裏切りの柿の種
★間違えて「ピーナツ入り」の柿の種を買ってしまったのが悔しい。
と、この記事の最後に書いた。
そう。
私は「柿の種 ピーナッツなし」派だ。
同じような好みの記事を拝見したので、私もつい書いてしまう。
ピーナッツが大嫌いというわけではないが、私は「柿ピー」を食べたいのではなく柿の種を食べたいので、そういうときピーナッツは、ただ邪魔なだけ。
柿の種だと信じてつまんだのに、口に入れたらピーナッツだったときの衝撃。
落胆と失望。
裏切られた!
これは、ビーフコロッケだと思ってかぶりついたらカレーコロッケだった以上の衝撃だと思う。
ちなみに「カレーコロッケを食べるぞ!」と思って食べるカレーコロッケは好きである。
昔つきあっていた人は、ピーナッツ好きだった。
だから、柿の種をお皿に出すと(お皿に出すと選り分けやすい)、ピーナッツばっかり先に食べた。
彼は、好きなものを先に食べるタイプだったのである。
私は好きなものを最後に食べるタイプなので、取っておいた中華丼のうずらの卵を誰かに横取りされたらキレる。
しかし、この場合の相反する好みは歓迎しかない。
私は彼が残してくれた柿の種のみを憂うことなく食べることができた。
「柿ピー」の柿の種と、純然たる「柿の種」の味は異なる。
ピーナッツと同居している柿の種は、彼らの油脂分によってコクとまろやかさと塩気を増している。
だから、一番美味しいのは、かつてはピーナッツと一緒にいて、その後に独り身になった柿の種ということになる。
しかし、そうそう好条件は整わない。
モトカレと別れたあと、同性にしろ異性にしろ、「柿ピー」のピーナッツだけをきれいに選り分けて先に食べてくれる人に出会ったことはない。
したがって、いまは、私が購入する柿の種は「ピーナッツなし」限定。
多少、コクとまろやかさは軽減しても、選り分ける面倒さは負いたくない。
お気に入りは、亀田の柿の種。
浪花屋の柿の種こそ「元祖の味」なのかもしれないが、亀田より味が単調な気がする。
単調さゆえに飽きると言う人もいるし、単調だからこそ食べ続けられるという見方もある。
が、それでは際限なく食べてしまうではないか。
味より歯ごたえ、という人には浪花屋が好まれるのかもしれない。
いや、しかし、亀田の柿の種も、ほおっておけば際限なく食べてしまう。
最初はビールのつまみ、あるいはお茶うけとして食べ始めたはずなのに、いつのまにかビールやお茶がなくなっても食べている。
柿の種が主体になり、柿の種を美味しく食べ続けるための飲み物を追加したりしている。
なので、割高だとは思うけれど、小袋6個詰めを買い、1回に1袋と限定している。
もうちょっと食べたいというところでやめることになるけれど、たぶんお腹の負担が少なくて済む。
お財布の負担もね。
ってか、何を長々と語ってるんだか、私。

木曜日は非出勤日なので、私の仕事納めは今日。
明日からは副業があるけれど、通勤もないし、誰の管理下にもないので、柿の種を食べながら仕事をすることだってできる。
なのに、間違えてピーナッツ入り1箱(6袋入りを12個)買ってしまったので、ピーナッツを選り分けるために指先が脂っぽくなってしまう。
塩気も付く。
PCのキーボードが汚れてしまう裏切りの柿の種。
数年前に、柿の種とピーナッツの割合が6:4から7:3の比率になったのが、せめてもの救いだ。
