M&A実務|セルサイドDDのポイント
会社が事業ないし子会社の売却をする中で、その後のプロセス全体に少なからず影響を与えるものの一つがVDD(Vendor Due Diligence、またはセルサイドDD)のスコープ整理である。
売却プロセスにそこまで慣れてない企業の場合は、投資銀行等のFAが、セルサイドDDのスコープは一般論をガイダンスし、セルサイドDDを実施すべき主体の会計事務所やコンサルティングファームを紹介したり簡単にDDスコープを整理したりすることもある。
今回は案件におけるセルサイドDDのスコープ整理をイメージしながら解説する。
VDDの論点整理
セルサイドについたアドバイザーやコンサルがVDDスコープを設計する際に考えているのは、買い手によるDDの負担の軽減である。
ファンドが行うセルサイドでも事業会社のカーブアウト案件でも、セルサイドDDを行い、買い手から膨大な量の質問が来るのを防いだり事業や財務の理解を早める目的がある。
ここから先は
2,588字
この記事のみ
¥
1,500
Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで

投資銀行・FAS・PEファンドの実務者や転職志望者に加え、事業会社の経営企画・M&A担当者の方にもご好評いただいています。書籍や資格試験では学びにくい、財務モデリング、DD、バリュエーション、SPA・契約交渉等の実践的な論点を収録したM&A実務の総合パッケージです。
M&A実務コンプリートPack
49,800円
財務モデリング(DCF / LBO / M&A)、財務・ビジネスDD、SPA・契約交渉論点等を網羅したM&A実務の総合パッケージ。投資銀行…
Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで
