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不安や挫折で動けないあなたへ|自分を責めない整理法

「やりたいのに動けない」という状態が続くと、自分に問題があるように感じてしまうことがあります。

「もっと行動力があれば。」

「もっと自信があれば。」

「こんなに悩まず、すぐに始められる性格だったら。」

そんなふうに考え、自分を責めてしまう人もいるでしょう。

しかし、動けないときに必要なのは、無理に自分を奮い立たせることとは限りません。

まずは、自分の中で何が起きているのかを一つずつ整理すること。

この記事では、不安や過去の挫折によって一歩を踏み出せなくなっているときに、自分を必要以上に責めず、「今の自分にもできそうなこと」を見つけるための整理法を紹介します。


「また今日も動けなかった」と自分を責めてしまう

「今日は副業について調べよう。」

「帰ったら少しだけ記事を書こう。」

「今週こそ、新しいことを始めよう。」

朝はそう思っていたのに、気づけば一日が終わっている。

スマホを見たり、仕事の疲れで横になったりしているうちに時間が過ぎ、夜になってから、

「結局、今日も何もできなかった。」

と落ち込んでしまう。

そんな日が続くと、行動できなかったこと以上に、「行動できない自分」が嫌になってきます。

最初は、

「今日は疲れていたから仕方ない。」

と思えていたのに、何度も続くと、

「自分は意志が弱いんじゃないか。」

「本気で変わりたいと思っていないのかもしれない。」

と、自分そのものを疑うようになってしまいます。

でも、ここで一度考えてみてください。

本当に、あなたには「やりたい気持ち」がないのでしょうか。

おそらく、そうではないはずです。

やりたいから調べている。

変わりたいから悩んでいる。

前へ進みたいから、動けない自分が苦しくなる。

つまり、「動けない」という結果だけを見れば止まっているように見えても、心の中にはすでに「変わりたい」という気持ちがあります。

だから、最初に必要なのは自分を責めることではありません。

「なぜ今の自分は動きにくくなっているんだろう。」

と、自分の状態を整理してみることです。


やりたいことはあるのに、なぜか手をつけられない

行動できないとき、不思議なのは「何をすればいいかまったく分からない」とは限らないことです。

例えば、副業なら、

気になる仕事を調べる。

自分の経験を書き出す。

noteやSNSのアカウントを作る。

プロフィールを書く。

小さく発信してみる。

やること自体は、何となく分かっている人も多いでしょう。

それでも手をつけられません。

パソコンを開こうとして、やめる。

記事を書こうとして、SNSを見る。

副業について調べ始めたのに、「もっと良い方法があるかもしれない」と別の情報を探し続ける。

こうした状態になると、

「分かっているのにできない自分はダメだ。」

と思ってしまいます。

でも、行動を止めているものは「知識不足」だけではありません。

「失敗したらどうしよう。」

「自分にできるのかな。」

「始めても続かなかったら嫌だな。」

そんな不安が、行動の直前に出てきている可能性があります。

だから、やることを増やす前に、自分が何を怖がっているのかを確認することが大切です。


周りが進んでいるほど、自分だけ止まっている気がする

自分一人で悩んでいるだけなら、まだ落ち着いて考えられたかもしれません。

でも、SNSを開けば誰かが前へ進んでいます。

「副業を始めました。」

「初収益が出ました。」

「新しい仕事に挑戦します。」

「半年続けて、ここまで成長しました。」

そんな投稿を見ると、

「自分は何をしているんだろう。」

と焦ってしまいます。

昨日までは「少しずつ始めればいい」と思っていたのに、誰かの成果を見た瞬間、

「早く始めなきゃ。」

「もっと頑張らなきゃ。」

という気持ちが強くなる。

ところが、焦れば焦るほど一歩は重くなります。

なぜなら、最初は「今日は10分調べる」程度だった目標が、比較することで、

「早く成果を出さなければ。」

という大きな目標へ変わってしまうからです。

すると、今の自分との距離が急に遠く見えます。

その結果、さらに動けなくなります。

周りが進んでいるように見えても、その人とあなたでは状況も、経験も、使える時間も違います。

今必要なのは誰かに追いつくことではありません。

自分が動ける大きさまで、一歩を小さく戻すことです。


休んでいても「何かしなきゃ」が頭から離れない

疲れているなら休めばいい。

頭では分かっていても、休めないことがあります。

ベッドに横になっていても、

「記事を書かなきゃ。」

「副業の勉強をしなきゃ。」

「このままじゃ何も変わらない。」

そんな考えが頭の中を回り続けます。

体は休んでいるのに、心は休めていません。

そして十分に休めないまま翌日を迎え、また行動できず、自分を責める。

そんな循環に入ってしまうことがあります。

ここで覚えておきたいのは、「休んだこと」と「諦めたこと」は同じではないということです。

今日は動けなかった。

だからといって、これからもずっと動けないわけではありません。

一日休んだ。

だからといって、挑戦をやめたわけでもありません。

行動できない日まで失敗として数えてしまうと、毎日が自己否定の材料になってしまいます。

休む日があることも含めて、自分が続けられる形を探していく。

そのくらいの考え方でもいいのです。


不安で動けないとき、心の中ではいくつもの感情が重なっている

「動けない」という状態は、一つの感情だけでできているわけではありません。

心の中をよく見てみると、いくつもの気持ちが同時に存在していることがあります。

「変わりたい。」

「でも怖い。」

「やってみたい。」

「でも失敗したくない。」

「このままでは嫌だ。」

「でも傷つくのも嫌だ。」

一見すると矛盾しています。

でも、どちらも本当の気持ちです。

だから、「前向きになれば解決する」と単純に考えるほど苦しくなります。

必要なのは、どちらかの感情を消すことではありません。

「自分の中には今、こういう気持ちが同時にあるんだ。」

と分けて考えてみることです。


「失敗したくない」と「変わりたい」がぶつかっている

例えば、副業を始めたいとします。

「今の働き方を少し変えたい。」

「自分の経験を活かしてみたい。」

「収入源を増やせたらいいな。」

そんな希望があります。

一方で、

「失敗したら時間を無駄にするかもしれない。」

「誰にも読まれなかったら恥ずかしい。」

「また続かなかったら、自分に失望しそう。」

という不安もあります。

ここで「変わりたい」という気持ちだけを強くしようとしても、不安は簡単には消えません。

むしろ、

「こんなに変わりたいのに、なぜ動けないんだ。」

と自分を責める材料になることがあります。

そんなときは、

「変わりたい自分もいる。でも失敗したくない自分もいる。」

と両方を認めてみてください。

どちらかが間違っているわけではありません。

そのうえで、「失敗が怖い自分でもできるくらい小さな行動は何だろう」と考えるほうが、現実的な一歩を作りやすくなります。


過去の挫折を思い出して、始める前から怖くなる

新しい挑戦なのに、なぜこんなに怖いのだろう。

そう感じるときは、過去の経験が影響していることがあります。

以前、副業を始めたけれど続かなかった。

仕事で挑戦して失敗した。

頑張ったのに評価されなかった。

勇気を出して発信したのに反応がなかった。

そんな経験があると、新しいことを始めようとしたとき、

「また同じことになるかもしれない。」

という気持ちが自然に出てきます。

過去の出来事そのものは終わっていても、そのときの悔しさや恥ずかしさは心に残っていることがあります。

だから、始める前から怖くなるのです。

これは「過去にとらわれている自分は弱い」という話ではありません。

むしろ、自分が何を怖がっているのかを理解するための手がかりになります。

「何が怖い?」

「何が起きたら一番つらい?」

そこまで具体的に考えてみると、漠然としていた不安を少しずつ整理できます。


動けない自分を責めるほど、さらに一歩が重くなる

行動できない。

自分を責める。

気持ちが落ち込む。

さらに行動しづらくなる。

そしてまた自分を責める。

この循環に入ると、「何をするか」を考える前に心が疲れてしまいます。

だから、動けないときほど、

「何でできないんだ。」

ではなく、

「何が自分を止めているんだろう。」

と問いを変えてみてください。

同じ状況でも、この二つはまったく違います。

前者は自分を責める問いです。

後者は自分を理解する問いです。

自分を理解できるようになると、次に取る行動も少しずつ見えやすくなります。


まずは「動けない理由」をひとつずつ分けてみる

不安が大きいときは、すべてが一つの巨大な問題に見えてしまいます。

「副業が怖い。」

「自分にはできない。」

「何から始めればいいか分からない。」

しかし、その中身を一つずつ分けると、扱える問題が見えてきます。

まずは紙でもスマホのメモでも構いません。

今感じていることを書いてみてください。

最初から答えを出す必要はありません。

整理すること自体が、次の一歩です。


今感じている不安を、そのまま一文にしてみる

最初にやってほしいのは、不安をきれいにまとめることではありません。

今思っていることを、そのまま一文にすることです。

「失敗するのが怖い。」

「何を選べばいいか分からない。」

「発信して否定されるのが怖い。」

「また途中でやめるのが嫌だ。」

一文にすると、「何となく怖い」という状態から、「自分はこれを怖がっていたんだ」という状態へ少し変わります。

不安をなくす必要はありません。

まずは名前をつける。

それだけでも、自分が次に何を考えればいいのかが見えやすくなります。

そして次は、その不安が「実際に起きていること」なのか、「これから起きるかもしれないと想像していること」なのかを分けていきます。


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