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実は耕作放棄地が希望? 私が気づいた新たな視点 新潟ママが考える日本の未来と農

裏の畑が耕作放棄地になりました。

新潟に住んでいる私は
年々色濃くなっている過疎化、高齢化問題を
薄々とは感じていたんです。

でも畑がなくなった”瞬間”を
初めて目の当たりにしたのが裏の畑でした。

とにかく
耕作放棄になってしまったことが
残念でならなかった。

だけど最近
耕作放棄地にこそ希望がある
ということに気づいたんです。

今日は

耕作放棄地は悲しいことだ
と思っていた私に
希望をもたらした新たな視点

についてお話したいと思います。

このお話を聞くことで
あなたの持っている
常識というメガネに気づけるかもしれませんよ。

おばあちゃんとの繋がりだった裏の畑

この地に嫁いだ頃から
家の裏は畑でした。

そして我が家にとってみれば
ちょうど裏の畑が
裏側の道路に抜ける通路になっていたんです。

なので畑の真ん中には
踏み固められて草が生えない
一本の道ができていました。

そこの畑の持ち主はご近所さん。

90歳を超す元気なおばあちゃんが
一生懸命畑を作っていました。

小柄で優しいおばあちゃん。

イメージです

娘と一緒に通りかかったときは
「何歳になった?大きくなったねぇ」
いつも優しく声をかけてくれました。

近所の方とはほとんど面識がない私にとって
唯一お話ができるご近所さんでした。

なのに

ある日突然、会えなくなりました。

いつも野菜の苗が植わっていたはずなのに
野菜がぱったりといなくなりました。

いつの間にかおばあちゃんの畑には
雑草が生えだしました。

おばあちゃんの畑が日を追うごとに
どんどん野原に変わっていく様を見て
胸が締め付けられる思いでした。

話によると

おばあちゃんが高齢になり
畑作業が大変になったそうで
面積をかなり縮小したとのことでした。

※おばあちゃんはまだお元気で
細々と畑はやっていらっしゃいます。

SmartNewsにも掲載された
おばあちゃんとのお話↓
「おめさん、はつめらねぇ」90歳おばあちゃんのあたたかい言葉を残したい【新潟方言】

おばあちゃんとの
つながりの場だった畑は
いつの間にか

単なる草むらに変わっていました。

おばあちゃんの畑が
いわゆる
耕作放棄地になってしまいました。

私にとってすごく寂しくて
悲しい出来事でした。

そんなことがあって
耕作放棄地を何とかしたい
という意識が強くなっていきました。

視点の変化

そこから時を経て
自然栽培に目を向け始めた私。

そこからご縁を頂いた方に
裏の畑の話をしたんです。

そしたら

「むしろみんな畑を放棄してくれって思う」

「え????」

私ではありません笑

衝撃でした。

その理由は土の状態に関わっています。

いわゆる一般的な日本の農業は
慣行栽培とも言われますが

畑を耕して、肥料を入れ
場合によっては農薬を使うもの。

それが当たり前。

(なるべくしてそうなったので否定はしません。)

かたや、自然栽培は
肥料農薬は使わず
あくまで植物や微生物の循環の中で

自然の力を借りるもの。

だから土台としての
土の力がなくてはダメなんですね。

畑が空きました
はい、ではすぐ自然栽培ね

ってわけにはいかないんだそうです。

どうしても慣行栽培をしていた場所は
肥料だったり、農薬だったりで
土台が弱っています。

悪く言うと土が汚染されてる状態。

で、それを元の状態に戻すには
何年もかかるんだそうです。

人間が壊してしまった
自然界のバランスを元に戻すんだから
時間がかかって当然です。

なので放棄された畑の土は
植物たちの力で長い時間をかけて
本来の自然な状態に戻されていくと言います。

この話を聞くことで
畑への意識が変わったことを覚えています。

そしてちょうどよく自然栽培の畑を
実際に見る機会がありました。

初めて見て驚きました。

自然栽培の畑ってね、草ボウボウなんです。

新潟 農民カフェ味方店さんの畑です

あれ?今まで正解だと思っていた
畑のカタチって
もしかして正解ではなかったのかも・・・

自然栽培というものを知っていくと
今までの常識が常識じゃなかったことに気づきました。

今のおばあちゃんの元畑は

様々な雑草が生えている
おばあちゃんの元畑。

今はカラスノエンドウが黒くなっています

雑草がボウボウ

だと思っていたけど
この草たちは雑草ではなかったんです。

一旦、本来の自然の循環が
壊れてしまったこの場所を
元のカタチに戻すためにここに来てくれた

救世主のような草たちです。

何年もかけてこの場所の土を
新たに元気にしてくれる。

私は、畑がなくなったことは”終焉”だと思っていたんです。

でも本当は
ここからが”始まり”だったんです。

今まさに畑が自然の力を
取り戻そうとしている瞬間ってことだったんです。

雑草がはびこる草むら
ではなく
草たちの力で蘇ろうとしている自然界の姿

それがおばあちゃんの畑であり
耕作放棄地である。

私の中で明らかに視点が変わった瞬間でした。

パーーーーン(変わる音のイメージ)

今様々な問題がのしかかり
すごく胸が苦しい人もいると思います。

先が見えなくて
不安を抱えている人もいると思います。

食べ物がなくなったら?

これが人間にとって一番の恐怖だと思うんです。

食糧自給率問題
農業人口の高齢化
耕作放棄地問題
米国との関係

いろいろある。

そう簡単に解決できるわけじゃない。

まだ、私も結論が出てるわけじゃないけど

だけど、もしかしたら
自然界からの視点をインストール出来たら
今の現状の姿がまた違って見えるかもしれない。

なんてことを今考えている次第です。

あなたは今回の話を聞いてどう感じていますか?

何か感じたことがあれば
コメントでもメッセージでもくださいませ。

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