🇯🇵 SAF(持続可能な航空燃料)導入支援実証事業の最新動き — 官民連携で「環境価値」の柔軟活用を検証
株式会社グリーンプロダクションのニュースページより、持続可能な航空燃料(SAF)導入に関する最新の官民連携実証事業が発表されました。 
✈️ 背景:航空業界の脱炭素化が急務に
世界的に航空燃料の脱炭素化が進む中、EUでは2025年以降、航空燃料の一部をSAFに切り替える義務化が始まり、2030年6%へ段階的に拡大予定です。日本でも国内空港でのSAF普及が求められており、その実現に向けた柔軟な供給体制の検討が進んでいます。 

🛠 実証事業のポイント
■ 参加企業・連携
• ENEOS株式会社
• 鈴与商事株式会社
• フジドリームエアラインズ(FDA)

これらが連携して、国土交通省のSAF導入支援実証事業を実施しています。 
ちなみにFDAやスカイマークは、鈴与グループの
航空会社です。またセントレア空港のグランドハンドリング会社である、中部スカイサポート・ドリームスカイ名古屋(悪名高き)も鈴与グループです。
■ “環境価値”を活用した供給モデルの実証
今回は、物理的なSAFの供給ではなく、SAFの環境価値(カーボン削減効果)を割り当てる仕組みを実証しています。

具体的には、
・ENEOSが成田国際空港で供給したSAFの環境価値を
・鈴与商事が富士山静岡空港でFDA向けに供給するジェット燃料へ割り当てという形で実施。

分かりにくいので超簡単にいうと、
成田空港で供給するSAF量が1tだとします。
→そのSAFによって2000kgのco2が削減できた
この2000kgのco2削減量をFDA(+静岡空港)に提供することによって、静岡空港発着の飛行機のco2を2000kg減らしたとみなすということ!
(排出量取引をイメージするとわかりやすいかも)
🌍 なぜ「環境価値」を使うのか?
物理的なSAF供給は、既存の物流や設備制約のために全国すべての空港で安定的に行うのが難しいのが現状です。しかし、環境価値として扱うことで、実際の物質の移動を伴わずに“脱炭素効果”を広く活用できる可能性があります。(移動によるco2削減ということ!)

これにより、SAF導入の柔軟性と制度設計の幅が広がることが期待されています。 
📌 今後の展望
・この実証を通じ、供給の柔軟性や課題の抽出・分析を進めることで、日本におけるSAFの普及と航空業界のカーボンニュートラル実現への一助となる動きが強化されていきます。

🔎 まとめ
この官民連携の実証は、
✔︎ SAF普及のための新しい供給モデルの検証
✔︎ 物流や物理的制約を超える仕組みの実装可能性
✔︎ 国内航空の脱炭素化に向けた具体的な取り組み
といった意義を持っており、今後の動向にも注目が集まります。 

