次のNVIDIAより、私が電力と冷却を買う理由 〜AI時代の本当のボトルネック〜
AIという言葉が、日常に溢れるようになってきました。
でも私が今、投資として注目しているのは「AIそのもの」ではなく、AIを動かすための物理的な土台です。
今日は、その理由を整理しながら、少し先の未来まで想像を広げてみたいと思います。
AGIや超知能って何だろう?
AGI(人工汎用知能)や超知能という言葉は、SFの世界の話のように聞こえるかもしれません。
しかし現在のAI業界では、真剣に議論されている未来像のひとつです。
今のAIは「特化型AI」です。
文章を書いたり、画像を作ったり、特定の仕事は得意ですが、それ以外のことはできません。
一方でAGIは、人間のように未知の課題を学び、考え、推論し、新しいアイデアを生み出すことができる知能です。
そしてAGIの先にあると考えられているのが「超知能」。
人類最高レベルの知能を、あらゆる面で大きく上回る存在です。
実現するかどうかは分かりません。
しかし、もし実現した場合、社会の姿は大きく変わるでしょう。
なぜ計算資源が足りなくなるのか
私は、もしAGIや超知能が実現したとしても、
最後にぶつかる壁は「物理」だと思っています。
超知能が新しい技術を開発するとき、現実世界で何千回も実験するより、まずはコンピュータ上で膨大なシミュレーションを行うはずです。
さらに、自分自身を改善するアルゴリズムを作り続けるかもしれません。
知能が高まれば高まるほど、必要な計算量も増える。
そして計算量が増えれば、
電力が必要になる。
熱が発生する。
通信量が増える。
つまり知能が進化するほど、
物理インフラへの依存は大きくなるのです。
投資家として見ている未来

ここからは私の仮説です。
もしAGIが実現し、超知能が誕生し、人類が膨大な計算資源を必要とする時代が来たらどうなるのか。
私は、最終的には宇宙にデータセンターを作る未来すらあり得ると思っています。
地球上で利用できる電力には限界があります。
しかし宇宙空間には膨大な太陽エネルギーがあります。
もちろん、これは10年先の話ではありません。
20年後かもしれないし、50年後かもしれません。
それでも私は、現在の技術の延長線上にある未来のひとつだと思っています。
どんなに知能が高度化しても、その知能を動かすためには電子を動かし、熱を捨てるという物理プロセスから逃れることはできません。
だから私は、
「AI社会を支えるインフラ」
に注目しています。
バーティブ(冷却)
テラウルフ・オクロ(電力)
ルメンタム(光通信)
これらは単なるAI関連株ではありません。
人類が超知能という巨大なエンジンを載せるための、滑走路と燃料を売っている会社だと私は思っています。
多くの投資家が次のNVIDIAや次のキオクシアを探しています。
しかし私は少し違う場所を見ています。
AIがどれだけ進化しても、最後に必要になるものは何か。
電力。
冷却。
そして光通信。
知能は進化する。
しかし、物理法則からは逃げられない。
私は現場でインフラの重要性を身をもって知っているからこそ、この投資スタイルに行き着きました。皆さんはどう思いますか?
※この記事は私個人の考察・仮説であり、特定銘柄の購入を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
