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僕は変わり続ける男<LACOSTE>


ご機嫌いかがでしょうか。





JACKET: HUSBANDS

POLO: LACOSTE


なんだかここ最近のテーラード事情もここ10年ですっかり様変わりして、あれだけイタリア全盛のマッチョイズムダダ漏れだった商品群達もすっかり上品でシックな佇まいになったものです。


その当時はイタリアンコテコテでピタピタの細ーいくるぶし丈パンツにイタリアブランドのシャツやポロを胸を全開に開けて着てた僕も流石に今はちょっとおフレンチにスカしてフレンチポロを着ちゃってるから分からないもんですよね。







LACOSTE/L1212ポロシャツ
カラー:ホワイト、ブラック、ピンク、イエロー、グリーン、オリーブ、サックス、ブルー、ネイビー
サイズ:2〜5
価格:¥17,600(税込)
商品番号:21-02-0004-462

今更かよって感じですが<LACOSTE>さんの初体験は確か中2の夏。

アニキの部屋に積んであったホットドッグプレスの渋カジ特集を何冊も齧り付いて読み漁った僕は、中1の夏は思いっきりアメカジの波に身をさらしビッグポロをなんとか入手してラングラーのブーツカットデニムにトニーラマのウエスタンブーツとレッドウインクのエンジニアブーツとゴローズは手が出なかったのでネイティブインディアンジュエリーのネックレスとバングルとリングをクドイくらい付けて雑誌のスナップを飾る渋谷のチーマー達の完コピに無我夢中だった訳です。

そしてそんな中で出会ったのが中2の夏に高校3年生とかだった姉が渋谷系ネオアコのバンドマンとかイカ天の司会の女の子がしてる様なベレー帽にラコステのフレンチポロの格好をしてたんですよね。



確かロイヤルブルーのフレンチポロにブラックのベレー帽でホワイトのボトムスの王道フレンチスタイルだった訳ですが、そんな姉貴にクサくて小汚い古着で肩まで伸びたロン毛じゃ女子に嫌われるよーって言われちゃったので、それからはその当時のキレカジへと僕のスタイルは変貌が始まったのです。

とにかく情報も少なく地元の宇都宮じゃフレンチアイテムなんてまだまた普及してないのでとりあえず姉貴のフレンチポロを借りて雑誌の見よう見まねでフレンチスタイルをし出したのが<LACOSTE>の初体験。



なんせ情報も物も少ないんで雑誌だけを手掛かりにカンゴールのベレー帽、フレンチポロに白のワークパンツをロールアップしてウエスタンブーツという僕なりの中2フレンチスタイル。当時は有りものでなんとか合わせた感じでしたが今思うとパリの有名なセレクトショップのスタッフと同じ合わせだから面白い。


※古着コーナー フレンチラコステ(全てサイズ2)


企画時代に夏用商材として鹿の子素材のポロシャツは毎年必須かつ最重要商品でしたので、毎年企画には頭を悩ませられていた思い出。

結局はポロシャツ企画の行き着くゴールはポロラルフローレンでもフレッドペリーでもなくラコステの永遠の名作ポロ。

とにかくこの極細糸を用いた44番手単糸による極上の鹿の子生地はそれはもうココの専売特許と言われるほど。

アメリカ物やイギリス物とはちと違う上品さと端正さと適度な抜け感を感じるバランス感覚としか言えない佇まい。

特にこのブランドのリブ編みの襟がまた絶妙なんですよね。これを日本やアジアの工場で何度もサンプリングしてもどうしても硬さが出てしまいあの柔らかな立体感が出せないんです。

再現すればする程に結局オリジナルって作った割にはホンモノの<LACOSTE>ポロに限りなく近いプライスになっちゃうわけで、じゃあやっぱりホンモノ買うだろーって。

確かその当時も本物を作ってる工場にお願いしようと交渉しても完全独占契約で回してるって事でお断りされて入り込む隙なんて微塵も無かった。

最近は僕もすっかりイタリアンなドレスアイテムには食傷気味ですのでおフレンチやブリティッシュに少々アメリカンな感じで肩のとんがったジャケットや裾広がりな太めのスラックスにお世話になってきた訳です。



ただそれだと見ようによっては古着あるあるなセブンティーズなコスプレ感が出てしまうので、<LACOSTE>さんのポロシャツがホントに丁度良い訳なんですよ。

ドレスジャケットにも適度にハマる程よいドレッシーさと適度な抜け感が出るスポーティーな雰囲気はアメリカやイギリスの名門ブランドじゃ無いんですよね。

その理由はリブ襟の柔らかさだったり高級部類に入る鹿の子生地だったり胸に付いた主張し過ぎないワニのロゴだったりと、とにかくバランスが最高で大人の日常着にこれほどマッチするブランドは他に知りません。

アメリカのポロラルフローレンじゃーなんだか少し粗野過ぎるしイギリスのフレッドペリーだと真面目に見え過ぎて。何となくお国の時代背景が見え過ぎてしまって少し違和感を感じちゃう。

そして10代に着てた服がそんまんまおじいちゃんになっても年齢関係なく着れる普遍性。クタクタに気倒してヨレた感じになってもそれがまたカッコよく見える。





ブレザーに合わせるインナーで迷ってる方がいたら全振りで<LACOSTE>ポロシャツの一択。僕の中ではこれ以外考えられない。

何年も前のパリで撮られたスナップで還暦を過ぎたフランス人のおばさまが、バーキンバッグ持ってセリーヌのダブルの少し大きめのブレザーを羽織ってサックスブルーのラコステポロをインナーに古着の色落ちしたデニムのフレアシルエットのセーラーパンツを合わせてたスタイリングが最高にカッコよくて。何年経ってもずーーっとそのスタイリングを意識して追っかけてる気がします。


そう、世の中には数多のコーディネートが有りますが絶対に<LACOSTE>ポロシャツじゃなきゃ完成する事が出来ない合わせってのが有るんですよ、きっと。






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表題はモッズ兄貴の復活の狼煙をあげた魂の一曲。


the changingman





rockarchive/PAUL WELLER
価格:¥188,100(税込)
商品番号:23-83-0272-950


ポール兄貴が90年代半ばに復活の狼煙をあげた魂の雄叫び。

パンクムーブメントにネオモッドとして若き衝動をかき鳴らしたトリオの<THE JAM>。次にブラックコンテンポラリーに傾倒して多岐に渡る音楽を鳴らしたユニット<THE STYLE COUNCIL>を経て、その後次第に引退寸前までの低迷を経験する兄貴。

それでも音楽しかないと再び表舞台に復活を遂げた彼が「俺は変わり続けていく男だ」と雄叫びをあげたこのナンバーは今聴いても胸が熱くなりエネルギーがみなぎってくる。

そして彼ほどロックミュージシャンで鹿の子ポロをカッコよく着てる人はいないでしょう。

ユニット時代に相棒のタルボットと一緒にフレンチトラッド全開で細身のホワイトデニムに白いソックスに黒のカーフローファーで着てたポロシャツ姿は今見ても最高に痺れる。



俺は変わり続けていく男なんだ

そう、点火の合図を待っているんだ。



1995年にこの曲が発表されてからもう31年も経ってるけどこの曲自体全く色褪せないからスゴイ。そして当時流されまくっていたプロモーションビデオも全く色褪せない。

それに兄貴のスタイリングが今見ても痺れる位にカッコいい。いや、むしろ10代のガキンチョの僕が見てた当時よりすっかりイイおっさんになった今のが彼のスタイリングは更にカッコよく見える。


もう五十路間近のおっさんになるまでなんとか生きてきましたが滞留して惰性とマンネリで食っていくのなんて真っ平ごめんなんですよ。危ない橋ばっかり渡って失敗ばかりですがあと残りの10年もきっとそんな感じなんでしょう。

そのうちにぽっくり逝く時もきっと、全部やり切ったなーってスッキリした顔で。




僕は変わり続けていく男なんだ

そう、移り気な砂の上で

導火線に火が付くのを待っているんだ

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