手だと思って描かない
派手な色を選ばない
人前で表現することを避ける
でも、こどもたちは「描けるかどうか」なんて気にしません。
思いついたらやってみる。
失敗したら笑う。それだけ。
そんな彼らのそばにいると、
自分の“型”をあえて裏切ってみたくなるのです。
アートは、大人を“ほぐす”
こどもとのアートの時間は、大人の思考をいったんゼロに戻す時間。
そこから、「本当の自分」ではなく「今、面白がってる自分」が現れます。
その“自分”こそが、次の扉を開いてくれる存在かもしれません。
だから私は、こどもとアートをする。
それは、未来のためではなく、
いま、この瞬間の大人のためでもあるから。
