#08 子宮筋腫腹腔鏡手術当日①
いよいよ手術当日の朝を迎えました。下剤と浣腸に苦しむ表現があるため、お食事中の方や苦手な方は手術室へまで飛ばして下さい。
下剤効果
はっきりした時間は覚えていないが、3:30頃だったかな。前日21:00に飲んだ下剤の影響で、お腹がゴロゴロして目を覚ます。
それから30分おきに催して、トイレへ駆け込む。部屋にお手洗いがついていたから助かった。
水状の便が止まらなくて心配になる。
今日は9:00~の手術で、7:00まで水かお茶のみ飲んでOKなので、排出された分、水分を摂るように意識していた。7:00以降、翌日の朝まで絶飲になるのが怖かった。
6:20、予定通り採血後、人生初の浣腸をされる。「もう既に今朝だけで6回便出てますが、浣腸必要ですか?」
看護師さんに聞いてみたが、腸の中を綺麗に、出しきりたいため必要とのことだった。
お尻を出して横向きになるよう看護師さんに指示され、恥ずかしかった。婦人科の内診で、おまたを広げるよりも、お尻を見せる方が私は恥ずかしくて、本当に早く終わって欲しかった。
少し温かい液体がおしりから入った瞬間、急に便意が。排便したら、状態を確認したいため、ナースコール呼ぶように言われた。
看護師さんが退出してすぐ、我慢出来ずトイレへ駆け込んだ。急にお腹を下した時の様な痛みに悶えながら、トイレからしばらく出れなかった。
少し落ち着いたタイミングで、言われた通りナースコールを呼び、便の確認をしてもらった。
本当に、こんなことまで看護師さんにさせて申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
それからというもの、先程の痛みが嘘のように治まり、身体がずいぶん軽くなったような気がした。普段使わないウォシュレットを使い、持ち込んだデリケートゾーン用のシートで綺麗に拭いた。
絶飲の始まり
7:00、絶飲時間直前に最後の水を含み、心を落ち着かせる。
歯を丁寧に磨いて、寝る時に痛くないよう、髪を2つに結び身だしなみを整える。
8:00、着圧ソックスを履いて、手術着に着替えてその時を待つ。夫が8:40頃部屋に来てくれたので雑談して、最後にもう一度歯を磨いて看護師さんの案内を待っていた。

手術室へ
予定通り8:50頃看護師さんが迎えに来てくれ、手術室まで歩いて向かった。
夫とは入口でバイバイし、手術室の中へ入る。髪の毛を覆うためのキャップを被り、部屋まで案内される。
同時刻に複数のオペが行われて居るらしく、ずらーっと他にも複数の患者さんが居た。皆、頑張ろうねって心に誓った。
さすがに緊張した。
キャップを被り、手術室の中へ案内される。ドラマで見るようなあの部屋だ。寒い。業務用冷蔵庫の中に居るようだ。
「お名前は」
「担当の先生の名前は」
「なんの症状で、どこを手術しますか」
一通り確認事項が終わり、手術台へ横になる。
「落下防止のため、足元固定しますね」
「機械つけますね」
「歯と喉確認します口を大きく開けてください」
「酸素マスクしますね」
「機械つけますね」
「こっちも機械つけますね」
「点滴の針さしますね」
「まだ眠くなる薬は入りませんよ」
「機械つけますね」
なんか、色々機械とりつけられてるなー。人造人間みたいだなーなんて考えてたら、寒いのと緊張で歯がガクガクしてきた。
「薬入りますよー少し腕がピリピリします」
いよいよ、全身麻酔か、なんか、左腕の中に冷たいのが流れてくるなー。うわっ、確かに少しピリピリす……
手術終了
ぼんやり目覚めたら、病室だった。
もう、終わったの?誰も居ない?夫は?
ぼんやりする意識の中、もう一度眠ってしまった。
自分のイビキで次に目が覚めた時は、既に部屋のカーテンが閉められてて何時かも分からなかった。
主治医の先生が居て、何か言ってるが全く頭に入ってこなくて、痛みはあるか、気分はどうか聞かれた記憶があり
「右側が痛い」
心配していた気持ち悪さは全く無かったが、
「気分が悪い」と答えたのを覚えている。
お腹の痛みは10段階中3~4位だったが、喉が痛くて思うように声が出せなかった記憶がある。
その後、右の手の甲から点滴が追加されたのと、痛い時にここを押すと自動で痛み止が流れるという、装置を左手に。
右手にはナースコールを持たされ、両足には加圧ポンプが付けられてシューシュー鳴っていた。
人生で一番長い夜が始まる。
寝たり起きたりの繰り返しだったが、次回はぼんやりした記憶の中で過ごした一夜の話をする。
