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誰かがやらなきゃ、の中に私が消えていく


正直に言うと、評価されていると感じたことは、あまりない。

仕事は回っている。期限も守られている。ミスも少ない。

でも、それが誰のおかげかを、誰かが言葉にしてくれることはほとんどない。


断れない理由は、責任感だけじゃない

単純作業を頼まれるたびに、一瞬だけ迷う。

断ってもいいんじゃないか、と思う。

でもすぐに、「誰かがやらなければならない仕事だし」という考えが浮かんでくる。

そして結局、引き受けてしまう。


責任感が強い、と言えば聞こえはいい。

でも実際は、場を止めたくないだけなのかもしれない。

困る人が出るのを、見たくないだけなのかもしれない。


仕事は終わるのに、私だけ残らない

仕事はきちんと終わる。

なのに、私の中には何も残らない。


帰り道でふと、「私の能力って、なんだろう」そんな問いだけが浮かぶ。

早く処理すること? 文句を言わないこと? 穴を埋めること?

それが能力だと言われたら、なんだかとても、むなしい。


むなしさを抱えたままでもいい

今日はまだ、その答えを見つけられない。

でも、このむなしさを感じていること自体が、何かのサインなのかもしれない。


無理に意味づけしなくていい。

ただ、感じていることをなかったことにしないで、今日は眠ろうと思う。

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