人生の目的と目標──「道」と「道案内」
ふとしたときに、
「私は、なぜ生きているのだろう?」
そんなことを考えたことはありませんか?
私が自分の存在意義と真剣に向き合うことになったのは、離婚を経験した時でした。人生の節目に立たされたとき、自分がどこに向かって生きていくのかを、改めて考える必要があったのです。
志を見つけたことが、すべての始まりだった
そのとき、私は「自分の志(こころざし)」を見つけるワークショップに参加しました。
はじめて、自分の深いところにある願いや価値観に気づくことができたのです。
夢と志は違うと教わりました。
夢は叶わなければ「儚いもの」に終わってしまうけれど、志は人生の土台になる。
その志を出した上で、日々の行動目標を立てるようになった私は、少しずつリーダーとしての役割を担うようになっていきました。
でも、それは「ゴール」ではなく、あくまで旅の途中。
人生にはいろんなことが起こります。
大切なのは、進むべき道を見失わないこと。
そして、その道を一緒に歩む「道案内人」を間違えないことです。
正しいリーダーに導かれることの大切さ
自分が目指したい場所へ、まだ行ったことがない人に道を尋ねてもたどり着けません。
これは、とてもシンプルですが見落としがちな真実です。
古代の兵法書『孫子』にも、「まずは将を選べ」と書かれています。
誰をリーダーとして選ぶか、それがすべてを決めるとも言えるのです。
リーダーや指導者は、まだ見えない未来を見据え、進むべき方向を舵取りしてくれる存在。
自分が辿り着いた場所までを、今度は誰かのために案内していく。
それがリーダーの役割であり、人を導くことがまた自分自身の成長にもつながります。
すべての物語は「失うところ」から始まる
どんな映画の主人公も、最初は一人きりだったり、大切な何かを失ったりしながら物語が始まります。
たとえば『鬼滅の刃』では、主人公の炭治郎が家族を失うという壮絶な出来事からスタートします。
私も、離婚をきっかけに、縁のある人たちとの別れを経験し、自分探しの旅に出ました。
日本全国を巡りながら、ようやく「そういうことだったのか」と気づけたことがあります。
舵を握るのは自分自身
人生の舵取りを他人に任せるのではなく、自分で握ること。
そのためには「セルフマネジメント」が必要不可欠でした。
志という軸を持ち、目標を設定し、日々を丁寧に生きていく。
その繰り返しの中で、少しずつ人生のステージが変わっていきます。
もちろん、私にも導いてくれるリーダーがいます。
そして今、私をリーダーとしてついてきてくださる人たちもいます。
目標は更新し続けるもの
人生の目的と目標は、しばしば混同されがちですが、実はまったくの別物です。
目的(志)は「生き方の方向性」であり、目標は「具体的な通過点」。
目標を達成したら終わりではなく、常に更新し続けることが、「道」を歩み続ける秘訣です。
成長の鍵は「体験」──そして失敗もまた宝
映画『マトリックス』の中に登場するモーフィアスというガイド役のように、
選択肢を示してくれる人はいても、体験そのものは自分でしかできません。
人が成長するには、自分で体験を積むことが必要です。
たとえそれが「失敗」であっても、それは貴重な学びになります。
選んだ道が間違っていたとしても、それもまた「選び方を学ぶための経験」。
そう思えるようになったことで、私は選択することを恐れなくなりました。
いつからでも、人は変われる
今、あなたがもし「先が見えない」「希望が持てない」と感じていたとしても、
人生を変えるスタートは、いつからでも切ることができます。
まずは、自分の「志」に気づくこと。
それが、すべての始まりになるのです。
私自身がそうだったように──。
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