【実録・夏休み自由研究】小4息子が人生初canvaとグーグルスライドに触れてみたらどうなった?
私には小学4年生になる息子がいる。
そして、私は彼を侮っていた。
いつもゲームにYouTube。
たまに「勉強だ」と言っては、
学校から支給された”あいぱっど”で地図パズル。
「時間だからやめよう」と言えば、逆ギレされることもある。
ーーデジタルすぎる毎日。
私たちの時代には考えられない生活。

「明らかに子どもに悪影響じゃないか。」
そうはいっても
もはや生活と切っても切り離せなくなっている現状。
子どもとデジタルとの付き合い方に悩む
ごく普通の母親。それが私だ。
そんな我が家で
「子ども×デジタル」の”明るい未来”に
一歩近づいた出来事があった。
それが
この夏の自由研究。
今回は息子と母の
自由研究との格闘の記録。
凸凹キッズにも夏休みがやってきた。
毎年、頭を悩ませるのは『自由研究』
「自由」ほど難しいものはない。
ーーー正解がないからこそ、
その”宝物”を見つけるには
自分で「道」を選ばなくてはならないーーー
自主性に乏しく、
何か聞いても「わからない」、
何かに誘っても「やらない」が常套手段。
いわゆる世間でいう
「気になる子」こそが我が息子である。
そんな息子に
どうやって自由研究の課題を選ばせようか。
夏休み前から母は頭を悩ませていた。
そして夏休みに入って、
息子が言った。
「自由研究はピラミッドにするんだ。」

(え?もう決めてるの!?)
確かに最近、
ピラミッドの漫画をよく読んでるなと思った。
我が息子ながら、
いいところをついているじゃないか。
「好きなものを選ぶ」のが成功の秘訣なのだから。
未来の”吉村作治”になるかもしれない息子。
今回は仮に「さくじ」と命名して話をすすめることにしよう。
(自由だな)

吉村作治ツイッターより画像拝借
ここから”さくじ”の自由研究が始まった。
「自由研究=工作」
だった私にとって『まとめ方』は大きな課題だった。
自由研究はまとめが大変だと思う
ーーまとめ系自由研究。
この難しさは、
・たくさんの情報の中から必要なものを選び
・いかに他人にわかりやすくまとめるか
にある。
ただ羅列するだけではなく、
「伝える」ための能力が必要になってくる。
難しいことを言う前に
進める順序としては、3つ。
1.情報を集める
2.必要な情報を取捨選択する
3.わかりやすくまとめる
果たして小学生にどこまでできるのか。

いや、一般的といえるか怪しい
「気になる子」レベルである
さくじにどこまでできるのか。
(どこまで求めるかにもよるけど)
我が家の方針は、
できるだけ親は介入しないこと。
基本は”自力”だ。
彼の頭に入っているピラミッドの情報量は
かなりのものだろう。
オタク気質の母の血を引いて、
のめり込むタイプなのだから。
ただし
「まとめる」という点についていえば、
彼は『赤ちゃん』レベル。

ダンゴムシレベル。
いやむしろノミ。
(この時点でかなり子どもを侮っている。)
ここは母が介入することにした。
アウトプットの”枠”がなければ何も進まない。
【まとめ方案の提示】
①模造紙にまとめる
②ノートに書く
③A4ファイルにまとめる
いくつかの方法をさくじに伝え、
どうするか判断を仰ぐことにした。
あくまで主役は息子・・・
いや、さくじなのだから。
(わざわざ言い直さなくても・・・)
①模造紙
THE昭和世代の定番。
とはいえ
大きい紙を目の前に、一人で書ききるのは難易度が高い。
また彼は恥ずかしがり屋であり、
目立つことを嫌う性質がある。
模造紙なんてめっちゃ目立つやないか。
これは却下案件だ。
②ノート
普段のノートの様子を見る限り、
・・・却下。
(速攻)

検討した結果、
③A4サイズにまとめファイリングする
という方式に決定。
あふれてくるピラミッド愛
次は情報収集だ。
向かった先の図書館で見つけた
吉村作治氏の子供向けのピラミッドの本。
(本家登場)
我が家のさくじ大興奮。
それからずっと
さくじの頭の中はピラミッドのことでいっぱいになった。
「スネフェル王がね・・・」
「屈折型ピラミッドがね・・・」
母にはわけわからん話を
いつだってさくじは楽しそうに語る。
彼の頭の中にある
膨大なピラミッドネタがいよいよあふれてきているようだ。
手始めにグーグルスライド
2021年。
学校から"あいぱっど"が支給。
初めてのデジタル機器に
今まさに萌えている時期。
普段から「世界地図パズル」などの
アプリに夢中になっているさくじ。
(デジタル要素を自由研究に取り入れたら何か起こるかも・・・。)

(そうだ!グーグルスライドを使ってみよう。)
一つ注意点として、全部パソコンで作ると
親がやったと思われかねない。
だから手書き要素も忘れずに。
【デジタル×アナログ作戦】のスタートだ。
写真の挿入の方法、大きさの変え方など
ちょっとした手順を始めに伝えるだけで、
さくじはなんなく作業を進めていく。
初めて使うマウスも手慣れたものだ。
さらに「ローマ字入力一覧表」を見ながら
人差し指で一つ一つ見出しを入力していく。
しかも『変換キー』を教えてなかったのに、
表示される「候補」の中からちゃっかり選んでいるではないか。

「教えなくてもできるんだ・・・。」
デジタルネイティブ世代おそるべし。
息子を見直した瞬間だった。
そして、ベースができた。
そこに手書きで説明を書き加えていく。

疲れたと言いながらも頑張って書いていた。
かなりシンプルだが、
これもグーグルスライドの使い方の一例。
小学生でもcanvaは使えるのか?
表紙を手書きにするか確認してみると、
作業が面白かったのか、
また「パソコンで作りたい」というさくじ。
せっかくだからもう一歩
別のものを試してみたくなった。
お次は
【canvaを使って表紙を作成】作戦スタートだ。
使いやすいうえに、
デザインも豊富で
無料でここまでできていいんですか!?
と驚くデザインツールである【canva】
あまりに使いすぎて有料版に移行したくらい、
私も大好きだ。
小学生でもできるか試してみたかったのもある。

画面を見ながら
・素材選び(写真・グラフィック)
・背景選び
・フォントの種類
・文字の色・大きさ
などのやり方をさらっと教えるだけ。
・・・案外できるもんだ。
いつの間にか
ローマ字入力とは無縁だった息子も
もう手助けがなくても
文字入力ができるようになってきた。
そして何より
終始楽しそうなんだ。
グーグルスライドしかり
canvaしかり。
自分で作ることの楽しさ
新しいことに挑戦する喜び
キラキラ輝く彼の目を見れば
自ずと心の中が伝わってくる。
今まで「何に対しても意欲がない」と
勝手に決めつけていたのは私の方で、
彼の中には”未来への種”が芽吹いていた。

表現したい頭の中のイメージに向かって
写真やグラフィック、
フォントの種類に、文字の色。
砂漠の背景をわざわざ探す。
ついに
彼なりのこだわりが
いっぱい詰まった表紙が完成した。

名前がななめというのがポイント。
(緑色の塗りつぶし部分)
センスはどうあれ、
自分で考えてやってみるというのが何よりスゴイ。
今まで私は彼を侮っていた。
正直いうと
「できない子」だと思っていた。
でもやればできるんだ。
見直した。
あっという間に
初めてのものを吸収するその様子に
彼の可能性が見えた気がした。
ついつい、
ダメな事にばかり目が行きがちな毎日だけど、
すごいところ見つけたじゃないか。
彼の大好きなピラミッド。
初めて見るパソコンの世界。
画面の中で自由に作ってもいい環境
それが「自由研究」として
一つの”形”となって結ばれた。
自分の中にあるイメージを形として表現できる
ことを知った彼。
ここからどうなっていくかはわからない。
けれど、無限の可能性を秘めた彼の
最初の一歩となるかもしれない。
この自由研究が。
これから急激に発展していくデジタルな世界で
子どもたちが可能性を広げられますように。
ーーーあなたはデジタルな未来をどう考えていますか?
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綺麗メシ研究家
古川綾子でした。

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