見出し画像

誰かに何かを頼むということ

ケアマネージャーという仕事をしている。


元々が、介護福祉士で施設で高齢者の方のお世話を21歳からしていて、ケアマネージャーとしては今年5年目に入ろうとしている。


毎日仕事をしている中で、人は1人では生きていけないなと思う。


1人で生きているという人にはいいたい。その部屋にある全ては誰かに作られて、流通してあなたのそばにある。電気がつくのも、ガスが灯るのも、ウーバーイーツでご飯が届くのも、トイレが流れるのも、ゴミを出せば片付けられるのも、誰かが動いてくれているから成立している。


コロナ禍で、仕事を一時的に失っていた妹がインターネット通販の巨大倉庫に日雇いの形態で働きに行っていた時期に、私に「お姉ちゃん、ネットで気まぐれに押したその先にその品物を回収して発送する人間がいるんだよ。よく考えて買わないとダメ」と言った。


私たちは、必ず1人では生きてはいない。


それでも、1人で生きてきた、他人の世話にはならない、頭を下げたくない、甘えたくないと言い張る人もいる。


人に迷惑をかけないこと。日本では大事にされている考えだ。もちろん、節度を持ち、人に敬意を表し、自制することは大切だが、人に頼り、委ねることは悪ではない。


助けてほしいといわれることや、お願いしたいといわれることがやりがいとなり、生きる意義になることもある。私はずっと他人から生きる意義をもらいながら生きているずる賢い人間だ。


助けることや期待に応えることは気分が良いことだ。そればかりを仕事にしている自分のことをどうなのよ?と思う。


できないことを助けてくださいと口に出したり
あなたのここを見込んでどうかお願いしたいと、頭を下げたりした方がいいよ。と自分にそう話す。


「私はまだ1人でできることをするよ」と宣う私を
「1人でできることなんてたかがしれているよ」と諭す。


「あんたこのままだと、意固地で難儀なばばあになるよ。なんでもできますなんて言って、人に甘えられないばばあは、可愛くないよ」と手綱を締める。


私の好きな高齢の先輩には、みんな余白がある。自我に隙間がある。


余白や隙間が、甘えや依頼をもたらすと考えている。


誰かに何かを頼むということは、練習しないと身につかない。


どんなタイミングで?どんな内容で?どれくらいの容量で?


いつか友人に言われた言葉を思い出す。


ストレスをかけるのではなく、ストレッチをするの。


誰かに何かを託すならば、負荷は必ずかかる。それを気苦労と感じさせず、少しきついけど気持ちいいところに落ち着くように、取り計らうのだ。


頭を働かせて、その人を思う。できるだけ、私にもあなたにも、この取り組みがストレッチになるように。


文学フリマ東京40では、微熱さんとコラボしたポストカードを販売します。
デザインは4種類。販売する創作集「ねりきり」をイメージしたものです。


コンセプトは普段使いができて、日常を彩るものになること。色合いとデザインの細部に微熱さんがこだわり作ってくれました。


こちら1枚250円ですが、微熱さんのお店で本を購入してからお越しいただきますと、1枚150円で販売します。是非、微熱ファンのみなさん、おだんごやにもお立ち寄りを。練り切りデザインは当店のみのお取り扱いです。

微熱さんの悪い時とよくない時と、すごくいい時と平熱な時といろんな時の横顔をnoteで見てきました。

彼女の真剣は、この挑戦にも厚化粧で望むほどのものなんで、是非足をお運びください。ついでですが、私好みな美人です。


そして、もう1人。私が全く思うようにできないnoteの女神をご紹介。

ザ 昭和 私の幼少期

この写真から、何も頼んでいないのに

こんなかわいいイラストを描いてくれた

こんな風に展開してくださり、「このイラストを今回、自分のことエッセイ記念にポストカードにしたい」というわがままを「いいよー、作って渡すよ。お金はいらない、米もいらない。私に何かお礼を考えるなら、別の誰かにおだんごさんがまた何か、いい機会をプレゼントしてよ」ときっぱり、はっきりと言ってくれた人。


私はイラストをプレゼントされて、ポストカードをプレゼントされて、それで何もお返しはしちゃだめで、その上、デザインフェスタには来ないでと言われています。証拠note。


どう思いますか。振る舞いがすごい。全く手も足もでない。私の気持ちを端的に表すスタンプがあります。

これ

その人の名はますみさん。早い頃から、私のnoteを応援してくださり、背中を押してくださいました。


今回は押し倒されるほどの愛で、赤ちゃんポストカードは先行予約の方優先で、郵送の方にももちろん、当日購入いただきご希望の方にますみさんからのプレゼントとなります。


もはや、ポストカードのおだんごちゃんは、ますみさんのイラストキャラクターなんで、みなさんを癒すこと間違いなしです。


誰かに何かを頼むということ。


人は1人では生きてはいないことを自覚すること。


自分がありがとうを伝えられる幸せを噛み締めること。


甘えて託して生まれた新しいものに目を見張ること。


自分1人ではできなかったから嬉しいと思うこと。


ほら。

2人1組でストレッチすると、少し身体が柔らかくなるじゃないですか。心もねおんなじですよ。


#note
#文学フリマ東京40
#日常


いいなと思ったら応援しよう!

おだんご お気持ちありがたく頂戴するタイプです。簡単に嬉しくなって調子に乗って頑張るタイプです。お金は大切にするタイプです。