【制作記録】物語を続けるということ|ALCAQUARTZ 第二記録
「記録外都市」というYouTubeチャンネルで作っている物語、ALCAQUARTZの第2記録を公開しました。
タイトルは「記録の矛盾」です。
第1記録を出した時は、まず「出せた」という感覚が大きかったです。
ひとつの映像として形にして、公開する。
それだけでも、自分にとってはかなり大きなことでした。
でも第2記録は、少し違いました。
第1記録を出して終わりではなく、そこから続ける。
物語を一度外に出したあと、もう一度その続きを作る。
そのこと自体に意味があった気がします。
今回の第2記録では、少しずつ「記録の矛盾」のようなものが見え始めます。
ただ、内容についてここで詳しく説明するつもりはありません。
ALCAQUARTZには、自分の中で組み上げている設定や展開があります。
物語の流れも、かなり決まっています。
でも、それを言葉で説明しすぎると、物語の受け取り方が狭まってしまう気がしています。
だから、noteでは中身を説明するよりも、作っている時に感じたことを残しておこうと思います。
第2記録を作っていて感じたのは、意外とできるものだな、ということでした。
もちろん、クオリティの話をし始めたら、まだまだ足りないところはあります。
もっと良くできる部分もあります。
映像も、音も、テンポも、細かく見れば直したいところは出てきます。
でも、それでもひとつの記録として形にできた。
第1記録から続くものとして、1話分をやりきることができた。
その感覚はかなり大きかったです。
今回は、制作のやり方も少し広げました。
細かいソフト名までは書きませんが、前回よりもできることを増やしながら作りました。
最初は、少しずつ試しながらでした。
やったことのない作業もありました。
うまくいかないところもありました。
それでも、実際に手を動かしてみると、思っていたより形になりました。
作る前は、頭の中にあるものが本当に映像になるのか分かりません。
文章を書いて、音を用意して、映像を作って、ナレーションを入れて、編集していく。
それぞれは別々の材料です。
でも、それらを並べて、つないで、少しずつ調整していくと、ある瞬間に物語の空気が出てきます。
その瞬間が面白いです。
自分の中にあった世界観が、外に出てくる感じがあります。
今回は、OPへのつなぎも意識しました。
本編の断片だけではなく、そこから作品全体の入口へ向かっていくような流れにしたかった。
まだ始まったばかりですが、ALCAQUARTZという物語の見せ方が少しずつ見えてきた気がします。
もちろん、楽な作業ではありませんでした。
特に時間がかかったのは、街のイメージを作る部分でした。
今は便利な制作手段が増えています。
ひとりでも映像を作れる範囲は広がっています。
でも、便利だからといって、すべてが早くなるわけではありません。
思った通りの街にならない。
雰囲気は近いけれど、どこか違う。
細かい部分を直そうとすると、別のところが崩れる。
そういうことが何度もありました。
便利さに頼れば早く進むと思っていたところもありました。
でも実際には、自分で手を入れた方が早いことも多い。
むしろ、自分で直した方が、作品の空気に近づくこともある。
そのことに気づけたのは、今回かなり大きかったです。
便利な道具は便利です。
ただ、最後にどこまで寄せるかを決めるのは自分です。
どこが違うのか。
どこを残すのか。
どこを直すのか。
どこで完成とするのか。
その判断を重ねていくことが、制作なのだと思いました。
第2記録を作って、少しだけ自信も出ました。
大きな自信ではありません。
でも、続けられそうだという感覚はあります。
第1記録を出した時は、「まず出せた」という気持ちが強かった。
第2記録を出した今は、「これは続けていけるかもしれない」という感覚があります。
物語の展開は決まっています。
この先に出したいものもあります。
見せたい景色もあります。
まだ言葉にしない方がいいことも、たくさんあります。
だからこそ、少しずつ出していきたい。
説明するのではなく、記録として残していきたい。
ALCAQUARTZは、自分にとって世界観の放出に近いものです。
頭の中にあった景色や音や違和感を、少しずつ外に出していく作業です。
きれいに説明できるものばかりではありません。
むしろ、説明しすぎない方が残るものもあると思っています。
だから今は、作りながら出していく。
出しながら、また作る。
その繰り返しでいいのだと思います。
第2記録まで公開して、ようやく少しだけ、シリーズとして動き始めた感覚があります。
まだ小さな一歩です。
でも、自分の中ではかなり大きい一歩です。
ALCAQUARTZは、ここから続いていきます。
最後に、そっと置いておきます。
記録外都市
ALCAQUARTZ 第二記録「記録の矛盾」
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