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クリスマスの失敗を救ってくれたおもちゃメーカーの神対応

クリスマスの朝、
それは起こった。

主人に抱っこされて起きてきた4歳娘。

なんだかいつもと様子が違う。

異様な雰囲気を感じる。

なんだろう・・・


あれ、今日はクリスマス・・・?

「あ!クリスマスプレゼント出し忘れてた!」

子どもが1年で一番楽しみな朝。


やっちまった。

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クリスマスをミスる

我が家のクリスマスは
サンタさんからプレゼントがもらえる。

サンタさんには手紙を書いて
「○○が欲しいです」とアピールする。

そして、それはクリスマスの朝、
リビングにあるツリーのところに置かれている。

という設定。

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プレゼントも買って、
ラッピングもした。

あとは、当日。
しかるべき場所に置くだけだった。


なのに、置くことを忘れた。


夫婦ともに相手を当てにしていた。

(相手がやるだろう)

人任せにし、会話をしなかった結果だ。



そしてクリスマスの朝、
プレゼントはクローゼットの中にしまわれたまま

娘が先に起きてきた。


そして、ごまかそうとしたら
息子も起きてきた。


『いつもあるはずのプレゼントがない』

子どもたちから漂う怪しげなオーラ。


我が家はじまって以来のピンチ。


万事休す。

バレる。


このままではブラッククリスマスになってしまう・・・。

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ご愁傷様です・・・。



緊急夫婦会議が開幕。

(どうする?)


今さら各子供部屋にこっそり置いてきて、
「今年のプレゼントは2階の部屋にあるかもしれない」

「さぁ、これから探しに行こう」


という無理くりな作戦に変更することにした。


明らかに違和感があるが、仕方ない。

背に腹は代えられない。

子どもの夢をここで潰してしまうわけにはいかないんだ。



私がトイレに行くふりをして、そっと部屋を出る。

そして2階に行き、プレゼントを設置。

何食わぬ顔で戻ってくる。


あとは、2階に探しに行くだけ・・・。


主人が子どもたちを2階へ誘導しようとした

そのとき。


事件が起きた。


第2の事件


前日に祖母からもらったクリスマスプレゼント。

マリオのボードゲーム。

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が、リビングの床に置いてあった。



そこで

こんなことが起こるなんて
そのとき想像もしていなかったんだ。

でも起こってしまった。


なんと

主人がボードゲームに足を引っかけ、
部品を破損したのだ。

しかも、ゲームをするうえで
重要な部品。

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クッパをのせる台座の支柱がぽっきり折れた。
(写真では見えないけど)

これがないと楽しみが半減する。
いや、半減どころではない。



昨日もらったばかりのプレゼントだった。

それが1日もしないうちに
壊れてしまった。


「もう遊べない」


息子の顔は明らかに曇っていた。

泣きそうだ。


主人の顔も

私の顔も真っ青だったに違いない。


サンタの準備を忘れ、
もらったばかりのプレゼントも破損し、

【我が家のクリスマス2020】

は暗黒の思い出に包まれたのだった。


そこからは、なんとかサンタさんからのプレゼントを探しに行き、無事にゲット。

そのおかげでどうにか持ち直した。

ように見えた。


サンタさんからのプレゼントで喜ぶ子供たち。


一方、ボードゲームを壊した責任に押し潰されそうになる主人。

そして、それを起こさせたかもしれない私。

(私が気づいてプレゼントを出しておけば、こんなことにはならなかったかもしれない)


後からいくらでも方法を考えることはできる。

でももう戻れない。



壊れた部品を接着剤でくっつけてみる。

しかし、一応はくっつくけれど、細い接続部分はくっつけただけではどうにも頼りない。

接着剤だけでは無理がある。


「終わった・・・」


暗い朝だった。

ブラックなクリスマスが我が家に訪れた。

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主人は

「後厄がこんな事件を引き起こすなんて」(今年は後厄)

「今日はもう仕事でも何か起こりそうで怖い」

とどんよりとした背中で出勤していった。


一縷の望みは

「おもちゃの製造元に連絡してみる」
というところに行きついた。


帰宅した主人の明るい姿

朝のドタバタはあったけれど、結局サンタさんからのプレゼントが一番欲しかったものだから、それが手に入って子どもたちはとにかく嬉しそうだった。

手にはめる光るグローブ?でひたすらに遊ぶ息子。


リカちゃんハウスで遊ぶ娘。


まるで何事もなかったかのように、ただ楽しそうだ。

その楽しそうな様子を見て

暗黒のクリスマスだと思っているのは、私たちだけなのかもしれないな。

そう思った。


そして夜。
主人が帰宅した。

朝のどんよりとした主人の姿とは裏腹に、

帰宅時の主人の顔は

なんだか晴れやかな明るい雰囲気をしていた。


「ねぇ、ママ聞いて」

主人が帰ってきてすぐに話し出した。


主人はその日、おもちゃメーカーにメールで問い合わせたという。

「おもちゃの部品が破損したので、部品を購入することはできるでしょうか?」

そして返ってきた答えは

私どもの商品をご愛用いただきましてありがとうございます。・・・
ご迷惑をお掛け致しまして大変申し訳ございません。ご交換させていただければと存じます。ご購入されたばかりかと存じますので、部品をお送り致します。
お受け取りのお手間をお掛け致しますが、何卒よろしくお願い申し上げます。(一部抜粋)

それに対し、主人。
「こちらの不手際なので部品代を請求いただければ」

その後の対応。

ご丁寧にご連絡をいただきましてありがとうございます。今回は部品をご進呈いたしますので、お遊びいただければと存じます。お届けまで数日お時間をいただく場合がございますが今しばらくお待ちください。今後ともより良い製品をお届けするため、さらに研究・改良を行って参りますので、私どもの製品を宜しくお願いいたします。(一部抜粋)


こちらが一方的に悪いのに、即時対応。

しかも無料で送っていただけると。
返信封筒もつけてくださる。


神対応。


死んだ主人を生き返らせてくれたのは

エポック社さん。


エポック社といえば

シルバニアファミリーや野球盤、ボードゲームといえばの日本を代表するおもちゃメーカー。

私も子どもの頃からお世話になっている。


子どもたちに夢と感動を
大人に遊び心を

をいう使命を持つという。

自然・家族・愛という人間として普遍のテーマをおもちゃにのせ、私たちに夢と感動を与えてくれる素晴らしい会社。

それがエポック社。


「人に対する思いやりや優しさを、おもちゃ遊びを通じて子どもたちの心の中に育てていきたい」

という。


今回の一連の対応でその『想い』

しかと”イチ消費者”に伝わりました。


クリスマスの暗闇を救ってくれたのは、
おもちゃメーカーの「想い」

おもちゃを通じて、担当者さんの対応を通じて、込められた想いが私たちに伝わってきた。

そのあたたかい想いに触れ、暗くなった私たちの心も一気に溶かされ、そっとあたためてくれました。


ただ流れ作業で仕事をするのではなく、想いを持った人が集まる会社。

おもちゃへの想いと、お客様への想い。
それが伝わってくる対応。

そんな会社だからこそ、子どもたちに長い間愛されるおもちゃを作ることができる。


そして、おもちゃを通じて、子どもたちも何かを受け取っている。

テレビゲームにはない「何か」を。


今年のクリスマスは一度は闇に飲まれそうになりましたが、結果的には、闇から一気に光の世界へと変わりました。

メーカーさんからすれば大勢の中の一人。

だけど、そのちょっとした対応、ちょっとした言葉一つ。

それで一つの家族がこんなにも救われました。


今回あったことはしっかり息子にも話して聞かせようと思います。

私たちにはクリスマスプレゼントはないと思っていたけれど、ちゃんとプレゼントをいただきました。

そんな2020年のクリスマス。

あなたはどんなクリスマスを過ごしましたか?


【追記】
連絡をした翌日。

早速、部品が届いた。


そこにはなんと・・・

心ばかりのお品を
同封させていただきますので
お受け取り下さい。


”お客様サービスセンター”

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おまけまでついてた。

天を突き抜ける「神対応」でした。

エポック社様、どこまでついていきます!



おしまい

綺麗道(きれいどう)

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