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ズボラでもできるゆる~い終活の始め方

「終活なんてまだまだ早い」

「残せる財産もないし、私には関係ない」

まだ、現役で元気なあなたや親御さんは「終活」を他人事と思っているかもしれません。

私も自分には終活やエンディングノートなど無縁のものだと思っていました。

でも、今は、元気なうちに終活を始めたほうがよいと考えています。

そこで今日は、「ズボラでもできるゆる~い終活の始め方」についてお伝えします。

書けなかった問診票

4年前、認知症が進んだ母は、施設に入所しました。
母と会話がちゃんとできたのは、もう5年以上前のことです。

施設入所前、母の検診に付き添ったとき、母は問診票を自分で記入することができませんでした。

母に代わり問診票を記入しようとすると、私が記入できたのは、ほんのわずか。

「私は母のことを何も知らない」

とてもショックでした。

私はいつまでも母は元気でいると思い込んでいましたが、現実はそうではなかったのです。

母もまさか自分が認知症になるとは1ミリも思っていなかったでしょう。

「もっと母といろいろな話をしたかった」

悔やんでも悔やみきれません。

元気なうちに自分のことや思いを家族に伝える「終活」の必要性を実感しました。

終活とは

一般的に終活というとお葬式や相続、お墓などの自分が死んだ後のことで、縁起が悪く、避けたい話のイメージがあると思います。

しかし、終活には、人生の終わりに向けて、
1.最期まで自分らしくいられるためにどう生きるかを考える
2.自分が死んだ後のことを考え、希望を伝え、準備をする
2つの側面があるのです。

終活として次の5項目を考えるとよいと言われています。

1.今までの自分の振り返りとこれからの生き方プランニング
2.医療の希望
3.介護の希望
4.お金やモノの整理
5.遺言書・家族へのメッセージの作成

参考:(株)キャリアカレッジジャパン 終活ライフケアプランナー養成講座 テキスト

遅かれ早かれ人は必ず死を迎えます。
「命に限りがあると意識して考える」
それが終活です。

完成させるのが難しいエンディングノート

自分が死ぬまでのことを考える項目が1冊にまとまっているのが「エンディングノート」です。
書店で買える他、葬儀社などで無料配布しているものもあります。

細かく項目や必要事項が書いてあるので、書き込めばいいだけですが、書類を調べたり、探したり、考え込んだり、なかなか手間がかかり、正直にいうとめんどくさいです。

ズボラな私はめんどくさくなって途中で書くのをやめてしまいました。
終活を学び、その必要性やメリットを知っているはずなのに……。

ズボラが動くきっかけはワクワク感

「終活でワクワク」というとバチが当たりそうですが、エンディングノートの自分の人生の振り返りとこれからの未来を考える部分はワクワクして、楽しいところです。

本来の「エンディングノートは家族や周りを気づかって書くもの」という考えは後回し。
まず、一歩踏み出すためにエンディングノートのオイシイところだけ、今までの人生の振り返りと未来を考える部分だけ書いてみました。

終活、はじめの一歩

自分の今までの人生を振り返ることでこれからの人生をどう生きるかを考えることもできます。

私は今まで何度か挑戦して書けなかった「やりたいことリスト100」を書くことができました。
しかも、そのうちすでに3つ、実現できています。
(これについては、また別の記事で)

ワクワクしながら悔いなく毎日を生きる、これも終活の一部です。

それに加えて、大きく変わったのは父に対する思いです。

母が元気な頃は、実家に帰ってもおしゃべり好きの母とばかり話して、父とたいした会話もしていませんでした。

それが母が認知症になったことで父と話すようになったのですが、母のこれからをどうするか、悪く言えば、業務連絡のような会話だけ。

でも、エンディングノートを書き始めると父のこれからについて考えることができました。

「父はこれからのことをどう思っているのだろう」
「その思いを叶えるには、どうしたらいいのかな」

父がポロリとこぼす「こうしたいんだよね」とか「〇○が気になるんだ」という言葉も聞き逃さないようになり、ちょっとだけ親孝行ができるようになっています。

突然やってくる「もしも」に備えて

心の準備も何もしていない時に、「もしも」が突然起こったら、必ず慌ててしまいます。

本人の思いや願いがはっきりしないまま、話すことができなくなったら、家族がそれぞれ想像でモノを言って、最悪、不要ないざこざが起きる可能性もあります。

2017年に厚生労働省が行った調査によると、6割の人が「人生の最終段階における医療について関心がある」と回答しています。

でも、家族と「詳しく話し合っている」「一応話し合っている」は4割でした。

話し合ったことがない理由で、最も多かったのが「話し合うきっかけがなかったから」です。

終活の話を切り出すのは、縁起でもないことと敬遠しがちですが、エンディングノートを書くことが、きっかけとなる場合もあります。

親御さんにエンディングノートをすすめるよりも、まず自分で書けるところを書いてみましょう。
書いてみて感じたことを親御さんに話すのは、そう難しいことではありません。

きっかけは、自分が動くことで作れるものです。

100円で始めるゆる~い終活

「めんどくさいことがキライだけど、エンディングノートは気になる」
というあなた。

いつまでも気がかりなことを先延ばしするとかえって、めんどくさくなりますよ。
気になり始めた今こそゆるく始めるチャンスです!

「エンディングノートの種類がいろいろあって選べない」
というあなたは100円ショップのエンディングノートはいかがですか?
ダイソーの「もしもノート」シリーズがオススメです。

「100円でしょ」
と甘く見てはいけません。
これ、ズボラさんにこそ使ってほしいです。

まとめ

人生後半戦をどう生きるか考え始めた時は、ぜひエンディングノートの今までの人生の振り返りとご自分の未来の部分だけを書いてみてください。

それが終活のはじめの一歩となります。

エンディングノートは一気に書き上げるものではなく、書けるところだけ書いていけばいいものです。

気負わず、ゆる~い気持ちで始めてみても、これからの人生の楽しみが見つかりますよ。

自分で終活を始めると、その流れで親御さんとさりげなくこれからについて話すきっかけにもなります。

私にとって終活とは、人生の終わりまで活き活きと暮らすことです。

あなたもぜひ、ゆる~くはじめて、これからの人生を楽しくイキイキと暮らしていきましょう!

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