ゴールイメージから始める、ライティングの手法【第10期京都ライター塾 第2回受講レポート】
2024年の1月から3月の3か月間に渡って「書いて幸せになる」をゴールに、全6回の講義が行われる京都ライター塾。
先日、第2回の「原稿の書き方」をテーマにした講義が行われたので、今日はそのレポートを書いてみたいと思います。
ちなみに、第1回講義「ライターとは」のレポートはこちら。
理想の記事の真似をする
"自分らしい文章"が何なのか。それが初めから分かっている人はいません。なので、まずは真似をしてみることから始めてみるのがオススメです。
「こんな記事が書きたい!」と思う記事を見つけ、その記事を分解し、真似をすること。理想とする記事を見つけることは、つまりゴールをイメージすることです。なので、これから書く文章のゴールとなる理想の記事を見つけるためには、普段から色んな文章を読んでおくことが大事になってきます。
理想の記事を見つけることが出来たら、次はそれを分解する作業。その記事の構成、骨となる部分を見ていきます。「ターゲットは?」「どんな流れ?」「よく使われるワードは?」「文体は?」など。内容を見るよりも、一歩引いて抽象的に見ることが大切です。
理想の記事の型を見つけて、その型の真似をする。内容はちがうので、型を真似してもパクリになることはありません。
書く前に考えること
・誰が読むのか?
・文体はどうするのか?
・この記事を通して何を伝えたいのか?
・読んだあと読者にどうなってもらいたい?
書き始める前に、考えるべきは上記の4つ。読むのは誰なのか。小学生なのか、大人なのかで表現の仕方も変わりますし、どの媒体に載せる原稿なのかで文章のテンションも変わります。専門家に向けて書くものなのか、一般人向けに書くものなのか。目的がちがったら、書くことも、インタビュー時に聞くことも変わってきます。なので、まずは書く前にこのようにゴールをイメージすることが大切です。
いきなりPCに向かって書き始めてはいけない
理想の記事を見つけて分解して型を把握し、原稿のゴールをイメージした後にやるべきは、「素材の全体を見渡して取捨選択をする」という、編集作業です。長ったらしい文章は最後まで読んでもらえないこともあるので、何を書くのか、何を書かないのかを決める必要があります。決して、いきなりPCに向かって書き出してはいけません。
せっかくインタビューをして聞き出したことであれば、その全てを記事に盛り込みたい気持ちもありますが、そこをグッとこらえて書くことと書かないことを選別します。削る作業=磨く作業。その選別のための基準は書く前に考えたゴールイメージです。
何を書くかを選ぶことには、その人の個性が現れます。複数人で同じ場所に行ったとしても、視点がそれぞれちがうので、出来上がる記事が全然ちがうこともあります。(この京都ライター塾のレポ記事も、みんな同じ講義を受けているはずなのに、それぞれ異なったレポートに仕上がってくるの、面白いですね)
何を書くか、何を書かないか選択した後に、それらの書く順番を考え、最後の結論をイメージします。実際に書き始めるのは、それから。書く作業に入る前に、準備すべきことはこのようにたくさんあります。
一気に最後まで書く
書くための準備が整ったら、一気に最後まで書くという作業に入ります。書いている途中に調べ物をすると、集中力が途切れてしまうこともあるので、分からない情報があれば開けておいて、まずは1回書き終えてみます(講師のえずさんは、集中力を途切れさせないように「スマホを見ない(電源を切る)」「ネットを見ない」「ポモロードテクニックを使ってタイマーで時間管理」をしているそうです)。
自分が1時間で一体何文字書けるのかを把握しておけば、今後の仕事のスケジュールも立てやすくなり、クライアントに目安をお伝えすることも可能になります。
書く前に準備さえしておけば、書くこと自体はそこまで大したことはありません。
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今回の講義を受けて、いかに「ゴールのイメージを持つこと」が大切なのかが分かりました。それも、ただのぼんやりとしたゴールではなく、詳細で明確なゴール。そのゴールにたどり着くためには、理想の記事を探して分解すること、誰が読むのか、何を伝えたいのか、読んだあとに読者にどうなってほしいのかを考えることが必要です。
そもそもこの"理想の記事を分解する"という作業も、やったことのなかった行為なので、とても新鮮でした。今までのわたしは、理想の記事を見つけたとしても「うわ~素敵な文章だなぁ!」「とってもわかりやすいなぁ!」「読みやすいなぁ!」という感想を抱くのみでした。それが、"どんな構成で作られているのかを一歩引いて抽象的に見る"という新たな視点を教えてもらえたことで、一気に理想の記事の真似がしやすくなったなと感じています。
今回の講義では、自分の頭には無かった考え方や文章を書くにあたっての物の見方をたくさん学ぶことが出来ました。新しいことを学ぶと疑問がたくさん生まれるのですが、講義内では都度「ここまでで何か質問はありますか?」と講師のえずさんが確認してくださるので、とっても質問もしやすかったです。分からないことを分からないまま放置して先に進むのではなく、疑問に思ったことを解決できた上で、次のトピックスに移ることができたので、より理解もしやすかったなと感じました。他の受講生もたくさん質問されていて、その質疑応答を聞いているだけでも、またさらに理解が深まることもしばしばありました。質問すること、質問しやすい環境であることって、大切ですね。
今回の講義でわたしが取ったメモは、なんとノート11ページ分。今回のレポートでは、その中から特にわたしが大事だと思った部分を抜き出してまとめてみました。書きながら、「まだまだ精進が必要だなぁ」と感じる部分も多かったのですが、それは全部自分の伸びしろだと思うので、これから頑張っていきたいです。
そんなわけで、今日もおつかれさまでした!
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