【干し部】トモコばあちゃんの干し大根作りに驚いた話
私の義母はもうすぐ70歳。
長年畑をしていて、野菜については
超ベテラン級。
そんなばあちゃんの”当たり前”に驚いた話。
トモコばあちゃんの干し野菜
干し野菜というと、
今ちょっと流行っている感があるけど、
結局、昔からの生きる知恵であって
ばあちゃん世代にとってみれば、
当たり前のことでしかなくて。
肩ひじ張らず、
普段通りに干すだけ
なんだな。
普段通りに。
***
新潟の長い冬を乗り越え
春の息吹を感じる
とある日のこと。
「畑でも愛でに行くか」
ほぼ手伝いをしないのに、
私が勝手に愛おしんでいるのが
トモコばあちゃんの畑。
季節ごとに変わりゆく野菜たち。
野菜を愛でるようになって
”自然”の存在を感じるようになった。


その時々で変わっていく畑の姿で
季節を肌で体感できる。
季節を感じるということは
人としての本来の暮らしに
自ずと近づいているような気になってくる。
私も少しは
人間らしい生き方ができているのかな?
***
まだ風が冷たい日だった。
そんなときは、畑の手前にある
「ばあちゃんのビニールハウス」
に立ち寄るのが恒例。
ビニールハウスとは本当に良くできたもので、
一歩入ると
別世界へと誘ってくれる。
「ここは”新潟のハワイ”」

とにかくあたたかい。
野菜たちが喜んで大きくなるのがわかる。
私も野菜になってぬくぬくしたいもの。
土やら野菜やら色々な”におい”が混じった
独特の香りがするハウス。
不思議なにおい。
だけどなぜだか、
自然と落ちつく場所。
寒い日は
ハウスに入って暖を取るなんてこともある。
たかがビニール1枚と侮るなかれ。
本当にあたたかいのだ。
ハワイに行ったことはないけど、
きっとハワイはこんな感じなんだろうな。
ってことは、
ビニールハウスならぬ
ビニールハワイ。
(・・・急に寒気が)

そんな我が”ハワイ”に
その日も軽い気持ちで立ち寄ってみた。
すると、
いつもはないはずの”あるモノ”が鎮座していた。
大根と思しき、
干し野菜の群れだった。

さすがばあちゃん、
私のちょい干しとはスケールが違う。
どーんとハワイのひと区画に
干し大根の海が広がっている。
大根の波の音が聞こえてきそうだ。
(それは嘘だ)
「さすがばあちゃんだな・・・」
と思ったものの、
その”海”の様相に少し違和感を感じた。
ってか、二度見した。
「え。この台ってまさか・・?」
お気づきになっただろうか。
これ、特別な巨大干し網ではない。
クイズこれな~んだ?
これは
あなたの家にも必ずあるものです。
どこのお宅にも必ずあって、
大きな網状になっているもの。
平らで大きくて、網状のもの。
な~んだ?
正解は・・・
そう、網戸である。

今年初めて知ったのだけど
【トモコばあちゃんの定番】
切り干し大根は、網戸で干すべし。
らしい。
余った大根を春になったら干すのが恒例。
ほんの一時期。
晴れた日を見計らって一気に干す。
1年の中のこの一時だけ。
そのためには
・広くて一気に干せること
・風通しが良いこと
つまり
「網戸」が最適解!
ってことで、ハワイの中では網戸が
堂々と幅を利かせていたのでした。
干し場として網戸を使うなんて
さすがの発想力。
網戸にとっても、こんな形で
新たな世界を広げられるなんて
思いもしなかっただろうに。
まだまだばあちゃんからは
教わることはたくさんありそうだ。

それはそれは良く乾いてました
とさ。
***
干し部なんて勝手に言っていたけれど、
干し方は人それぞれ。
自由な世界。
あなたも網戸干しやってみませんか?笑
(むしろハードルあがるわ)
📝トモコばあちゃんメモ📝
【切り干し大根の作り方】
・大根を細切りにして天気のいい日に一気に干す。
・ゆでないで生のまま。
・細く切り過ぎるとちりちりになる。
・干せるものは何でも使う。
今日は
ばあちゃんの干し大根に驚いた話でした。
「干し野菜はザルがいるものだ」って、
自分がいかに固定観念に縛られてるかに気づきました。
干し野菜は自由だーーーーー。
【今日の問い】
あなたの周りにザル以外に
「干し場」になりそうなものはありますか?
あと、「網戸の別の使い方知ってるよ」
っていう方がいたら教えてください 笑
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綺麗道
古川綾子でした。
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