トマス・リードの主著と翻訳状況
トマス・リードの主著とその本邦での翻訳状況を解説します。
An Inquiry into the Human Mind on the Principles of Common Sense(1764)
トマス・リードのデビュー作
常識哲学の基本発想が論じられています。
邦訳ですが、ややこしいことに『心の哲学』というタイトルがつけられて販売されています。
割と読みやすい翻訳ではあると思います。
値段はちょっとアレですが……
Essays on the Intellectual Powers of Man(1785)
トマス・リードの理論哲学の集大成です。
全部読もうとするとめちゃ長いですが、
トピックごとに論考が分けられているので
興味のあるトピックから読めます。
邦訳情報としては近年、岩波文庫で邦訳が出ました。ありがたいことですね。
Essays on the Active Powers of Man(1788)
トマス・リードの実践哲学が込められている本
人間の活動力、自由意志論、道徳原理や正義論など
実践について考えるべき多くのことが語られています。
こちらは残念なことに邦訳が出ておりません。
願わくば、こちらも岩波文庫で邦訳が出て欲しいものですが
出るんだろうか。祈るしかない!
