ただ、そこに在るということ🌙✨
風が吹いている。
さっきまで気になっていた雑音が
少しずつ遠くなっていって
自然の音だけが、静かに広がっていく。
空を見上げると、満月が浮かんでいて
その下で、私はただ座っているだけ。
何も急かされない場所。
何も背負わなくていい時間。
私は月を眺めるのが好き。
満ちている時も、欠けている時も
変わらずそこに在り続ける。
悠久の時を超えて
文明が始まり終わっていくその時も
時代の変遷のその時も
人々の喜びも怒りも哀しみも楽しみも
その遥かな想いを受け止めて
全てをただ、あるがままに見て
知ってくれている。
ただそこに在り
静かに光っているだけなのに
不思議と目を離せなくなる。
何を語ってくれるわけではないのに
ただ〝在る″だけで、心が落ち着いていく。
どんなに世界や人々がざわつき
落ち着かない時であっても
その光は変わらず、やさしく世界を照らし続ける。
『いつでもちゃんと見守っているから
大丈夫、安心して行っておいで』と
まるで母親が我が子に向ける愛情と信頼を
向けてくれているかのように。
私はこれまで
誰かに手を引いてもらうことよりも
自分の足で立って進み、自分で知識を取りにいくことの方がずっと多かった。
優しく導かれるというよりも、
困難を乗り越えながら学んでいくような環境。
孤独感と寂しさを抱えて
歯を食いしばり耐えて来た日々も少なくなかった。
でもそれは
たくさんの経験を通して
誰かに共感できる心を育てるために
より多くの成長に繋げて魂を磨いていくために
自分で選んできた道だったのかもしれない。
そう思えたとき
これまでの出来事が
実はやさしさと信頼に満ちていたのだと思えて
何だかとても有り難く感じられた。
だからこそ私は
手を引いてくれる存在よりも
ただ、そこに在り
見守ってくれる存在に
安らぎを感じるのかもしれない。
何もしてくれなくていい。
何も変えてくれなくていい。
ただ、そこにいて
この想いを
この行動を
この先選び取って行く道を
ただ静かに見守り
照らしてくれているだけでいい。
だから今日も、私は空を見上げる。
人は、一人で強くなるものじゃない。
見えなくても、感じられなくても
どこかにある支えが
そっと背中を押してくれることがある。
すぐに答えが出なくても
心のざわつきが消えなくても
そのまま夜を越えていけばいい。
前に進む日もあれば
立ち止まる日もある
どちらも、間違いじゃない。
日々たくさんの選択と決断を繰り返す中で
今日という一日を乗り切ったこと
それだけで、十分すごいことだと思う✨
大切なのは、何をどれだけやったかじゃなくて
その中で、『何を感じた』のか。
ひとつでも、心が動いたなら
それはちゃんと、前に進んでいる証だから。
そしてもうひとつ
周りからどう見られているかよりも
大切なのは
『自分が自分をどう認めているか』💐
『誰も見ていないところでも
自分を裏切らない選択を重ねていくこと』
これができる人は本当の強さを持ってる。
それができたとき
評価はあとから必ず自然についてくる。
それでも
もし評価が気になってしまうときは
心の奥に隠れてる、目を背けたい自分の声があるのかもしれない。
『認められなければ価値がない』
『役に立たなければ愛されない』
そんな、過去からの信じ込み。
だからそんな時は
その声を否定するんじゃなくて
『そう思ってたんだね』って
そっと気づいてあげる。
ちゃんと寄り添ってあげる。
それだけで、少しずつ
自分の中が満たされていく。
無理に消そうとするのではなく
ただ、気づいて
やさしく受け止めてあげること。
それだけで、世界の見え方は
少しずつ変わっていくから。
私もまた月のごとく
静かな光のようで在れたらいい。
そう思う。
あなたにとって
〝ただそこに在るだけで安心できるもの″は
何ですか?✨
