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日本一の庭園「足立美術館」~還暦おんなひとり旅①~

還暦になり「行きたい時に行きたい場所に行く。先延ばしはしない!」と決め、ひとり旅を始めました。

2か月前に訪れたのは、島根の「足立美術館」。

庭園と日本画の美しさに癒やされた旅の記録を写真を中心にお届けします。


アクセス

出雲縁結び空港からバス、電車、シャトルバスを乗り継ぎ、美術館へ。

バスや電車からの風景を楽しんだり、待ち時間も楽しく過ごせたり、想像していたよりスムーズでした。

バスの券売機は空港内にあります

空港出入り口前のバス停から空港連絡バスに乗って約40分。JR松江駅へ。

普通列車で約25分 安来駅に向かいます
安来駅の駅舎内には観光案内所、お土産売り場、小さな食堂もありました。
自宅用に番茶と麦茶を購入。

ドジョウすくいの「安来節」はここ安来市の民謡なんですね。
駅前にかわいい石像がいくつも立っていました。

左の像はマスコットキャラクター「あらエッサくん」

安来駅前から足立美術館行きの無料シャトルバスが出ています。

美術館までは約20分

いざ、入園

入園料は大人1人2,500円です。
足立美術館は米誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」で「22年間連続日本一」に選ばれたという庭園が有名な美術館です。

入ってすぐ「わあ、これかぁ!」
目の前に広がる景色に思わず声を上げそうになりました。

後ろの山も庭の一部として溶け込んでいます。
これが青空だったら……。


パノラマで撮ってみました





人工の滝までありました。

滝、わかりますか?


庭園のベストポジションにはレストランや喫茶店が配置されています。

でも、それ以外の場所でも十分。
座敷の壁に掛けてある絵や掛け軸に見えるような工夫もあり、ぼーっと庭をながめて、すっかり満足。

うまく写真が撮れなかったのでパンフレットの写真です
こちらもパンフレットから


あれ? 何か忘れている。
あ、そうだ! 
横山大観の作品を見なくっちゃ!!

日本一の横山大観コレクション

足立美術館は「大観美術館」と呼ばれるほど。
横山大観の作品が120点も所蔵されているそうです。

芸術に疎い私ですが、数年前にデパートの絵画展示即売会で横山大観の絵に1,000万円台の値札がついているのを見て、ビックリした覚えがあります。

そんな大観さまの絵がズラッと並んでいるのは圧巻でした。
(絵の善し悪しではなく、値段が頭に浮かんでしまう小市民です💦)

魯山人館

一方、2020年にオープンした「魯山人館」は「北大路魯山人」のコレクションがズラリ。

「えっ、あの『美味しんぼ』で有名な魯山人?? 
 もしかしてこの器は、海原雄山が使ってた?」

もう漫画と現実がごっちゃになって混乱気味です。

北大路魯山人って、食にこだわるスゴい陶芸家と思っていたけれど
書・絵画・文筆など多岐にわたる才能をもつ芸術家だったんですね。

「天は二物を与えるのね」

ため息をつきながらコレクションの数々を見て回りました。


創設者 足立全康さん

入り口近くにある銅像

横山大観も北大路魯山人もすごいけれど、私が1番興味をもったのは、創設者の足立全康さんです。

1899年に農家に生まれた全康さんは、両親が苦労しているのを見て14歳で商売の道に進みます。
紆余曲折しながら、さまざまな事業を興し、いつしか美術品のコレクターになっていきました。

そして1970年、71歳の時に郷土への恩返しと島根県の文化発展のために足立美術館を創設。

なんて波瀾万丈の人生なんでしょうか。

入り口すぐのところに、生い立ちやあゆみが掲示されていて、思わず足を止めて読み込んでしまいました。

ドラマにしたらおもしろそうな生涯。見てみたいなあ。

お元気な頃の全康さんの動画を見ましたが「庭を走り回るおじいちゃん」と紹介されていて、まあ、本当に忙しく駆け回っていましたよ。


まとめ

この日は帰りの電車の都合で、美術館に滞在していたのは2時間ほどでした。

もう少し、ゆっくりと庭園を眺めていたかったです。

そう、美術品以上に心を奪われたのは庭園。
これこそが足立美術館の最大の魅力だと思います。

作品は他の場所でも出会えますが、この庭園はここに来なければ体験できません。
隅々まで計算され、丁寧に手入れされた景色は、まさに「生きた芸術」。
季節ごとに表情を変える庭園をまた見に行けたら良いなと思いました。

参考

無料シャトルバス | 足立美術館|ADACHI MUSEUM OF ART


次回は、この翌日に行った「日御碕神社と出雲大社」の旅の記録をご紹介しようと思っています。



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