子どもがやるゲームに、ゲームレビューはあてにできるのか?
子どもが遊ぶゲームを選ぶとき、
ゲームレビューを参考にすることがあります。
でも最近、
「子どもがやるゲームに、ゲームレビューって本当に参考になるんだろうか?」
と考えるようになりました。
例えば、最近うちの子供は「ポケモン LEGENDS Z-A」に絶賛はまっているのですが、
レビュー、特にユーザーレビューはあまり良くない。
それってどういうことなのか考えてみました。
ゲームレビューで評価されがちなポイント
昨今のゲームレビューでは、
だいたい次のような点が重視されます。
1. ゲームプレイの質(Gameplay)
操作性やシステムの完成度、レスポンスの良さ
戦闘やパズルなど、コア体験の面白さ
バランス調整やチャレンジの質
→ 多くのレビューで最重要視される項目です。
どんなにストーリーやグラフィックが良くても、
「遊んでいて楽しいかどうか」で評価が大きく左右されます。
2. ストーリー・世界観
登場人物や物語の深さ
世界観の作り込みやテーマ性
→ RPGやアクションアドベンチャーなどでは、
この要素が評価の大きな比重を占めます。
3. 視覚・音響の表現
グラフィックの美しさ
アートスタイル
音楽や効果音の質
→ 没入感を左右する重要な要素。
最近は写実性よりも、独自のアート方向性が評価されることも多いです。
4. リプレイ性・ボリューム
やり込み要素
複数エンディングや追加モードの有無
→ 長く遊べるかどうか、
「コスパ」の観点で語られることも多いポイントです。
5. 全体体験・没入感
体験としてのまとまり
いわゆる「Flow感」
→ 純粋な楽しさや、感情の揺さぶられ方を重視するレビューもあります。
6. イノベーション・独自性
新しい仕組みや挑戦的なアイデア
→ 既存作品との差分を見出せるかどうかが、
特にコアゲーマーの評価につながりやすい部分です。
子どもにとって、本当に重要な評価軸はどこか
この中で、
特に 3. 視覚・音響の表現・4. リプレイ性・ボリューム・6. イノベーション・独自性 あたりは、
「多くのゲームに触れてきた」
「過去作との比較ができる」
「一つのゲームを長くやりたい」
という前提があってこそ評価できる項目です。
そもそも触れてきたゲームの数が少ない子どもにとっては、
あまり関係がない評価軸なのではないか、と思います。
子どもと、大人ゲーマーは前提が違う
子どもと、レビューを書くような熱心な大人のゲーマーとでは、
ゲームにかけてきた時間
比較対象の多さ
情熱の向け方
どれもまったく違います。
大人が
「過去作と比べて物足りない」
「革新性が弱い」
と感じる部分も、
子どもにとっては
「普通に楽しい」
「初めての体験」
だったりします。
昔の名作は、今の子どもにもちゃんと刺さる
実際、
私たちが子どもの頃に楽しんだ
ゲームボーイやファミコンのタイトルを、
Switchなどで遊ばせてみても、
子どもたちは普通に楽しそうにプレイしています。
操作がシンプルで、
目的が分かりやすく、
「遊んでいて気持ちいい」。
そういう要素は、
時代が変わってもちゃんと伝わるんだな、と感じます。
まとめ:子どものゲーム体験は、子ども基準でしか測れない
子どもがやるゲームにおいて、
ゲームレビューは、あくまで参考情報の一つ。
最後にそのゲームを楽しむのは、
レビューを書いた大人ではなく、目の前の子どもです。
多くのゲームに触れてきた人の評価より、
実際に遊んでいる子どもの反応を見る。
そのほうが、よほど正確な「レビュー」なのかもしれません。
ただ、ゲームを長年遊んできた身からすると、
最近のゲームは全体的にしっかり作られていて、
昔みたいに「誰が見ても分かるレベルの失敗作」は、
正直あまり見かけなくなりました。
それでも、私が子どもの頃に遊んだ
ちょっと怪しいゲームや、
今思えば「なんでこれ買ったんだろう?」みたいな作品から、
操作の大切さや、お金の使い方の重要性を学んだのも事実です笑
子どもにとっても、
「合わない」「つまらない」と感じる体験そのものが、
実は貴重な体験なのかもしれません。
あとになって、
じわじわ効いてくる体験なのかもしれません。
※この記事は、はてなブログに掲載した記事の転載です。
(ブログでは英語版も併記しています)
https://www.onlinebackoffice.jp/
