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次咲く花は別の花

ノートパソコンを買い替えたので、データを整理した。
ブログを始めて20年間に撮った写真は、パソコン本体のハードディスクにある程度たまったら外付けのハードに移して保存している。

うっかり、新しいパソコンの同期を切らずに移行をクリックしたら、すぐにOneDriveがいっぱいになって動作が進まなくなってしまった。
これがうっとおしいから切っているのだ。
私としては、近々のものだけハードに移ればそれでよかったのだ。

改善するためには、追加の容量のために金を払えという。
いまは、何かにつけて金を払えと言われる。
YouTubeのプレミアムやネトフリにはお金を払えるのに、そこには払いたくない。
まあ、それだけCMが嫌いということなのかもしれないが。

同期を切った。
そして、これまでそうしてきたように、外付けハードにコピーし、そこから新しいパソコンにもコピーした。
試しに、20年くらい前の写真もコピーしてみた。
そんなに大量に入らないだろうと思ったけれど、案外入ってしまった。
バックアップのバックアップ代わりに、思い入れのある写真のみ、昔のブログサイトにも保存している。
OneDriveなしでも生きていける。

冒頭の写真は、まだスマホがない頃にコンデジで撮った桜。

2006年3月29日の隅田川

先週歩いた同じ道。
高い建物がいまよりうんと少ない。
スカイツリーもなかった頃だ。
この自転車の持ち主は、どんな人だったのだろう。
あれからどんな人生を生き、どんな人になったのだろう。


いまはここにスカイツリーがある
2006年4月3日の千鳥ヶ淵

保存されていた写真には、桜と紅葉が圧倒的に多い。
毎年、同じような場所に行って同じようなアングルで似たような写真を撮っている。
でも。

私の人生は同じじゃなかった。
毎年、同じ木に咲く花も、きっと前年とは別の花。


2006年4月3日の千鳥ヶ淵

データ移行アプリはほぼ役に立たなかったが、新しいパソコンは絶好調だ。
いままでのは何だったんだろうと思うくらい、サクサク打ててストレスがない。

技術が進歩して性能が良くなり、老い衰えていく私をいつまでカバーしてくれるだろうか。
あと、何回くらいパソコンを買い替えるのかなぁ。
それとも、スマホが巨大化して、家でパソコンを打つ人は少なくなるのかも。

でも私は、いまでも写真はカメラで撮りたい。
フリック入力じゃなくて、キーボードをカシャカシャ打ちたい。
指ではなくて、動く両手全体で、体全部で、心すべてで文字を打ち出し、言葉を繋ぎ、文章を紡ぎたい。


2008年4月7日の舎人公園

自動的にクラウドに保存されるのは安心だし便利だけど、こうやってちまちまと手で移すのも悪くない。

写真データには、両親や兄が写ったファイルがたくさんある。
それは、まだ開けることができない。


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