筮竹は長い方が良いのか?
占術には「命・卜・相」という分類があります。
その中で眼の前のサインを読み取り直近の決断を占う占法を卜占と呼びます。筮竹を使った易経や、タロットカード占いがそれです。
エンジニアの視点で観ると、卜占とはフィールド(場)の気を拾ってフィルタして復調して情報を可視化するための高度な計測術と考えられます。
人間という欠陥だらけのセンサー
筮竹をガシャガシャと振るのはいかにも場から何かを拾っているように見えます。筮竹=アンテナと考えれば、短い竹より長い竹の方がより感度が高くなるでしょう。
一方タロットは場の情報を捉えるにはサイズが小さすぎるようにも感じますが、実は易者が1.7mのアンテナの役割をしているのです。ダウジングもそうですね。
アンテナのサイズは十分としても、情報のフィルタと復調の精度が、易者の体調や力量に左右されて、S/N比が低いことは否めません。
筮竹のような物理的に大きな道具を使うことは、人間というノイズの多い増幅器を介さず、場の情報を直接サンプリングしようとする理にかなった物理的アプローチなのかもしれません。
電子筮竹(デジタル卜占)という試み
もし場の気を計測するのが目的なら、デジタル技術でそれを代行することはできないでしょうか。アンテナのアナログノイズをデジタル化し、ランダム因数として扱ってサイコロを回すのです。
これは単なる占いの域を超えた、「場の状態を観測する計測デバイス」の開発と言えます。
ボートレース場へ
場は場でもボートレース場という高密度な場へ乗り込みます。
筮竹アンテナが捉えるアナログパターンのサインとレース結果に相関があるのか、AIに解析させて検証してみたいです。
場のサインを高感度に収集することを考えれば筮竹アンテナは何mでも長いほうがS/N(回収率)は上がることは間違いありません。しかし、ボートレース場で釣り竿を何本も振り回すようなことは恥ずかしくてできません。さてどうしたものか。。。
いや、手はある。水面に電極を入れるとか、金属の手すりなど建物のアースにコンタクトすれば、場全体を包み込む情報にアクセスできるだろう。それが賢いやり方だ。 フォローして続報をお待ち下さい。
体は送信機にもなる(余談)
ところで、バイオリンはどこから音が出ているか知っていますか?
奏者の体から音が出ています。骨に挟むことで体の振動込みで楽器なのですね。体と一体で調律をしないといけません。
そして奏者の体は床も振動させます。眼の前のゲストは床からも音を聞くことになり物理的に体が振動し感動はひとしおということになります。
骨の柔らかい子どものバイオリニストはこの点だけは大人になるまで待つしかなさそうです。
受信にも送信にも体というのは重要なデバイスです。
体込みでデバイス設計をしていきたいものです。
